フリマアプリサービス大手のメルカリは、2023年からメルカリアプリ内でビットコインの売買ができるサービスを実施している。不用品の売買で得た売上金やメルカリのポイントなどを使ってビットコインを購入できる。
2023年3月のサービス開始以来、7カ月で利用者100万人を達成しており、その注目度の高さがうかがえる。また、仮想通貨(暗号資産)取引を一般のユーザー層に広げ、仮想通貨を身近な存在としたことも注目に値する。
この記事では、メルカリのビットコイン取引の特徴、メリット、デメリット、始め方・遊び方などについて詳しく解説する。
- メルカリでは、不用品の売買で得た売上金やメルカリのポイントなどを使ってビットコインを購入可能
- ビットコイン取引によって得た利益は、メルペイ残高に移動できる
- メルカリでは、現金を直接入金することなくビットコイン取引を始めることできる
- 仮想通貨取引を始めるなら、国内大手取引所のコインチェックが利用できる
暗号資産の取引所を選ぶ際、重要なことは信頼性の高さだ。大手仮想通貨取引所のコインチェックは、金融庁に登録済みの暗号資産交換業者であり 、日本暗号資産取引業協会にも加入しているので、仮想通貨初心者も安心して利用できる。
「どこで始めればいいかわからない」という方はコインチェック公式サイトをチェックしてみてほしい。
メルカリのビットコイン取引とは?
名称 | メルコイン |
運営企業 | 株式会社メルコイン |
サービス開始日 | 2023年3月 |
提供する取引の種類 | ビットコインの売買 メルカリ内での決済 |
購入手段 | メルカリの売上金 メルカリポイント メルペイ残高 チャージ(入金) |
公式サイト | メルコイン公式サイト |
メルカリでは、不用品の売買で得た売上金やメルカリのポイントなどを使ってビットコインを購入できる。これにより、現金を直接投入することなく、ビットコイン取引を始めることができる。
ビットコイン取引によって得た利益は、メルペイ残高に移動することができる。これにより、取引で得た利益を現金化し、他の商品購入などに活用することが可能となる。
メルカリアプリ内でのビットコイン取引サービス(メルコイン)は、株式会社メルコインが運営しており、ビットコインの売買とメルカリ内での決済サービスを提供している。
購入手段としては、メルカリの売上金、メルカリポイント、メルペイ残高、チャージ(入金)が利用できる。これらの手段を用いて、ユーザーはビットコインを手軽に購入、取引を行うことが可能だ。
メルカリのビットコイン取引のメリット
メルカリでは、不用品の売買で得た売上金やメルカリのポイントなどを使ってビットコインを購入できる。ここからは、そんなメルカリのビットコイン取引について、メリットを詳しく見ていこう。
メルカリのビットコイン取引には、主に次のようなメリットがある。
- 取引を簡単に始められる
- 取引が全てメルカリアプリ内で完結する
取引を簡単に始められる
一般的な仮想通貨取引所でビットコイン取引をはじめるには、まず現金を取引所に入金し、その資金を用いてビットコインを購入する必要がある。
これに対して、メルカリのビットコイン取引サービスは、ユーザーがアプリ内で商品を売却した際に得た売上金やメルカリのポイントを使用して、ビットコインを購入することが可能である。
ビットコインを取引するために、現金を直接入金することなくビットコイン取引ができる点は、仮想通貨初心者にとって、気軽にビットコイン取引を始めるきっかけとなる。
ユーザー自身の資金をリスクにさらすことなく、気軽にビットコイン取引を体験できるようにすることで、ユーザーの利便性を高めている。
取引が全てメルカリアプリ内で完結する
一般的なフリマアプリには、ビットコイン取引サービス機能が備わっていない。そのため、メルカリ以外のフリマアプリユーザーがビットコイン取引を始める場合、仮想通貨取引所が用意したプラットフォームにアクセスする必要がある。
一方で、メルカリのビットコイン取引サービスなら、ビットコインの売買が全てアプリ内で完結する。これは、他のプラットフォームを利用する必要がなく、一元的にビットコイン取引を行えることを意味する。
ユーザーはメルカリのアプリ一つでビットコインの購入から売却までの全ての取引を行うことができるので、取引の手間が省かれ、よりスムーズなビットコイン取引が可能となる。
また、取引の状況を一覧で確認することもできるので、資産管理が容易である。これは、ビットコイン取引をはじめたばかりの初心者にとって、安心感をもたらす要因として働く。
メルカリのビットコイン取引のデメリット
メルカリは、アプリ内でビットコイン取引を完結できるため、取引の手間が省かれ、よりスムーズにビットコイン取引を行うことができるが、一方でデメリットも存在する。
メルカリのビットコイン取引には、主に次のようなデメリットがある。
- ビットコイン以外の仮想通貨に対応していない
- 資金移動が制限されている
ビットコイン以外の仮想通貨に対応していない
メルカリのビットコイン取引サービスでは、仮想通貨の取引対象銘柄がビットコインのみである。一般的な仮想通貨取引所では、ビットコインだけでなく、イーサリアムやリップルなど、さまざまな種類の仮想通貨を取引することができる。
これにより、ユーザーは自身の投資戦略に合わせた取引をすることが可能だ。
しかし、メルカリのビットコイン取引サービスでは、ビットコイン以外の仮想通貨には対応していないため、さまざまな種類の仮想通貨を取引したいユーザーは、大きな不便さを感じる可能性がある。
資金移動が制限されている
