コインチェック(Coincheck)は、コインチェック株式会社が運営する、2014年8月にサービスの提供が始まった仮想通貨(暗号資産)取引所だ。
従来から高い人気を誇っていたが、2018年には金融大手・マネックスグループの傘下に入り、さらに盤石な体制を築いている。
今回は、そんなコインチェックのメリット・デメリットや、評判などを解説していく。
- コインチェックは、金融大手のマネックスグループに属する仮想通貨取引所
- 現物取引(取引所)では、取引手数料がかからない
- どの銘柄も、500円程度から投資することができる
- 自動積立やIEOなど、通常の仮想通貨取引以外のサービスも充実している
- かんたん本人確認を利用すれば、最短1日で取引を始めることが可能
コインチェックはビットコインやイーサリアムなど、31種類の仮想通貨を取り扱っていて、すべての銘柄を500円程度の資金から投資することができる。
口座開設に手数料はかからないので、気になる方はこの機会にコインチェックの公式サイトをチェックしてみるといいだろう。
コインチェック(Coincheck)とは?
名称 | コインチェック(Coincheck) |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
サービス開始 | 2014年8月 |
提供する取引形式 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨の数 | 31種類(2024年12月時点) |
最小取引数量 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):500円相当額 現物取引(取引所):0.005BTC以上かつ500円(相当額)以上 |
その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート Coincheck貸暗号資産サービス ステーキングサービス(β版)(一時停止中) OTC取引サービス(一時停止中) |
トラベルルールに伴い採用しているシステム | TRUST |
公式サイト | コインチェック公式サイト |
コインチェック(Coincheck)は、マネックスグループに属するコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所で、2024年12月時点で国内最大級となる31種類の仮想通貨を取り扱っている。
その人気は上々で、ユーザー数は2021年3月末時点で256万人超え、取引アプリのダウンロード数では国内取引所の中でNo.1※を獲得している。※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
また、親会社のマネックスグループ株式会社が東証プライム上場の大手企業であることから、資金面やセキュリティ技術に対する信頼性も高い。
仮想通貨の販売所・取引所サービスに加え、IEOを既に実施した実績やNFTの売買プラットフォームを用意しているなど幅広い仮想通貨のサービスを提供しているのが印象的だ。
これから仮想通貨の投資をスタートさせたいという読者にとっては、有力な候補の1つとなる取引所であろう。
【2024年12月最新】コインチェック株式会社の親会社がナスダックに上場
2024年12月に、コインチェック株式会社の親会社であるCoincheck Group N.V.が米大手証券取引所ナスダックに上場することが発表された。
ティッカーシンボルは、「CNCK」で、2024年12月11日より取引が開始される予定だ。
日本の暗号資産取引所の親会社がナスダックに上場するのは市場初となっており、今後のサービス拡大が期待されている。
代表取締役の蓮尾聡氏は、今回のナスダック上場を受け、「暗号資産の可能性を広げていく意気込み」を示した。
過去にハッキングに合いセキュリティ水準が懸念される次期もあったが、2018年にマネックスグループの傘下に入りセキュリティを強化させている。
コインチェック(Coincheck)の手数料
まずは、コインチェックを利用するときに必要となる各種手数料を一覧にまとめた。
手数料の種類 | 概要 |
---|---|
口座開設手数料 | 無料 |
口座維持手数料 | 無料 |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり(0.1~5.0%) 現物取引(取引所):無料 |
日本円の入金手数料 | 銀行振込:振込手数料は自己負担 コンビニ入金(3万円未満):770円 〃 (3万円以上30万円以下):1,018円 クイック入金(3万円未満):770円 〃 (3万円以上50万円未満):1,018円 〃 (50万円以上):入金金額×0.11% + 495 円 |
