Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、DEX(分散型取引所)の一種で、仮想通貨(暗号資産)の永久契約(満期のない先物契約)を取引できる分散型取引プラットフォームである。
そして、仮想通貨HYPEはHyperliquidの独自トークンである。2024年11月末にエアドロップが実施され話題となった。
この記事では、Hyperliquidの特徴、使い方、将来性、注意点やリスク、HYPEの値動きなどについて詳しく解説する。
- Hyperliquidは、完全にオンチェーンのオープンな金融システム」の実現を目標にしている
- Hyperliquidは、レイヤー1(L1)ブロックチェーン上に構築されている
- Hyperliquidは、永久先物取引を提供している
- Hyperliquidの仮想通貨永久先物取引は、現状では流動性が低い可能性がある。価格変動が大きく、規制が緩い点において、非常にリスクが大きい取引である
- 仮想通貨(暗号資産)取引を始めるなら、国内大手取引所のコインチェックが利用できる
HYPEを入手する際には、コインチェックなどの国内取引所で元手となる通貨を入手する必要がある。
コインチェックはビットコインやイーサリアムなど、31種類の仮想通貨を取り扱っていて、すべての銘柄を500円程度の資金から投資することができる。
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口座開設に手数料はかからないので、気になる方はこの機会にコインチェックの公式サイトをチェックしてみるといいだろう。
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Hyperliquid(ハイパーリキッド)とは?
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名称 | Hyperliquid |
開発元 | Hyperliquid Labs |
関連組織 | Hyper Foundation |
ブロックチェーン | Hyperliquid L1 |
取り扱い銘柄数 | 170(2025年2月時点) |
取引の種類 | 永久先物取引(perpetual exchange) 現物取引 |
レバレッジ | 50倍 |
取引手数料 | Maker -0.002%、Taker 0.025% |
独自通貨 | HYPE |
HYPEの価格* | $24.39 |
HYPEの時価総額* | $8,147,654,403 |
HYPEの時価総額ランキング* | 25位 |
Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、DEX(分散型取引所)の一種である。
Hyperliquidは、レイヤー1(L1)ブロックチェーン上に構築されており、永久先物取引(満期日が設定されていない先物取引)、現物取引を提供している。
永久先物取引では、ビットコインをはじめとするメジャーな仮想通貨だけでなく、幅広い種類の仮想通貨を取引することができ、最大50倍のレバレッジ取引が可能だ。
「完全にオンチェーンのオープンな金融システム」というビジョンのもと、すべての取引や処理がブロックチェーン上で実行され、誰でも自由にアクセスできる。
開発元のHyperliquid Labsは、2022年夏にDeFi分野に進出後、Hyperliquid開発を通じてユーザーの取引の利便性を改善することを目的とした取り組みを行っている。
関連組織のHyper Foundationは、Hyperliquidブロックチェーンとそのエコシステムの開発を支援することを目的としている。
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Hyperliquid(ハイパーリキッド)の特徴
ここからは、Hyperliquidの特徴について詳しく見ていこう。
- 永久先物取引
- 独自のコンセンサスアルゴリズムを採用
- オンチェーンオーダーブック
- マルチシグとセキュリティ強化
- 早期ユーザーに高額エアドロップを実施した
永久先物取引
Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、仮想通貨の永久契約(満期のない先物契約)を取引できる分散型取引プラットフォームである。
永久契約であるため、満期日が存在しない。そのため、ユーザーはポジションを無期限に保有することができる。