メルカリのビットコイン取引サービスでは、入出庫機能が一部制限されているため、自由に資金を移動することができない。一般的な仮想通貨取引所では、ユーザーが購入した仮想通貨を自由に出庫(送金)することが可能である。
入出庫が自由であることは、市場の動向に応じて迅速に資金を移動させたり、取引のチャンスを逃さないといったメリットがある。
しかし、メルカリのビットコイン取引サービスでは、ビットコイン取引で購入したビットコインを、自身が所有するウォレットや他の仮想通貨取引所に送金することができない。
これは、一般的な仮想通貨取引所と比較して、ユーザーの取引の自由度を制約する可能性があることを意味する。
メルカリのビットコイン取引の評判
メルカリアプリユーザーなら、メルカリのビットコイン取引を簡単に始めることができる。売上金やメルカリのポイントを使用して気軽にビットコインを購入することが可能だ。
ここでは、そんなメルカリのビットコイン取引の評判や口コミについて確認する。
メルカリのビットコイン取引の良い評判・口コミ
メルカリのビットコイン取引を評価する投稿を見てみると、これまでビットコインに馴染みのない人が、メルカリアプリ内の売上金やポイントで気軽に取引していることが分かる。
また、メルカリアプリ内で取引が全て完結する点も高く評価されている。さらに、ビットコイン取引で得た利益をメルペイ残高に移動させ、メルカリ内で商品購入などに利用できる点も、ユーザーの利便性を高めている。
メルカリのビットコイン取引の悪い評判・口コミ
メルカリのビットコイン取引を評価しない投稿を見てみると、他のウォレットに送金できない点がマイナスポイントとして挙がっている。また、登録料や売買手数料は不要だが、取引の際にスプレッド(買値と売値の差)が発生することから、スプレッドの高さに対する不満があることが分かる。
直近ではメルカリのサービスに関する問題もSNS上で話題になっており、不信感を持つ方も多いようだ。
これらの点は、メルカリのビットコイン取引サービスが、一部のユーザーにとっては制約となる可能性があることを示している。
ビットコインをきっかけに仮想通貨に興味を持った方もおられるだろう。日本最大級の仮想通貨取引所のコインチェックは、金融庁に登録済みの暗号資産交換業者であり 、日本暗号資産取引業協会にも加入しているので安心して仮想通貨取引を始めることができるだろう。
まだ口座をお持ちでないという方は、この機会にコインチェック公式サイトをチェックしてみてほしい。
メルカリのビットコイン取引の始め方
メルカリのビットコイン取引サービスなら、ビットコインの売買が全てメルカリアプリ内で完結するので、仮想通貨心者でも気軽に始めることができる。ここからはメルカリのビットコイン取引の始め方について詳しく見ていこう。
まず、メルカリでビットコイン取引を行う前に、メルカリアプリのアカウント登録が必要なので、まだアカウントを持っていない方はアカウント登録を行う必要がある。
利用開始手順は以下の通りだ。
1.メルカリのアプリにアクセスし、アプリのマイページから「ビットコインを買う」をタップする。
2.表示される内容を確認し、「はじめる」をタップする。
3.申込には生体認証や本人確認の手続きが必要なので、手順に従い手続きを行う。すでに本人確認を行っているユーザーは、手続きを最短約30秒で完了することができる。
4.各種重要事項の確認を求められるので、内容を確認し、同意する場合は「すべての重要事項に同意する」をチェックし、「同意して次へ」をタップする。
5.ビットコインの売買経験や利用目的など申込情報を入力する。
6.入力内容を確認し、間違いがなければ「確認して申し込む」をタップする。
以上の手続きが完了すれば、メルカリでビットコイン取引を開始することができる。
メルカリのビットコイン取引に関するよくある質問
- メルカリのビットコインで税金はかかりますか?
-
ビットコインに限らず、仮想通貨を購入し保有している段階では税金はかからない。売却の際、売却益が発生した場合、雑所得として確定申告を行う必要がある。
- メルカリではビットコイン決済はできますか?
-
2024年2月より、メルカリアプリ内でビットコイン決済が可能になった。保有するビットコインをメルカリのさまざまな商品の購入に使用できる。
メルカリのビットコイン取引のまとめ
メルカリのビットコイン取引では、メルカリの売上金、メルカリポイント、メルペイ残高、チャージ(入金)がビットコインの購入手段として利用できる。
ユーザー自身の資金をリスクにさらすことなく、気軽にビットコイン取引を体験することができるので、仮想通貨取引における利便性が高い。
ビットコインの取引で得た利益を現金化し、他の商品購入などに活用することが可能である。また、取引の際、登録料や売買手数料は不要だが、取引の際にスプレッド(買値と売値の差)が発生するので注意が必要だ。
2023年3月より、メルカリ内でのビットコイン決済サービスをスタートしており、保有するビットコインを使用してメルカリアプリ内の商品を購入することができる。
- メルカリのビットコイン取引サービスは、株式会社メルコインが運営している
- メルカリユーザーなら、気軽にビットコイン取引を体験することができる
- メルカリアプリ一つで一元的にビットコイン取引を行うことができる
- 仮想通貨を購入するなら、コインチェックを利用できる
メルカリのビットコイン取引をきっかけに、仮想通貨に興味を持った方もおられるだろう。日本最大級の仮想通貨取引所のコインチェックは、取引所のビットコイン手数料が無料なので、初心者の方も気軽に始められる。
「どこで始めればいいかわからない」という方は、この機会にコインチェック公式サイトをチェックしてみてほしい。