日本円の出金手数料 | 407円 |
仮想通貨の入金手数料 | 無料 |
仮想通貨の送金手数料 | 通貨ごとに異なる |
特筆すべき点は、現物取引(取引所)には取引手数料がかからないことだ。
コインチェックは現物取引に、コインチェックとユーザーの間で取引をおこなう「販売所」と、ユーザー同士で取引する「取引所」の2つのサービスを提供している。
競合他社の多くでは、取引所を利用する際には取引手数料がかかるのだが、コインチェックは無料で利用できるため、他社と比べた場合によりコストを削減することができる。
しかし、全ての取扱通貨が取引所で売買できず、アプリ版では販売所しか対応していないという点は注意が必要だ。
もちろん、ビットコインは取引所で売買することが可能なので、ビットコインの投資を検討する際に手数料無料で購入できるのはユーザーにとって有り難いだろう。
アプリのみでアカウントを保有しているユーザーの場合、全ての取引が販売所で行われてしまい手数料が発生してしまう。
なるべく、これから仮想通貨への投資を考えている人はWEB版でのコインチェックも確認していこう。
コインチェック(Coincheck)のメリット
多くのユーザーを抱える人気の仮想通貨取引所・コインチェックには、次のようなメリットがある。
- 31種類もの仮想通貨を取り扱っている
- スマホアプリが使いやすい
- 少額から仮想通貨取引を始められる
- 仮想通貨取引以外のサービスも充実している
31種類もの仮想通貨を取り扱っている
コインチェックは、2024年12月時点で以下31種類の仮想通貨を取り扱っている。
これは、国内では最大級の取り扱い数だ。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- ポリゴン(MATIC)
- パレットトークン(PLT)
- サンド(SAND)
- ポルカドット(DOT)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- チリーズ(CHZ)
- チェーンリンク(LINK)
- ダイ(DAI)
- メイカー(MKR)
- イミューダブル(IMX)
- エイプコイン(APE)
- アクシーインフィニティ(AXS)
- ラップドビットコイン(WBTC)
- アバランチ(AVAX)
- 柴犬コイン(SHIB)
- ブリリアンクリプトトークン(BRIL)
- ブラッドクリスタル(BC)
より多くの通貨を取り扱いしている取引所を選びたいという人にとっては参考になる情報だろう。
また、国内取引所ではまだまだ取扱いの少ないステーブルコインの一種である「DAI(ダイ)」を取り扱っている点も特徴的であるだろう。
取引所の取り扱い銘柄も豊富
コインチェックでは、販売所だけではなく取引所のサービスも展開している。
販売所が取り扱う仮想通貨(28種類)
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、リスク(LSK)、リップル(XRP)、ネム(XEM)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTUM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、サンド(SAND)、ポルカドット(DOT)、チリーズ(CHZ)、チェーンリンク(LINK)、メイカー(MKR)、ポリゴン(MATIC)、イミューダブル(IMX)、エイプコイン(APE)、アクシーインフィニティ(AXS)、ラップドビットコイン(WBTC)、アバランチ(AVAX)、柴犬コイン(SHIB)、フィナンシェトークン(FNCT)、ブリリアンクリプトトークン(BRIL)
取引所が取り扱う仮想通貨(20種類)
ビットコイン(BTC)、イーサリアムクラシック(ETC)、パレットトークン(PLT)、モナコイン(MONA)、リスク(LSK)、フィナンシェトークン(FNCT)、ダイ(DAI)、ラップドビットコイン(WBTC)、ブリリアンクリプトトークン(BRIL)、アバランチ(AVAX)、ビットコインキャッシュ(BCH)、Immutable X(IMX)、チリーズ(CHZ)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、シバイヌ(SHIB)、ネム(XEM)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、ブラッドクリスタル(BC)
コインチェックの取引所には取引手数料がかからないという利点がある。