これは、従来の先物取引とは異なり、限られた期間内に決済を強制されることがないということだ。
また、このプラットフォームでは、ユーザーは証拠金を利用してレバレッジをかけ、仮想通貨の価格変動から利益を得ることができる。
レバレッジ取引ができるので、少ない資金でより大きな取引することが可能だ。
独自のコンセンサスアルゴリズムを採用
Hyperliquidは、HyperBFTと呼ばれる独自のコンセンサスアルゴリズムを使用している。
HyperBFTは、高速で安全なコンセンサスアルゴリズムとして知られるHotStuffとその後のアルゴリズムから大きな影響を受けている。
このHyperBFTにより、ブロック生成から承認までの時間(block latency)を1秒未満にすることができる。
これは、他の多くのブロックチェーンと比較して非常に高速であり、Hyperliquidの高い取引処理能力を支えている。
オンチェーンオーダーブック
Hyperliquidは、すべての取引に関わる処理がオンチェーンでオープンに行われる。
多くの取引所では、オーダーブックはオフチェーンで管理され、取引所が仲介役として機能するのが一般的だ。
しかし、Hyperliquidのオーダーブックはブロックチェーン上に存在し、すべての取引活動がブロックチェーンに記録される。
早期ユーザーに高額エアドロップを実施した
Hyperliquidは2024年11月29日に、独自の暗号資産「HYPE」のエアドロップを行った。
2023年11月からスタートしたポイントプログラムに基づき、早期ユーザーが蓄積したポイントをもとにHYPEが配布された。SNS上では、大量のHYPEを獲得したという投稿が多く見られている。
エアドロップは国内外のユーザーに配布されており、中には8万3,450HYPE(投稿時点のレートで約4,600万円相当)を受け取った例も報告されている。
エアドロップは現在終了しているが、2025年2月現在はすでに暗号資産「HYPE」が上場されている。
「仮想通貨に投資したいけど、急な出費に備えたい」という人もいるだろう。コインチェックなら、日本円の即時出金に対応しているので急に日本円が必要な時でも安心だ。
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Hyperliquid(ハイパーリキッド)の使い方
Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、仮想通貨の永久契約(満期のない先物契約)を取引できる分散型取引プラットフォームである。
Hyperliquidの永久先物取引には、後述するような、さまざまな注意点やリスクがあるため、一般的な国内の仮想通貨取引と同じようなスタンスで取引をするのは適切ではない。
したがって、Hyperliquidの取引を推奨するものではないが、そのサービス内容について解説する目的で、その使い方を紹介しておく。
- ウォレットを接続する
- 証拠金の入金
- 取引する仮想通貨の選択
- 注文確定
ステップ1:ウォレットを接続する
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Hyperliquidを使用するには、Hyperliquidの取引画面右上にある「Connect」をクリックしてウォレットを接続する必要がある。
メタマスクなどのお好みのウォレットもしくはeメールで接続することが可能だ。
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ステップ2:証拠金の入金
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Hyperliquidに接続したら取引を開始できる。取引を開始するには、USDCを証拠金として入金する必要がある。
また、証拠金としてUSDCを準備する以外に、USDCを送金するためのガスとしてETHが必要だ。
取引画面右側にある「Deposit」をクリックすると、送金先のアドレスが記載されたポップアップが表示されるので、送金を完了しよう。
これで取引を始める準備が完了だ。
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ステップ3:取引する仮想通貨の選択
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取引の準備ができたら、次に取引したい仮想通貨を選択する。
