MOODENG(Moo Deng)とは、2024年9月に発行されたカバの赤ちゃんがモチーフのミームコインだ。
犬や猫といった代表的な動物ミームが占める市場において、MOODENGは新たなミームジャンルとして登場。従来のミームコインとは一線を画した、「慈善活動への貢献」というプロジェクト目標を持っている。
この記事では、MOODENGの特徴や将来性、投資における注意点について解説していく。
- MOODENGは赤ちゃんカバがモチーフのミームコイン
- 発行からわずか1ヶ月で時価総額1億ドルを超えている
- トークン保有が慈善活動の推進につながっている
- 固定供給により他のミームコインと差別化している
- 仮想通貨(暗号資産)取引には国内大手取引所のbitbankを利用できる
MOODENGは先週比で約70%以上の上昇を見せており盛り上がりが期待されている。
MOODENGは国内取引所には上場していないため、海外取引所を利用しなければ購入できない。
まずは国内取引所の口座開設を行い、MOODENG購入の元手となる仮想通貨を入手しておきたい。
国内取引所「bitbank」であれば、スマホアプリを使った手軽な仮想通貨(暗号資産)の購入が可能だ。
まだ国内口座を持っていない人は、bitbank公式サイトから詳細をチェックしていただきたい。
仮想通貨MOODENG(Moo Deng)とは
名称 | Moo Deng |
---|---|
ティッカーシンボル | MOODENG |
発行上限 | 989,971,791MOODENG |
現在価格 | ¥93.55 |
時価総額 | ¥91,961,818,100.58 |
時価総額ランキング | 211位 |
取扱のある海外取引所 | Biget・MEXC・KuCoin |
MOODENG(Moo Deng)は、タイの動物園で人気の赤ちゃんカバをモチーフにしたミームコインである。
ソラナ基盤のミームコイン生成プラットフォーム「pump.fun」で2024年9月に発行されており、トークン発行からわずか1ヶ月足らずで、時価総額が1億ドルを超えた仮想通貨として話題を集めた。
また、ある投資家がMOODENGへ約1,300ドルの投資を行ったところ、数日で資産を1,200万ドルに増やしたといったニュースが出回り、仮想通貨の投機筋からの注目が高まっている。
MOODENGはソラナだけでなく、イーサリアム上にも同様のトークンを展開。マルチチェーンに対応することで、ミームコイン市場における新たなシェア獲得を目指している。
仮想通貨MOODENG(Moo Deng)の特徴
MOODENGは、大きな分類ではミームコインに該当するが、他にはない特徴があるのも事実だ。
ここでは、MOODENGが持つ特徴について詳しく解説していく。
- コビトカバがモチーフのミームコイン
- 慈善事業への取り組みを進めている
- 固定供給により希少性が高まりやすい
コビトカバがモチーフのミームコイン
MOODENGは、タイのカオキアオ動物園のコビトカバ「ムーデン」をモチーフに開発されたミームコインである。
ジョークやパロディとして開発された仮想通貨であり、話題性で価格が左右される側面を持つ。代表的なミームコインとして、ドージコイン(DOGE)や柴犬(SHIB)などが挙げられる。
ムーデンという名前の由来は、タイ語の「弾む豚肉」から来ている。西アフリカの野生で2,000頭しか生息していないという希少性はもちろん、そのチャーミングさがSNS上で話題となり、ネット上で多くのファンを集めた。
MOODENGはそんなムーデンの人気に触発された仮想通貨だ。犬や猫といった動物系が主流のミームコイン市場において、コビトカバという新たなキャラクターで市場開拓を目指している。
MOODENGは他のミームコイン同様、技術的な革新性や実用性は備えていない。だが、ムーデンの熱烈なファンやコミュニティの力もあり、トークン需要を強めている。
慈善事業への取り組みを進めている
MOODENGはプロジェクト目標の一つとして、慈善事業への貢献を掲げているのが特徴だ。
その貢献の一例として、カオキアオ動物園への寄付が挙げられる。
MOODENGの開発チームは、ソラナ基盤のミームコイン発行プラットフォーム「Moonshot」で発生した取引手数料の全てをカオキアオ動物園へ寄付することを約束している。
また、MOODENGの保有者には、慈善事業や動物園の支援に関する提案の投票に参加できるという特典もある。つまり、MOODENGへの投資が間接的に慈善活動につながる仕組みとなっている。
