仮想通貨ARKM(Arkham/アーカム)とは?特徴や将来性、価格動向を徹底解説!

この記事では、仮想通貨ARKM(Arkham/アーカム)について解説している。

Arkham(アーカム)は、通常匿名になっているブロックチェーン上のアドレスを非匿名化するなどの分析ツールを提供している。

そして、仮想通貨(暗号資産)ARKMは、Arkham(アーカム)が発行しているトークンだ。

2024年11月には、デリバティブ取引所をローンチするなどサービスの拡大も行っており、注目点も多い。

この記事ではそんなArkham(アーカム)について、以下の点から解説している。

この記事のまとめ
  • Arkham(アーカム)はチェーンを分析するツールを提供
  • 仮想通貨ARKMはインセンティブなどに使用
  • 非匿名の情報などを閲覧可能
  • デリバティブ取引所のローンチなどサービス拡大
  • 仮想通貨取引には国内大手取引所のbitbankが利用できる
引用元:bitbank

仮想通貨ARKMは国内取引所では取り扱われておらず、基本的には海外取引所やDEXでし扱われていない。

海外取引所やDEXは仮想通貨を元に取引するため、まずは国内取引所で仮想通貨を準備する必要がある。

まだ仮想通貨を持っていないという人は、500円という少額から仮想通貨をスタートできるbitbankの公式サイトをチェックしてほしい。

目次

仮想通貨ARKM(Arkham/アーカム)とは

Arkham
引用元:Arkham
名称 Arkham(アーカム)
ティッカー ARKM
チェーン イーサリアム
総供給量 10億枚
価格※ 2.3ドル(約340円)
時価総額※ 5.19億ドル(780億円)
※2024年11月28日時点 CoinMarketCapより

仮想通貨ARKMは、Arkham(アーカム)がインセンティブやガバナンス用途に発行しているトークンだ。

Arkham(アーカム)は、ブロックチェーンの分析・情報を提供するプラットフォームだ。

通常のブロックエクスプローラーやオンチェーンの分析ツールと大きく異なるのは、リサーチや機械学習を元に特定した非匿名の情報を扱っている点があげられる。

投資家やメディアなどに幅広く利用・引用されており、ハッキングや仮想通貨業界で経済事件が発生した際には、有用な情報を仮想通貨業界に提供した事例がいくつも見られ、代表的な分析ツールの一つになっている。