Hyperliquidの永久契約(Perpetual Contracts)では、現物取引のようにトークンそのものを購入するのではなく、証拠金としてUSDCを使用して取引したい仮想通貨を買い(ロング)または売り(ショート)する。
ステップ4:注文確定
ポジションのサイズを入力し、内容を確認したら「Confirm」をクリックして注文を確定する。
以上が、Hyperliquidの基本的な使い方だ。
HYPEトークンの価格動向
ここからはHyper Foundationがネイティブトークンとして発行したHYPEトークンの価格動向を見ていこう。
以下は、2024年11月に上場してから2025年2月現在までのHYPE/USDC価格動向だ。

HYPEトークンは、2024年11月29日に上場した。
チャートを見ても分かるように、上場から間もなく順調に上昇トレンドが形成されていることが分かる。
上場直後は1.8ドルほどでスタートしたが、2025年2月現在は24ドルほどの高値で推移している。
Hyperliquidでは、まずHyperEVMのメインネット立ち上げが期待されていたが、先にHYPEトークンのローンチが行われたことが大きな話題になっていた。
HYPEトークンのローンチはHyperEVMの立ち上げが間近であると判断され、価格上昇を後押ししたと言えるだろう。
また、2024年12月にはビットコインが1,600万円の最高値を記録するなど、仮想通貨市場全体での上昇も影響している。
現在は高値圏でレンジを形成中だが、まだ上場して間もない通貨のため、急激な価格変動には注意してほしい。
なお、2025年2月にHyperEVMは立ち上げられたが、明確な上昇には至っていない。
今後のHYPEトークンの価格は、「プロジェクトの進捗状況」や「仮想通貨市場全体の動向」により、大きな影響を受ける可能性がある。
HYPEの投資にあたっては、十分な情報収集を行い、慎重な判断をすることが重要だ。
直近の価格動向
次に、直近約2ヶ月の細かい価格動向に絞って見ていこう。以下は、2024年12月22日~2025年2月21日までの直近約価格動向だ。
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2024年12月22日〜23日にかけては、HYPEがハッカーの標的になっているとの憶測が広まり一時25%安となった。
その後は、現在に至るまでレンジ気味に推移していることが見てとれる。
2025年1月9日には、レイヤー1ブロックチェーンの「ハイパーリキッド」は、分散化の欠如やバリデーターに関する指摘を受けて対応策を発表した。
この批判は、複数のブロックチェーンでノードを運営するコーラスワンのカム・ベンブリク氏が、同社がクローズドソースコードを使用している点やノードオペレーターの制限を指摘したことで広まり、HYPEも一時15%下落している。
2025年1月21日には、仮想通貨に友好的な姿勢を示すドナルド・トランプ氏の就任により、仮想通貨市場が上昇傾向にあった。
2025年2月現在は、トランプ氏の強引とも言える関税政策がアメリカのインフレを再燃させる可能性があると懸念され、ビットコインを含む仮想通貨市場全体が下落相場になっている。
一方HYPEは目立った下落を見せておらず、現在も高値圏でレンジを形成中だ。2024年11月29日の上場からまだ大きな下落を経験していないため、今後の価格変動が注目されている。
HYPEは国内取引所では扱っていないが、取引する際にはコインチェックなどの国内取引所で元手通貨を準備する必要がある。
コインチェックは、31種類もの通貨を少額の500円程度から入手可能だ。
ぜひこの機会に、Coincheck公式サイトをチェックしてみてほしい。
HYPEのテクニカル分析①短期的な予想・見通し
ここからは、より深くHYPEの将来予想や見通しについて、テクニカル分析を用いて解説していきたい。「短期的にはHYPEはどのように推移するの?」と疑問をお持ちの方はぜひとも参考にしてほしいと思う。
1~3ヶ月ほどのスパンの分析を展開していく。テクニカル分析はあくまでも、分析手法の一つであり、その予想は決して絶対ではないということを念頭においてほしい。
HYPEの現状
HYPEの価格の短期的なトレンドを把握するために、HYPEの価格推移をHYPE/USDチャートで確認していこう。
次のチャートは、2024年12月4日から2025年2月5日までの4時間足の値動きを示したものだ。

2025年2月5日現在、HYPEの価格は4時間足レベルの時間軸においてレンジ相場を形成しており、26.25ドル付近で推移している。
2025年12月4日から現在までの相場状況を詳しく見てみると、2024年12月22日に高値35.17ドル(赤枠上)を付けて以降、一貫して下落基調を見せていたHYPEの価格は、2025年1月13日に18.89ドル(赤枠下)まで下落する局面が見られた。