上記の通り販売所に比べると銘柄数は劣るが、取引所でも豊富な銘柄を取引可能だ。
手数料を抑えた取引をしたい方に最適とも言えるだろう。
スマホアプリが使いやすい
コインチェックは、操作性の高いスマホアプリを提供している点も特徴だ。
アプリでは、チャートや時価評価額の確認はもちろん、日本円の入出金、暗号資産の購入・売却、受け取り・送金も可能。
スマホがあればCoincheckの全機能を利用でき、総資産やチャート画面が見やすい設計になっている。
また、ウィジェット機能やプッシュ通知があるため、取引のタイミングを逃さずに暗号資産の取引ができるのが魅力だ。
少額から仮想通貨取引を始められる
2024年12月時点の、ビットコインの価格は1BTCあたり約1300万円なので、単純に1BTCの価格を見てしまうと、高くて手が出せないと考える方もいるかもしれない。
しかし、仮想通貨は小数点以下の数量での取引が可能で、コインチェックならどの銘柄も、500円相当額から取引できる。
そのため、コインチェックなら投資初心者でも、気軽に無理のない範囲で仮想通貨の取引を楽しめる。
「まずは少ない元手で仮想通貨投資を始めてみたい!」という方も手軽に利用することができる取引所となっている。
また、少ない軍資金から始めたいという方は「仮想通貨の少額投資」という記事も確認しておきたい。
仮想通貨取引以外のサービスも充実している
コインチェックには通常の仮想通貨の取引ができるサービスだけでなく、以下のようなサービスも提供されている。
仮想通貨の取引で売買差益を狙うだけでなく、これらのサービスを有効に活用できれば、より効率よく資産を増やすことも可能だ。
- Coincheckつみたて:仮想通貨の自動積立
- Coincheck IEO:新規銘柄のプレセール
- Coincheck NFT:NFTマーケットプレイス
- Coincheckでんき:電気料金の支払いでビットコインがもらえる・使える
- Coincheckガス:ガス料金の支払いでビットコインがもらえる・使える
- Coincheckアンケート:アンケートに回答して仮想通貨がもらえる
- 貸暗号資産サービス:仮想通貨を貸し付けて貸借料を得られる
- ステーキングサービス:仮想通貨リスク(LSK)を保有してステーキング報酬を得られる
サービス①Coincheckつみたて
Coincheckつみたては、仮想通貨の積立購入を自動的に行うサービスで、毎月あるいは毎日一定額をコツコツ積み立てることができる。
毎回の買付を自動化することで、相場のタイミングに左右されず、長期的な資産形成を目指すことが可能だ。
対象の銘柄はビットコインを含む複数の主要仮想通貨で、少額から始めることができるため、仮想通貨に初めて触れる人でも手軽に始めやすい。
定額購入のため、平均購入単価を平準化するドルコスト平均法を活用でき、急激な価格変動リスクを抑えながら投資が行える。
サービス②Coincheck IEO
Coincheck IEOは、新規仮想通貨プロジェクトが一般公開前に資金調達を行う場としてのプレセールを提供するサービスだ。
IEO(Initial Exchange Offering)は、信頼性が確認された仮想通貨取引所がプロジェクトのトークンを販売する形式で、投資家にとってもセキュリティと透明性が向上する仕組みだ。
Coincheck IEOでは、事前に審査されたプロジェクトの新規トークンにいち早くアクセスでき、将来的な成長の可能性を見込んで初期段階から投資を行うチャンスを得られる。
- ブリリアントクリプトトークン(BRILL)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- パレットトークン(PLT)
これまでにも上記3つのIEOが展開されており、大きな盛り上がりを見せてきた。IEO後はコインチェックでの上場や価格高騰が期待できる注目のサービスだ。
サービス③Coincheck NFT
Coincheck NFTは、デジタルアートやゲームアイテムなどのNFT(非代替性トークン)を取引できるマーケットプレイスだ。
ユーザーは、クリエイターが発行した作品や、ブロックチェーン技術で所有権が保証されたデジタル資産を購入・販売できる。
Coincheckが提供する日本円建ての取引プラットフォームで、NFT購入がしやすく、またセキュリティの確保された環境下での取引が可能。
アートやエンターテインメント分野に興味があるユーザーにとって、直感的に使えるNFT取引所として活用できる。
サービス④Coincheckでんき
Coincheckでんきは、電気料金の支払いに応じてビットコインを獲得または使用できるサービスだ。