そのため、MOODENGは投機筋だけでなく、何かに貢献したいという思いを持つユーザーからも共感を得ている。
固定供給により希少性が高まりやすい
MOODENGは、総発行枚数が固定されている点でも他のミームコインと差別化が図られている。
例えばドージコイン(DOGE)や柴犬コイン(SHIB)は、トークン供給量が無制限である。そのため、市場で供給過多に陥ることでトークン価値が一気に薄まるリスクに注意が必要だ。
一方、MOODENGの総発行枚数は989,971,791枚に限られている。
供給量が固定されているおかげでトークンの希少性が高まり、既存のミームコインに比べると価値が担保されやすいのが特徴だ。
MOODENG公式サイトによると、本記事執筆時点ではすでに総発行枚数のほとんどが流通している状況だ。
MOODENGはトークン価値を安定させながら、多くのユーザーが手に取りやすい環境も重視されている。
仮想通貨MOODENG(Moo Deng)の価格動向
上記の図は、MOODENGの対USDTペアにおける12月3日現在までの価格チャートだ。
MOODENGは、2024年9月に主要な海外取引所に上場して現物での取引がスタートし、9月28日までにおよそ1300%の急激な価格上昇を見せている。
この上昇には、9月20〜21日に開催されたソラナのビッグイベント「Breakpoint 2024」が影響している。
同イベントで複数のプロジェクトがムーデンの関連画像をSNS上に投稿し、MOODGENの知名度が一気に高まった。
以降は10月の中頃までは価格が下落したが、同時期にはビットコイン価格が上昇を見せ始めたこともあり、市場全体のリスクオンムードを受けて、その後はMOODEGNも上昇を始めた。
直近の11月10日はこれまでの最高値だった約0.35ドルを突破、その後0.7ドル付近までの強い上昇を記録している。
一時は下落したが12月現在は再度上昇し最高値への挑戦を見せている。依然としてMOODENGへの注目度は高いと言えるだろう。
そんなMOODENGだが、残念ながら国内取引所での上場は果たしていない。そのため、国内取引所で元手となる仮想通貨を購入し、それを海外取引所やDEXに送金してMOODENGを購入するという流れが一般的だ。
元手となる仮想通貨は、国内大手取引所のbitbankが利用できる。500円という少額から仮想通貨を購入することができるので、手軽に始めることができるだろう。
まだ口座を持っていはいという人は、ぜひこの機会にbitbank(ビットバンク)の公式サイトをチェックしてみてほしい。
仮想通貨MOODENG(Moo Deng)の将来性
MOODENGは他のミームコインと比較すると、トークン価値や実用性などにスポットが当てられている。ここでは、そんなMOODENGの将来性を左右する要素について解説していく。
- コミュニティによる成長促進
- ソラナ系ミームコインの市場拡大
- 慈善活動でのトークン活用
コミュニティによる成長促進
MOODENGの将来性を支えるのは、強固な基盤を持つコミュニティによる成長促進だ。
SNSを通じたムーデンの画像投稿やファンアートの作成などは、MOONDEGに多くのユーザーを引き寄せた。
ムーデンの愛くるしい仕草に惹かれ、そのキャラクターに共感している投資家も少なくない。
ユーザー同士が積極的に情報交換を行い、共にプロジェクトを盛り上げようとする姿勢が強まれば、新たなプロジェクトのアイデアの創出や、MOODENGを活用したイベントの開催などにつながる可能性が考えられる。
MOODENGを認知していなかった層の投資意欲を刺激できれば、長期的な価格上昇にも期待が持てるだろう。
ソラナ系ミームコインの市場拡大
ソラナ系ミームコインの人気上昇が、MOODENGの価格上昇を後押しする可能性にも注目したい。
ソラナ系ミームコインは現状、仮想通貨市場でのシェアを高めつつある。CoinGeckoが提供するデータによると、ソラナ系ミームコイン全体の時価総額は、執筆時点において約220億ドルを超えている。
過去最高レベルとも言える現状の時価総額を牽引するのは、BONKやWIFなどの注目のミームコインだ。
こうした市場を牽引するミームコインへの需要拡大が、MOONDENGへの認知や成長につながる可能性がある。
また、マルチチェーン対応予定のミームコイン発行プラットフォームの出現や、米大統領選をテーマにしたミームコインの大量発行など、ミームコイン全体の盛り上がりにも注目したい。