安値18.89ドルを付けて以降は下落の勢いが衰え、安値を切り上げ上昇反発する局面も見られた。
しかし、上昇の勢いは弱く、27ドル付近(赤枠中)で上値を抑えられており、現状、18ドルから28ドルの範囲内でレンジ相場を形成している。
今後は現在のレンジ相場からどのようにトレンド転換するかがポイントとなる。
今後の価格動向
現状の相場状況を踏まえた上で、今後1ヶ月程度の短期的なHYPEの価格について見ていく。
次のチャートは、2024年12月4日から2025年2月5日までの4時間足の値動きを示したものだ。

直近のHYPEの相場状況は、4時間足レベルの時間軸においてレンジ相場を形成している。
下降トレンドの中で、2025年1月13日に18.89ドル(赤枠左)まで下落する局面が見られたHYPEの価格は、その後レンジ相場に移行しているのが確認できる。
また、2025年1月13日から2月5日現在までチャネルの範囲内で価格が推移していることも確認できる。
さらに、29ドル付近から31.5ドル付近には、赤帯で示すレジスタンス帯が確認できるので、相当上昇する勢いがない限り、この価格帯で上値を抑えられる可能性が高い。
今後の展開については、現在のレンジ相場からどのようにトレンド転換するかがポイントとなるが、現在のチャートの形状から今後もチャネル内で推移する可能性を想定したい。
上昇する場合の直近の上値メドは、29ドル付近から31.5ドル付近となる。一方で直近の下値メドは、21ドル付近か19ドル付近である。
上昇トレンドに転換するには、チャネルの範囲内でダブルボトムを形成するか、28.36727524ドル(緑枠)を上抜いた上で、安値を切り上げる必要がある。
また、上昇反発してもトレンド転換できず、20.01985986ドル(赤枠右)を下抜けた場合、レンジ相場の継続もしくは下降トレンドに転換する可能性が高くなる。
今後はこれらの点に注目しつつ価格推移をチェックしたい。
HYPEのテクニカル分析②長期的な予想・見通し
次に、HYPEの長期的な見通しをテクニカル分析で解説していく。
長期的なHYPE相場の全体像を把握するために、HYPEの価格推移をHYPE/USDチャートで確認していこう。
次のチャートは、2024年12月4日から2025年2月5日までの日足の値動きを示したものだ。

2025年2月5日現在、HYPEの価格は26.6ドル付近で推移しており、チャートの形状からトレンドは発生しておらず、方向感のない相場状況である。
2024年12月4日から現在までの相場状況を見てみると、12月中旬まで大きく上昇していたHYPEの価格は、21日に一時35.17ドル(赤枠上)を付ける上昇を見せた。
しかし、それ以降上昇の勢いが弱まり下落基調に転じると、2025年1月9日には18.89ドル付近(赤枠下)まで下落する局面が見られた。
直近では、安値を徐々に切り上げているのが確認できるので、今後上昇する可能性がある。
このような相場状況の中、長期的な視点でどのようなシナリオが想定できるかが今後のポイントとなる。
今後の価格動向
現状の相場状況を踏まえた上で、今後半年~1年程度の長期的なHYPEの価格について見ていく。
次のチャートは、2024年12月4日から2025年2月5日までの日足の値動きを示したものだ。。

HYPEの価格は、日足レベルの時間軸において、方向感のない相場が続いている。
長期的な相場状況を踏まえた上で、価格動向を細かく分析してみると、2025年1月9日に18.89ドル付近まで下落したHYPEの価格は、それ以降下げ止まりを見せているのが確認できる。
今後の展開については、上昇、下降、レンジという3つのシナリオが想定できるが、安値の切り上げが確認できることから、まず上方向へのシナリオを想定する。
このまま安値を切り上げて、高値35.17ドル(赤枠左)をローソク足の実体で明確に上抜くことができた場合、上位足である週足レベルの時間軸において上昇トレンドが確定する。
上昇する場合、43ドル付近から60ドル付近が長期的な上値メドとなる。上昇トレンドが続く限り、更なる上昇も想定できる。
フィボナッチ比によると、60ドルを明確に超えた場合、次のターゲットは84ドル付近となっていることから、60ドルを超えてからの相場展開次第で、84ドル付近まで価格が上昇する可能性もある。
一方で、もし価格が18.89ドル(赤枠右)を下抜けた場合、レンジ相場の継続、あるいは上値を抑えられ高値を切り下げた後、下降トレンドに転換する可能性が高まる。