ビットコインがもらえるプランでは、電気料金の支払い額に応じた一定の割合でビットコインが還元され、仮想通貨の積立が可能となる。
また、ビットコインで支払うプランも用意されており、保有するビットコインを電気代に充てることで、ビットコインの有効活用を図ることができる。
日常の支出を通じて、自然に仮想通貨を貯める、または利用する機会を提供するユニークなサービスだ。
サービス⑤Coincheckガス
Coincheckガスは、ガス料金の支払いによりビットコインがもらえる・使えるサービスだ。
日常の支払いを通じて仮想通貨を積立または使用することができる。
ガス料金の支払い額に応じてビットコインが還元されるプランと、保有ビットコインをガス料金として使うプランがある。
一般家庭のガス料金を対象とするため、毎月の公共料金支払いの一部として仮想通貨を得る手段として活用でき、仮想通貨の所有と利用を自然に行える。
サービス⑥Coincheckアンケート
Coincheckアンケートは、簡単なアンケートに回答するだけで仮想通貨を報酬として獲得できるサービスだ。
参加することで、市場の意見収集やサービスの改善に役立てられる仕組みになっており、得た報酬はCoincheck口座内に直接付与される。
気軽に参加できるため、仮想通貨をまだ所有していない人も手軽に試すことができ、仮想通貨の普及促進とともに、ユーザーにとっても収入源となる。
サービス⑦貸暗号資産サービス
貸暗号資産サービスは、仮想通貨をCoincheckに貸し出すことで貸借料を得られる仕組みだ。
ユーザーは自身の保有する仮想通貨をCoincheckに預け、一定期間貸し出すことにより、その期間に応じた利息が貸借料として付与される。
ビットコインをはじめとする複数の仮想通貨に対応しており、低リスクでの資産運用を目指すユーザーにとって魅力的なサービスだ。
仮想通貨市場のボラティリティを避けながら収益を得る手段としても活用されている。
コインチェック(Coincheck)のデメリット
一方、コインチェックには次のようなデメリットもある。
- レバレッジ取引ができない
- 仮想通貨の送金時に手数料がかかる
レバレッジ取引ができない
以前はコインチェックも、ビットコインのレバレッジ取引を手がけていた。
しかし、2020年3月にサービスの提供が終了し、2024年12月現在まで復活する兆しはない。
そのため、レバレッジをかけたハイリスク・ハイリターンな投資にチャレンジしたい方には、コインチェックは適さないだろう。
仮想通貨の送金時に手数料がかかる
コインチェックでは仮想通貨を送金する際、通貨ごとに定められた送金手数料が求められる。
例えば、ビットコインの送金手数料は以下のとおりだ。
送金手数料 | ネットワーク手数料区分 |
---|---|
0.0005 BTC | 0.0005 BTC未満 |
0.001 BTC | 0.0005 BTC以上 0.001 BTC未満 |
0.002 BTC | 0.001 BTC以上 0.002 BTC未満 |
0.004 BTC | 0.002 BTC以上 0.004 BTC未満 |
0.008 BTC | 0.004 BTC以上 0.008 BTC未満 |
0.016 BTC | 0.008 BTC以上 |
ビットコインブロックチェーンのネットワーク手数料は利用状況によって変動する仕組みで、それに応じてコインチェックの送金手数料も増減する。
仮に1BTC=1000万円と仮定すると、コインチェックでのビットコインの送金手数料は、ネットワーク手数料に応じて1,500円~4万8,000円となる。
競合他社の中には、送金時のネットワーク手数料を仮想通貨取引所側が負担してくれ、送金手数料がかからないところもあるため、そうしたところと比べると、コインチェックは見劣りすると言わざるを得ない。
コインチェック(Coincheck)の評判
次に、コインチェックに対するユーザーの評判をチェックしておこう。
コインチェック(Coincheck)の良い評判
まず、コインチェックへの好意的な意見としては、以下のようなものが上がっている。
- 総合評価:
- 男性
- 48歳
- 投資額: 100万円
- 仮想通貨歴: 4年
アプリの取引ツールが直感的な操作で難しい操作を必要としないで仮想通貨の売買をすることができる点が良いです。
このアプリの取引ツールの使いやすさは日本の仮想通貨取引所の中でも個人的にはダントツの使いやすさです。
それからアルトコインの銘柄を多く取り扱っている点もメリットだと思っています。
ビットコイン以外にもアルトコインも多く取り扱っているので、日本の仮想通貨取引所の中でもアルトコインの取り扱い数は多いのが魅力的です。
- 総合評価:
- 女性
- 21歳
- 投資額: 150万円