ソラナ系ミームコインを含め、ミームコイン市場全体の拡大は、MOODENGにとっても追い風となる可能性を秘めている。
慈善活動でのトークン活用
慈善活動でのトークン活用が進めば、MOODENGのさらなる需要につながる可能性も考えられる。
MOODENGによる慈善活動は、トークン保有だけに留まらない。それを証明したのが、イーサリアムの共同創業者であるヴィタリック・ブテリン氏だ。
ブテリン氏は自身が保有するイーサリアム上のMOODENGを売却し、その売却益のうち約18万2,000ドルを生物工学慈善団体へ寄付。その結果、イーサリアム上のMOODENGの価格は一時3倍以上の高騰を見せた。
市場に影響力を持つ人物のトークン売却は、本来であればトークンの売りを誘発する要素だ。だが、今回のケースは慈善団体への寄付という点がプラスに働き、トークンの価格上昇につながっている。
上記のケースは仮想通貨が単なる投機対象ではなく、社会問題解決の一端を担える存在であることを示している。
MOODENGが社会貢献という価値を強めていけば、より多くの仮想通貨投資家から支持を集める可能性がある。
仮想通貨MOODENG(Moo Deng)の注意点・リスク
ここでは、MOODENGに投資する際の注意点やリスクについて解説していく。
- 話題性に価格が影響されやすい
- 国内取引所に上場していない
話題性に価格が影響されやすい
MOODENGは、他のミームコインと同様、話題性が価格変動に大きく影響を与える点に注意しておきたい。
つまり、ネットニュース等で一時的に急上昇する可能性がある反面、話題にならなくなると大きく価値を損なうリスクがあるということだ。
機能的な優位性を有する仮想通貨と比較すると、MOODENGへの投資は投機的と言える。
そのため、他の仮想通貨よりも短期的な投資目線を持って、出口戦略をあらかじめ準備しておくべきだろう。もちろん、大きな価格変動に対応できるよう、日頃からニュースやSNS等で情報収集を徹底していくことも重要になる。
国内取引所に上場していない
MOODENGは国内取引所未上場のため、海外取引所を利用しなければ購入ができない。
海外取引所の多くは日本で認可を受けておらず、無登録で暗号資産交換業を行ったとして、金融庁から警告を受けるケースも少なくない。
日本の法規制が適用されない海外に拠点を持つため、万が一取引所がハッキング・詐欺にあうなどして、仮想通貨が失われたとしても、十分な補償を受けられない可能性が考えられる。
仮想通貨MOODENG(Moo Deng)のよくある質問
- MOODENGはどうやって購入できますか?
-
MOODENGは以下のとおり、海外取引所を経由しなければ購入できない。
MOODENGの購入手順- 国内取引所の口座開設
- 海外取引所の口座開設
- 国内取引所で元手通貨を購入
- 元手通貨を海外取引所に送金
- 元手通貨でMOODENGを購入
上記でも解説したとおり、国内取引所ではMOODENGを購入できない。
- MOODENGのロードマップはありますか?
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MOODENG公式サイト上には、トークンに関するロードマップは用意されていない。
そもそもMOODENG自体が技術的な優位性を持たないため、ロードマップは必要ないと判断された可能性がある。
最新のアップデート情報については、ぜひMOODENG公式サイトやSNS等から収集していただきたい。
仮想通貨MOODENG(Moo Deng)のまとめ
MOODENGは慈善事業の貢献に活用されており、ミームコインにとどまらない特徴を持つ。かわいらしいムーデンが人気を集めているように、MOODENGも多くのミームコイン投資家を魅了している。
- MOODENGは希少なコビトカバがモチーフのミームコイン
- 9月より価格高騰を始め、直近で過去最高値を記録
- コミュニティやミームコイン市場の拡大が将来性につながる
- 他のミームコイン同様、話題性で価格変動しやすい点に注意
- MOODENGは海外取引所を利用しなければ購入できない
MOODENGを購入するには、海外取引所を経由しなければならない。まだ国内取引所のアカウントを持っていないという人は、国内大手の「bitbank」の口座開設を検討してみてはどうだろうか。
bitbankは高レベルのセキュリティ水準を保っており、国内でもトップクラスの取扱通貨数を誇る取引所だ。
500円から仮想通貨購入を進められるので、bitbank公式サイトから詳細をチェックしてみてほしい。