下落する場合、10.44ドル付近が長期的な下値メドとなるが、下落トレンドが続く限り更なる下落も想定したい。
仮想通貨取引におすすめの取引所
Hyperliquidを通じて、仮想通貨取引に興味を持った方も多いだろう。
そこで以下では、仮想通貨取引におすすめな国内取引所を2社紹介していく。
Coincheck
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 31種類 BTC、XRP、ETH、BCH、XEM、 LSK、LTC、ETC、XLM、MONA、 QTUM、BAT、IOST、ENJ SAND、DOT、DOGE、FNCT、CHZ、 LINK、DAI、IMX、APE、MATIC、MKR、 AXS、WBTC、AVAX、SHIB、BRIL、BC |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):500円相当額 現物取引(取引所):0.005 BTC以上、かつ500円(相当額)以上 |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):無料 |
仮想通貨の送金手数料 (ビットコインの場合) |
0.0005~0.016 BTC |
その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート 貸暗号資産サービス ステーキングサービス(β版) |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判・口コミ |
Coincheckはマネックスグループ傘下の仮想通貨取引所で、ビットコインをはじめとして31種類の仮想通貨を取り扱っている。
レバレッジ取引のサービスはなく、現物取引に特化しており、取引の形式は「取引所」と「販売所」の2種類がある。
これら2種類のうち、取引所を利用してビットコインを取引する場合は、取引手数料がかからないようになっているため、ビットコインをメインの取引対象とするのであれば、Coincheckがうってつけだ。
また、Coincheckはシンプルで扱いやすい取引アプリが人気で、2019年から2023年にかけて、ダウンロード数No.1を獲得している。※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
ダウンロードは無料でできるので、興味があるなら口座を開設する前に、口座開設の検討材料の1つとして取引アプリに触れてみてはいかがだろうか。
bitbank
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提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱い銘柄数 | 41種類 |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):0.0001 BTC 現物取引(取引所):0.0001 BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):Maker -0.02%、Taker 0.12% |
仮想通貨の送金手数料 (ビットコインの場合) |
0.0006 BTC |
その他のサービス | 貸して増やす(レンディングサービス) |
公式サイト | bitbank公式サイト |
関連記事 | bitbankの評判・口コミ |
bitbankは、豊富な銘柄を扱う仮想通貨取引所である。
販売所形式だけではなく取引所でもビットコインを含む41銘柄の取引が可能だ。
また、ほとんどの銘柄を取引所から売買できるため、取引コストを抑えられる点が魅力となっている。
セキュリティ面に力を入れていることも、bitbankの重要な特徴の1つであり、2018年には第三者機関からセキュリティ性能での日本一*の評価を与えられたこともある。*2018年10月3日 ICORating調べ
仮想通貨HYPEの買い方
仮想通貨HYPEは、現時点で国内取引所では扱っていない。
しかし、現在高騰中のHYPEを入手しておきたいという方も多いだろう。
そこで以下では、仮想通貨HYPEの入手方法について、国内取引所のCoincheckを例に紹介していく。
国内仮想通貨取引所の口座を用意する
まずはコインチェックの公式サイトにアクセスして、口座開設を申し込もう。
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コインチェックの口座開設手順は以下の3ステップで、すべての手続きがオンライン上で完結する。