- 仮想通貨歴: 1年
暗号資産の草分け的な存在で、常に初心者へ使いやすいような操作性を目指しているところが一番気に入りました。
取引の際に見るべき箇所やチャート画面での変動における見極め方をガイダンスによって教えてくれるので、未経験者が容易に扱えるところが魅力的でした。
さらにSNSを通じて気軽に問い合わせできるから、疑問に思ったことをその都度解決することが可能です。
- 総合評価:
- 男性
- 28歳
- 投資額: 40万円
- 仮想通貨歴: 4年
パソコンのサイトやアプリがシンプルで、初心者でも直感的に利用しやすい仕様となっている。
日本の仮想通貨取引所の中ではあるとコインの取扱数も多く、その点も魅力的である。
また、コインチェックはマネックスグループの傘下に入っている企業であり、安心感もある。
さらには、日本で初めてIEOを行うなど、先進的な取り組みにも好感が持てる。
これまで紹介してきたとおり、コインチェックは取引所の取引手数料が無料なので、その点を高く評価しているユーザーは多い。
また、口座振替ができる自動積立サービス「Coincheckつみたて」や、将来的な値上がりに期待が寄せられる銘柄をいち早く購入できる「Coincheck IEO」など、仮想通貨取引以外のサービスもユーザーからの支持を得ている。
コインチェック(Coincheck)の悪い評判
一方、コインチェックに対しては、次のようなネガティブな意見もある。
- 総合評価:
- 男性
- 33歳
- 投資額: 30万円
- 仮想通貨歴: 2年
コインチェックの残念なところは、販売所形式での売買のスプレッドが広すぎるところです。
取引所形式の板取引の手数料は安いですが、販売所形式での売買のスプレッドはかなり広くなっているので短期間での売買には向きません。
また取引ツールで以前使えていたチャットが使えなくなってしまった点も残念です。
- 総合評価:
- 男性
- 53歳
- 投資額: 40万円
- 仮想通貨歴: 3年
現物取引のみ対応可能というところはデメリットだと思います。
また、販売所での取引可能な通貨は多いが、板取引ができる通貨が非常に少なくなっているところもデメリットだと思う。
板取引も正直やりづらい仕様となっている。
コインチェックの販売所では、割高なスプレッド(売値と買値の差額)がコストとしてかかるため、それを批判する意見が多い。
また、デメリットでも挙げたが、実際の評判を見ても仮想通貨の送金手数料が高いという声が散見される。
仮想通貨を、あくまでの投資の対象として取引するなら問題ないが、実用のために購入して頻繁に送金するようであれば、コインチェックの利用はあまり適さないだろう。
以上、コインチェックへの良い評判と悪い評判を、それぞれ紹介した。
コインチェックに限らず、仮想通貨取引所には必ずメリットとデメリットがあるので、利用を検討する際はそれらをよく把握して、紹介したようなユーザーの声も参考にしてみるとよいだろう。
コインチェック(Coincheck)の口座開設手順
最後に、コインチェックの口座開設手順を確認しておこう。
口座開設はWebブラウザ、もしくはスマホアプリで申し込むことができるが、ここではWebブラウザで申し込む際の操作方法を解説していく。
- メールアドレスを登録する
- 各種重要事項を確認する
- 電話番号認証をおこなう
- 個人情報を入力する
- 本人確認書類を提出する
メールアドレスを登録する
まずはコインチェック公式サイトにアクセスして、「会員登録」ボタンをクリックしよう。
すると以下のような画面が表示されるので、任意のメールアドレスとパスワードを登録しよう。
メールアドレスを登録すると、登録したアドレス宛に確認メールが送られてくるので、それに記載されたURLにアクセスすると、コインチェックにログインすることができる。
各種重要事項を確認する
自身のアカウントにログインすると、「サービス利用における、各種重要事項の承諾について」と「本人確認書類のご提出をお願いします」という2つのメッセージが表示される。
まずは「各種重要事項を確認する」のボタンをクリックして、利用規約や取引説明書への確認・同意をしていこう。
電話番号認証をおこなう
各種重要事項を確認したら、次は「本人確認書類を提出する」をクリックしよう。
なお、ここからの流れは以下の3ステップとなる。
- 電話番号認証
- 個人情報の入力
- 本人確認書類の提出
まずは自身の携帯番号を入力して、「SMSを送信」をクリックする。受信したメッセージに記載されたコードを入力しよう。
個人情報を入力する
電話番号の認証を終えたら、次は氏名や住所などの個人情報を入力していく。
のちほど提出する本人確認書類に記載された内容と齟齬が生じないよう、注意しながら入力することが必要だ。
