帝国劇場開場2年間のプログラムで俄然注目された三浦環の出演は5回、独唱から歌劇まで(1911-12年) 坪井賢一: コラムニスト 社会かの残響、清冽なり――本田美奈子.と日本のポピュラー音楽史 2014年9月5日 0:10 会員限定 帝国劇場開場の年、1911年と翌12年の演目のうち、三浦環と松井須磨子が出演した月のプログラム『帝劇の五十年』がある。近代日本を象徴する2人の女優の舞台を対比しながら、約100年前に世界へ飛び出す直前の三浦環の足跡をたどってみよう。 続きを読む 関連記事 松井須磨子「カチューシャの唄」(1914)が帝国劇場から日本で最初に流行歌となった 坪井賢一 「蝶々夫人」を1910-30年代に欧米で歌ったソプラノ歌手・三浦環の数奇な音楽人生 坪井賢一 服部良一と淡谷のり子が「ブルース」で席巻、昭和戦前のジャズ・ソング全盛期を創出 坪井賢一 松井須磨子、中山晋平、竹久夢二を見出した天才的プロデューサー島村抱月のすべて 坪井賢一 特集 最新記事 ニュースな本 たった6分でストレスが7割も減る「すごい習慣」とは? カラダご医見番 孤独な女性ほどテレビ視聴時間が増え、座りっぱなしが健康リスクに…英国の研究より Diamond Premium News トランプ関税と雇用悪化を背景にFOMC理事2人が「変節」した理由、9月に利下げ再開の公算大 ニュースな本 原爆投下から爆発まで43秒間…爆心地の近くにいた中学生たちのつらすぎる最期【ロングセラーをマンガ化】 続・続朝ドライフ 80年前8時15分に止まった日常と、メイコがまた動き出した朝【あんぱん第93回レビュー】 最新記事一覧