また、本人確認を「スマホでスピード本人確認」で行った場合は、最短1時間で取引を始めることができる。
- メールアドレスの登録
- 基本情報の入力
- 本人確認
なお口座開設の詳しい流れは、以下の記事において画像を交えながら解説しているので、コインチェックの利用を考えている方は、ぜひそちらも参考にしてみてほしい。
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購入資金を入金する
口座開設が完了したら、次はその口座にHYPEを購入するための資金を入金しよう。
コインチェックの場合、入金方法は銀行窓口やATMなどから振り込む「銀行振込」・「コンビニ入金」と、「クイック入金」の3種類がある。
自分が利用しやすい入金方法を利用して、購入資金を口座へ入金してみよう。
元手となるビットコインもしくは、イーサリアムを購入する
コインチェックへ資金の入金ができたら、送金用通貨を購入しよう。HYPEはHyperliquid(ハイパーリキッド)で入手可能だが、HyperliquidにはUSDCを証拠金にするのが一般的だ。
コインチェックを含む国内取引所ではUSDCを扱っていないので、ここではメジャー通貨のビットコインやイーサリアムを入手しておくと良いだろう。
元手通貨をUSDCに交換する
コインチェックで元手の通貨が用意できたら、USDCへ交換をする必要がある。
USDCは、海外取引所への送金後に現物取引で交換可能だ。また、MetaMaskなどのウォレットを使って交換もできる。
MetaMaskをUSDCに交換する方法
MetaMaskに元手通貨を送金後、「スワップ」をタップする
→スワップ元の通貨でBTCやETHを選び、スワップ先の通貨としてUSDCを選択後にスワップボタンをタップする。
USDCを入金しHYPEを入手する
USDCが入手できたら、先述した「Hyperliquid(ハイパーリキッド)の使い方」の手順でUSDCをHyperliquidへ送金できる。
送金が完了したら、HYPEを選択して買い(ロング)を選択することで入手可能だ。
※海外取引所は日本の金融庁から認可を受けていないため取引にはリスクを伴います。取引する際は自己責任で行うようにしましょう。
Hyperliquid(ハイパーリキッド)の将来性
Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、独自のコンセンサスアルゴリズムを使用している。
ここからは、そんなHyperliquidの将来性を考察してみよう。
- マルチシグ機能によるセキュリティ強化
- ステーキングサービスの開始
- HyperEVMのメインネット立ち上げ
- Hyperliquid上のミームコインの盛り上がり
- 成長を続けるエコシステム
- 活発なコミュニティ
マルチシグ機能によるセキュリティ強化
Hyperliquidは、2025年2月にマルチシグ機能のサポートを発表した。
スマートコントラクトの脆弱性に依存せず、より高いセキュリティが確保される見込みだ。
マルチシグ
1 つのアカウントを複数の秘密鍵で管理する仕組み、不正アクセスの防止や管理の分散化に役立つ技術
これにより、すべてのアクションが複数の署名者による承認を必要とし、システム障害のリスクを軽減できる。
さらに、マルチシグの承認ユーザーは最大10人まで設定可能。1 人のユーザーが複数のマルチシグの承認者になることもできる。
また、API ウォレットを活用したトランザクション管理も可能であり、セキュリティを強化しつつ利便性も向上させる仕組みも提供される見通しだ。
セキュリティ強化に向けた本方針は、Hyperliquidのさらなる活性化が期待できるだろう。
ステーキングサービスの開始
ハイパーリキッドでは、2024年12月よりHYPEトークン保有者向けにネイティブステーキングを導入している。
トークン保有者は、ステーキングを通じてバリデーターを選び、ネットワークの安全性を支えることで報酬を得る仕組みだ。
初期段階では3億HYPE(約84億ドル)がステーキングされ、ローンチ後1時間でさらに700万HYPEが追加。トークンは16のバリデーターに分散されている。
ロックされたトークンもベスティングスケジュールに基づきステーキング可能だが、得られる報酬はロック解除まで利用不可となっている。
このステーキング機能はHYPEトークンの発行からわずか1カ月後に実装された。
このステーキングの導入は、HYPEトークンのエコシステムを強化し、ハイパーリキッドの競争力と成長を後押しする一歩といえる。