本人確認書類を提出する
最後に本人確認書類を提出するのだが、提出方法には本人確認書類の画像をアップロードしたのちにハガキ(葉書)を受け取る「ハガキによる本人確認」と、コインチェックのアプリ内で本人確認書類と顔の写真・動画を撮影して送信する「かんたん本人確認」の2種類がある。
基本的に、Webブラウザから口座開設を申し込む場合は「ハガキによる本人確認」となるが、画面に表示されたQRコードをスマホで読み込んでスマホアプリから「かんたん本人確認」をおこなうこともできる。
口座開設の申し込み手続きは以上で、ハガキによる本人確認を選択した場合はハガキの受け取り後、かんたん本人確認の場合は審査後すぐに利用が可能になる。
口座開設には手数料がかからないので、興味がある方はぜひ、コインチェックの公式サイトにアクセスしてみるとよいだろう。
コインチェック(Coincheck)で現在開催中のキャンペーン
コインチェックでは、定期的にお得なキャンペーンを実施している。
2024年12月時点で開催中のキャンペーンをチェックしていこう。
紹介キャンペーン
概要 | 紹介した家族や友達が口座を開設すると、紹介した者に1,000円・された者に、ビットコイン1,500円が贈られる |
キャンペーン期間 | 2024年8月23日~終了日未定 |
対象者 | 紹介した者と紹介された者 |
達成条件 | 家族・友達に紹介リンクを送る紹介された側が、その紹介リンク経由で会員登録をする紹介された側が本人確認を完了させる |
Coincheckでは常時、家族・友達紹介キャンペーンが実施されており、紹介を受けた家族や友達が口座を開設すると、紹介者に1,000円、紹介を受けた者にビットコイン1,500円が贈られる。
紹介された方は口座開設後の本人確認をするだけで、両者にビットコインが送られる豪華なキャンペーンとなっている。
なお、以下のような場合は対象外となるので注意が必要だ。
- 被紹介者が既にアカウントを持っている場合
- 被紹介者がコインチェックの審査によりアカウント登録を拒否された場合
- 被紹介者が日本国外に居住されている場合
- 紹介者が本人確認済みでない場合
- 口座解約の履歴がある方
- 紹介者または被紹介者が、報酬付与時に退会済み・退会申請中のいずれかの場合
- その他コインチェッが不正と判断する行為(なりすまし、アフィリエイト、ブログへの掲載、広告出稿等)が判明した場合
キャンペーンの対象となる紹介人数の上限は月間1,000人までで、月をまたげばリセットされる仕様になっている。
コインチェックでは定期的に開催中のキャンペーンが変わるので、まずはコインチェックの公式サイトから情報をチェックしてみてほしい。
コインチェック(Coincheck)に関してよくある質問
ここではコインチェックに関してよくある質問を解説する。
- コインチェックは危ないですか?
- アカウント作成は無料でできますか?
- コインチェックは危ないですか?
-
2018年にハッキング被害があったことから、コインチェックは危ないのではないかと思われることもある。
しかし、ハッキング事件後には、東証プライム上場企業の「マネックスグループ」の傘下に入りセキュリティ体制を見直すことで、アプリダウンロード数国内No.1(※)を記録している。※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
- コインチェックのアカウント作成は無料でできますか?
-
コインチェックでの口座開設は無料でできる。
しかし、未成年の方はアカウントを作成することができないので注意してほしい。
コインチェック(Coincheck)の評判/口コミまとめ
今回は仮想通貨取引所・コインチェックのメリット・デメリット、評判などを解説した。
- コインチェックはアプリダウンロード数No.1*の仮想通貨取引所
- マネックスグループの子会社で、資金面やセキュリティ面の信頼性が高い
- 国内最大級となる31種類の仮想通貨を取り扱っている
- 500円程度の少額から仮想通貨取引を始めることができる
- 口座開設手数料は無料で、申し込みから最短即日で取引が可能
(*対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak)
コインチェックは250万人以上のユーザーを抱え、アプリのダウンロード数は国内トップの、人気の仮想通貨取引所だ。
ビットコインやイーサリアムなど、多くの仮想通貨を取り扱っており、自動積立やステーキング、IEOなどのサービスも充実している。
この記事を読んで興味を持った方はぜひ、コインチェックの公式サイトで豊富なサービスの詳細を確かめてみてほしい。