引用元:bitbank

仮想通貨ARKMは、国内取引所で取り扱われていない。そのため、購入しようとする場合には、海外取引所やDEXの利用が必要になっている。

海外取引所やDEXの利用には仮想通貨が必要なため、仮想通貨ARKMを購入する場合はまず仮想通貨を入手したい。

まだ、何も準備が済んでいないという人は、500円から仮想通貨をスタートできるbitbankの公式サイトをチェックしてみて欲しい。

仮想通貨ARKM(Arkham/アーカム)の特徴

仮想通貨ARKMの特徴についてさまざまなポイントから解説していく。

仮想通貨ARKMやArkham(アーカム)の強みを押さえていこう。

非匿名のデータが見られる

Arkham(アーカム)のもっとも大きな特徴は、非匿名のデータが見られるという点だ。

ブロックチェーンにはこれまでの全ての取引記録と関連するアドレスが記録されている。

一方で、アドレスの所有者である個人や組織はブロックチェーン上で紐づけられていないため、通常匿名性が確保されている。つまり、非匿名のデータをチェックできない。

一方で、Arkham(アーカム)ではリサーチや機械学習を活用して、オンチェーン・オフチェーンのデータを参考にしながらアドレスと個人・組織の関係を特定している。

例えば、以下のような主体のアドレスをチェック可能だ。

  • 仮想通貨取引所のアドレス
  • 政府機関
  • 著名な人物

上記のような情報をチェックできるため、仮想通貨メディアなどでは頻繁に引用されている。

簡単にさまざまな分析が可能

簡単にさまざまな分析が可能である点も、Arkham(アーカム)の特徴にあげられる。

報道や投資に活用されていることからハードルが高く感じるかもしれないが、Arkham(アーカム)は非常に分かりやすいUIで設計されている。

Etherscan(イーサスキャン)など、ブロックエクスプローラーを使用した経験がある方なら容易に使用できるだろう。

また、目的ごとに多種多様な分析をできるような機能があらかじめ多数用意されているため、初心者の方でもかんたんに利用可能だ。

著名な人物からの資金調達

Arkham(アーカム)は、著名な人物や企業から多額の資金調達に成功している。

Binanceが公開したレポートによると、Arkham(アーカム)は過去2回の資金調達によって1,000万ドル(約15億円)を調達している。評価額は1億5,000万ドル(220億円)だ。

また、著名な人物から投資を受けることに成功している。一例として、ChatGPTを開発するOpenAIの共同創設者サム・アルトマンがあげられる。

取引所など機能の拡張

Arkham(アーカム)は、情報・分析のプラットフォームのみならず、取引所などの展開も進めている。

2024年11月には、取引所「ARKHAM EXCHANGE」のローンチを発表した。

ARKHAM EXCHANGEはレバレッジ取引が可能なデリバティブの取引所になっている。

Arkham(アーカム)は、これまでも多種多様な新機能やサービスのローンチしており、積極的な開発が行われている。

仮想通貨ARKM(Arkham/アーカム)の価格動向

引用元:TradingView提供チャート

仮想通貨ARKMの最高値は、約4ドル(600円)だ。

仮想通貨ARKMがローンチされた2023年7月以降、半年程度は0.6ドル(約100円)から0.3ドル(約45円)前後を推移していた。

2024年に入ると上昇し始め、一時4ドル前後の価格をつけている。

2024年11月28日時点では約2.3ドル(約340円)となっており、最高値と比較すると下落しているものの、価格は再び上昇傾向にある。

仮想通貨ARKM(Arkham/アーカム)の将来性

仮想通貨ARKMの将来性について解説していく。

Arkham(アーカム)の今後を左右するような注目点をチェックしていこう。

Intel-to-Earnの開発

Arkham(アーカム)の将来性として、注目したい点にIntel-to-Earnがあげられる。

Intel-to-Earnは、Arkham(アーカム)のプラットフォームにおいて、非匿名化アドレス、ハッカーの身元、カスタマイズされたデータといった情報を売却できる仕組みことを指す。

Intel-to-Earnにおける売買では、仮想通貨ARKMを活用することを想定している。

Arkham(アーカム)は、将来的な重要機能の1つとしてインテリジェンスの売買の実装・運用をあげており、現在開発を行っている。

一方で、すでに広く採用されている分析ツールほど盛り上がっておらず、今後期待したいトピックの1つにあげられるだろう。

周辺サービスの開発

Arkham(アーカム)は、今後、分析プラットフォームから脱皮して多機能なプラットフォームになる可能性があるのも注目点にあげられるだろう。

Arkham(アーカム)は前述したとおり、デリバティブ取引所など、分析ツールとは異なるサービスを提供しつつある。

現状、仮想通貨ARKMはArkham(アーカム)関連のインセンティブなどが主な用途だ。

一方で、今後DeFiなどを提供していくと、仮想通貨ARKMの新たな運用方法や用途につながるポテンシャルが出てくる。

仮想通貨ARKM(Arkham/アーカム)の使い方

Arkham(アーカム)の使い方について解説していく。

非常に多機能なため、基本的な使い方を押さえていこう。

検索や探索する方法

Arkham(アーカム)の基本的な機能の1つが、検索・探索機能だ。

Arkham(アーカム)にアクセスすると、最初に出てくる検索枠から、さまざまなものが検索可能になっている。

引用元:Arkham

主に検索できるものは以下のとおりだ。

  • 人物名
  • 組織名
  • アドレス
  • Twitterのハンドルネーム
  • ENSなどのネームサービス

例えば、以下では米国政府のウォレットをチェックしている。検索枠に「US Government」と入力することで、関連のエンティティ(主体 = 組織や人物)が出てくる。