HyperEVMのメインネット立ち上げ
Hyperliquidでは、2025年2月にHyperEVMのメインネットが立ち上がっており話題になっている。
HyperEVMは、ブロックチェーンの一部として汎用EVMを統合しており、特に重要なのは別のチェーンに依存せず、L1の他の機能と同じHyperBFTコンセンサスによって保護されている点だ。
これにより、EVMはL1上のネイティブ機能(スポット注文帳やパーペチュアル注文帳など)と直接連携することができるようになる。
その結果、ユーザーはネイティブスポット注文帳を利用して、手数料を最小限に抑えつつ、高い流動性のもとでトークンを取引可能だ。
さらに、同じ資産をEVM上のアプリケーションでもシームレスに活用できるのが特徴だ。
また、Hyperliquidの独自トークンHYPEは、HyperEVMのガストークンとしての機能も予定されている。
Hyperliquid上のミームコインの盛り上がり
Hyperliquidにおけるミームコインの活発な動きが、プラットフォームの独自トークンHYPEの価格に影響を及ぼす可能性が注目されている。
このプラットフォームは、独自のL1アプリチェーンとして機能し、分散型環境でレバレッジを活用したパーペチュアル取引を可能にしているだけでなく、PurrやPointsなどのミームトークンを取り入れたエコシステムを構築している。
特に注目されるのは、猫をテーマにしたPURRや大本鐘をモチーフにしたBIGBENで、それぞれが短期間で大幅な価格上昇を達成している。
これらのミームコインの成功により、Hyperliquidが新しい「MEMEブルーオーシャン市場」の拠点として位置づけられる可能性が高まりつつある。その結果、独自トークンHYPEにも大きな波及効果が期待されている。
HYPEは、エコシステム全体の成長に伴って価値を高める仕組みとなっており、ミームコインの価格上昇が取引量やユーザーの増加を促すことで、さらなる需要が生まれると考えられる。
ミームコインの市場動向とHYPEの成長は、Hyperliquidがこの分野でどれだけ競争力を維持できるかを見極める上で重要な指標となるだろう。
成長を続けるエコシステム
Hyperliquidは、独自のレイヤー1ブロックチェーン上に構築されており、ネイティブトークン(HYPE)の導入、スポット取引の拡充など、今後もさまざまな開発が予定されている。
これらの開発が成功すれば、Hyperliquidのエコシステムはさらに拡大し、プラットフォームの魅力が高まる可能性がある。
例えば、Hyperliquidエコシステム内で使用できるネイティブトークンが発行され、プラットフォームのガバナンスや取引手数料の支払いなどに利用されるといったことが考えられる。
またスポット取引拡充は、より多くのユーザーや取引量をHyperliquidに呼び込む可能性がある。
活発なコミュニティ
Hyperliquidは、X(66.8Kフォロワー) やDiscordで活発なコミュニティを構築している。
活動的なコミュニティは、プラットフォームの成長を促進する上で重要な要素となる。
また、SNS以外にも定期的にブログを更新するなど、プロジェクトの最新情報を発信している。
これらの取り組みから、コミュニティ主導のアプローチでプロジェクトの目的を実現しようとしていることが伺える。
Hyperliquid(ハイパーリキッド)の注意点/リスク
Hyperliquid(ハイパーリキッド)のエコシステムには、以下に解説するように、多くの注意点、リスクが存在する。
海外プロジェクトである
Hyperliquidは海外発のプロジェクトであり、日本の法規制が直接及ばない。特に、消費者保護の観点から利用者にとってリスクとなる。
もし、Hyperliquidを利用する上でトラブルが発生した場合、日本の法律に基づいた保護を受けることは困難であるため、リスクを十分認識する必要がある。
このことは、詐欺やハッキング、プラットフォームの突然の閉鎖などのリスクに対して、ユーザーが無防備な状態に置かれる可能性があることを意味する。
また、2025年2月現在、Hyperliquidのネイティブトークン「HYPE」はローンチされているものの、まだ上場して間もないため変動が激しい状況だ。
さらに、世界的に仮想通貨に関する規制が進む中、Hyperliquidも将来的に何らかの規制対象となる可能性があることにも注意が必要だ。
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低い流動性
Hyperliquidは、まだ比較的新しいプラットフォームである。そのため、他の主要な取引所と比較して、取引量や流動性が低い可能性がある。
流動性の低さによは、スムーズな取引ができなくなる可能性がある。具体的には、大口の注文が価格を大きく変動させてしまう恐れがある。
また、意図した価格で約定しないリスクや、注文が成立するまでに時間がかかる、または注文が成立しないといった可能性もある。
これは、少ない資金で大きな取引を行うレバレッジ取引には大きなリスク要因となる。
DEXとしてのリスク
先述の通り、HyperliquidはDEXであるため、DEX特有のリスクも内在している。代表的なリスクとして挙げられるのは、管理主体が不在であるという点や、上場審査が存在せず誰でもトークンを上場させることができる点だろう。
Hyperliquidはブロックチェーン上に構築され、スマートコントラクトを用いて制御されており、中央集権的な管理主体が存在しない。そのため、思わぬトラブル等に見舞われても補填等を受けられる可能性が低いというリスクを抱えているとも言える。
また、Hyperliquidはパーミッションレスな上場プロセスを目指しており、詐欺(スキャム)トークンなどであっても上場する可能性があるといえるだろう。
プラットフォームとして歴史の浅さ
Hyperliquidは2022年より運営が開始されたDEXであり、プラットフォームとしての歴史は比較的浅い。ま古くより稼働しているその他のDEXと比べて新しいと言えるだろう。
そのため、予期せぬトラブルが発生した際の対応力や、プラットフォームの成長可能性などが未知数である点も注意が必要だ。
永久先物取引であることのリスク
Hyperliquidには、永久先物取引であるが故のリスクも存在している。永久先物取引とは期限がない先物取引のことであり、レバレッジを利用することが一般的だ。
しかし、ボラティリティが通常でも比較的高い仮想通貨にレバレッジをかけることは、さらなるボラティリティの高まりにつながり、リスクが通常の先物取引と比べても非常に大きくなる点に注意が必要である。
加えて、永久先物取引では価格操作のリスクについても留意が必要だろう。
特に、流動性が低い銘柄においては、大口の注文を行うことで比較的容易に価格を変動させることが可能だ。これにより、価格が急上昇/急降下し反対のポジションを持っていた場合、強制精算(ロスカット)され投資した資金を全て失ってしまうという結果に終わる可能性も十分にある。
また、永久先物取引に関しては、日本の規制が及ばないだけでなく、現地国の規制も十分になされていない場合が多い。
そのため、取引の破綻やセキュリティ上の問題等が生じた場合に、法的な補償は期待できないだけでなく、取引が透明性に欠け、適法な経済取引ではないとみなされれば、取引すること自体について違法性が問われる可能性も完全には否定できない。
Hyperliquid(ハイパーリキッド)のまとめ
Hyperliquidは、レイヤー1(L1)ブロックチェーン上に構築されており、永久先物取引(満期日が設定されていない先物取引)、現物取引を提供している。
「完全にオンチェーンのオープンな金融システム」というビジョンのもと、すべての取引や処理がブロックチェーン上で実行され、誰でも自由にアクセスできる。
永久契約は、ポジションを無期限に保有することができる。これは従来の先物取引とは異なり、限られた期間内に決済を強制されることがない。
多くの取引所では、オーダーブックはオフチェーンで管理され、取引所が仲介役として機能するのが一般的だが、Hyperliquidのオーダーブックはブロックチェーン上に存在し、すべての取引活動がブロックチェーンに記録される。
- Hyper Foundationは、Hyperliquidブロックチェーンとそのエコシステムの開発を支援する組織である
- Hyperliquidは、仮想通貨の永久契約を取引できる分散型取引プラットフォームである
- Hyperliquidは、HyperBFTと呼ばれる独自のコンセンサスアルゴリズムを使用している
- Hyperliquidの仮想通貨永久先物取引は、現状では流動性が低い可能性がある。価格変動が大きく、規制が緩い点において、非常にリスクが大きい取引である
- 仮想通貨を購入するならコインチェックを利用できる
「仮想通貨に興味があるけど、どこで始めればいいかわからない」という人もいるだろう。
コインチェックはビットコインやイーサリアムなど、31種類の仮想通貨を取り扱っていて、すべての銘柄を500円程度の資金から投資することができる。
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