引用元:Arkham

また、「ALL NETWORKS」の項目からチェーンを絞って調べることも可能だ。アドレスなどで検索を行うときは、便利な機能になってなっている。

プロファイルの見方

検索してエンティティを選択すると、プロファイルが出てくる。

引用元:Arkham

以下が、各プロファイル項目の意味だ。

  • BALANCE HISTORY :保有資産の残高
  • PORTFOLIO:保有資産の内訳
  • HOLDINGS BY CHAIN :保有している資産とチェーン
  • TRANSFERS:過去の取引、やり取り

上記画像の米国政府のプロファイルでは、約200億ドル(約3兆円)分の仮想通貨を保有していることがわかる。

また、保有資産の内訳は大半がビットコイン(約199億ドル)で、イーサリアム(約2億ドル)、USDT(約1億ドル)と続いていることが表示されている。

ダッシュボードの使い方

Arkham(アーカム)では、自身が知りたい情報をまとめたダッシュボードを作成することも可能だ。

以下の手順で、自分好みのダッシュボードを作成できる。

1 . 「Dashboard」へ

引用元:Arkham

2 . 「My Dashboard」へ

引用元:Arkham

3 . 「CREATE DASHBOARD」へ、加えたい情報・分析を選択してダッシュボードを作成

引用元:Arkham

また、自身で作成しなくとも「Explore Dashboards」では、他のユーザーが作成したDashboardをチェックすることも可能だ。

引用元:Arkham

チェーン、トークン、主体(組織や個人)といったカテゴリごとに、ダッシュボードを調べることができる。

仮想通貨ARKM(Arkham/アーカム)の注意点・リスク

Arkham(アーカム)の注意点・リスクとして、海外のプロジェクトである点があげられる。

Arkham(アーカム)は日本の当局による監査や監視を受けておらず、仮想通貨ARKMについても国内取引所に上場していない。

そのため、仮想通貨ARKMに関して何か問題が発生した場合、基本的に自己責任が原則になる。

特に、Arkham(アーカム)が2024年11月にローンチした取引所機能については、資金がダイレクトに関わってくるため、利用には注意したい。

仮想通貨ARKM(Arkham/アーカム)に関してよくある質問

Arkham(アーカム)は日本語で利用できる?

Arkham(アーカム)には、翻訳機能が付いており、日本語の利用が可能だ。

ただし、翻訳の精度は高くはなく、日本語ベースのサービスほど自然な日本語ではない。

英語のほうがスムーズに使用できるはずだ。

仮想通貨ARKMの獲得・エアドロップは今後期待できる?

2024年12月より、Arkhamの新規キャンペーンが始まっている。

ただし、Arkhamは、トークンの発行に伴って初期の利用者に対して大規模なエアドロップを行っていることもあり、どれくらいの規模になるかは不透明だ。

仮想通貨ARKM(Arkham/アーカム)のまとめ

この記事では、仮想通貨ARKM・Arkham(アーカム)についてさまざまなポイントから解説した。

この記事のまとめ
  • Arkham(アーカム)は分析のプラットフォーム
  • 仮想通貨ARKMはArkham(アーカム)で発行されているトークン
  • 非匿名化が大きな特徴
  • 仮想通貨ARKMはインセンティブなどに使用予定
  • 取引所など機能、サービスの拡張が行われている

仮想通貨ARKMは、国内取引所では取り扱われていない。そのため、海外取引所やDEXを利用する必要がある。

海外取引所やDEXの利用には仮想通貨が必要になってくるため、国内取引所で日本円から仮想通貨へ換金したい。

引用元:bitbank

まだ、仮想通貨を保有していない人は数百円から仮想通貨を購入できるbitbankの公式サイトをチェックしてみてほしい。

  • URLをコピーしました!
目次