仮想通貨(暗号資産)は、数多くのコインが存在しており、その中でもミームやキャラクターをモチーフにした「ミームコイン」と呼ばれるコインが存在する。そして、その人気や価格は、時に驚くべきものになる。
PEPE(ぺぺコイン)は、2000年代初頭に流行したPepe the Frog(ぺぺザフロッグ)というカエルのキャラクターをロゴにしたコインであり、最近注目を集めている。
このコインは2023年4月17日に発行され、5月5日にバイナンスに上場された際には急激な価格上昇を記録した。中には、数百万倍もの利益を達成した人もいるようだ。
本記事ではそんなPEPEの特徴や将来性、PEPEに投資する際の注意点について解説する。
- PEPEは、2023年4月に登場したばかりの新しい仮想通貨
- プレセールを行わない、税金ゼロといった特徴を持つ
- 国内取引所には上場していない
- 注目度は高いが仮想通貨としての価値や安全性は不透明
- PEPEは国内取引所のコインチェックから海外取引所へ送金して取得するとスムーズ
さて、最近脚光を浴びるPEPEを購入したいという方もおられるだろう。しかし、PEPEは国内取引所には上場していないため、購入するには、まず国内取引所でイーサリアムなどの仮想通貨を購入して海外取引所に送金する必要がある。
元手となる仮想通貨の購入には、国内大手取引所のコインチェックから海外取引所へ送金して取得するとスムーズだ。
500円という少額から取引することができるので、ぜひこの機会にコインチェックの公式サイトを確認してみてほしい。
仮想通貨PEPE(ぺぺコイン)とは?
名称 | PEPE/ぺぺ |
ティッカーシンボル | PEPE |
ローンチ時期 | 2023年4月 |
価格 | ¥0.001226 |
時価総額 | ¥515,689,282,214 |
時価総額ランキング | 31位 |
PEPE(ぺぺコイン)は、2000年代初頭に流行したPepe the Frog(ぺぺザフロッグ)というカエルのキャラクターをロゴにしたコインであり、2023年4月に価格が急騰したことで注目を集めている。
PEPEの公式サイトでは、PEPEについて次のように説明している。
Pepe is here to make memecoins great again. Launched stealth with no presale, zero taxes, LP burnt and contract renounced, $PEPE is a coin for the people, forever. Fueled by pure memetic power, let $PEPE show you the way.
PEPEの公式サイト
(Pepeは、ミームコインを再び偉大にするためにここにいる。先行販売もなく、税金ゼロ、LP焼却、契約放棄が行われた状態でステルス起動されたPEPEは、永遠に人々のためのコインです。純粋なミーム力で支えられたPEPEがあなたに道を示してくれるでしょう。)
上記の宣言通り、PEPE(ぺぺコイン)は、プレセールを行わず、税金(TAX)ゼロ、LP焼却(バーン)、コントラクトの放棄を宣言することにより、投資家にとって透明性の高い環境を作っている。
仮想通貨PEPEの特徴
2023年4月に登場したばかりの新しい仮想通貨PEPE。海外大手取引所に上場した際、発売時の価格から急上昇したことで大きな注目を集めている。
ここでは、そんなPEPEの特徴について解説していくので参考にしてほしい。
ミームコインである
上述の通り、PEPE(ぺぺコイン)は、2000年代初頭に流行したPepe the Frog(ぺぺザフロッグ)というカエルのキャラクターをロゴにしたミームコインである。
ミーム(インターネット・ミーム)とはネット上で用いられている、いわゆるネタ画像のことを指し、ミームコインの多くはこれといったユーティリティ(実用性)を持たないことが一般的だ。
ミームコインは数多く存在し、有名なものだとドージコイン(DOGE)や柴犬コイン(SHIB)などが挙げられる。
プレセールを行っていない
プレセールとは、トークンのローンチ前に行われる先行販売のことを指し、プレセールを経てトークンのローンチを行うプロジェクトも数多く存在する。
しかし、そんなプレセールを行っていないこともPEPEの大きな特徴だ。プレセールは、一部の人々にだけアクセス権を与え、富の不均等な分配や市場操作の問題を引き起こすことがある。
プレセールを行わずに発売することで、すべての投資家に公平なチャンスを与えることができる。
税金(TAX)ゼロ
PEPEは「税金(TAX)ゼロ」を掲げている。
ここで言われる税金(TAX)とは、トークンの売り買いの際に発生する手数料のようなものである。
PEPEは「税金(TAX)ゼロ」を掲げており、これは、投資家がPEPEを売買するときに、他のコインのように手数料や税金が課せられることがないことを意味している。
そして、それにより投資家はより利益率の高い取引を行うことが可能になっている。
また、TAXゼロはより自由なトークンの売買を促進し、流動性の向上にも貢献しているといえるだろう。
デフレメカニズムを持つ
デフレメカニズムとは、各取引においてトークンのごく一部を燃やす(バーンする)ことで、これによって一定期間内にトークンの総供給量が減少する。
このメカニズムは、一般的にコインの価値を高めることにつながると言われている。
トークンの価格は、そのトークンに対する需要と供給によって決まる。もしPEPEの人気が高まり、PEPEを購入したいという人が増える(需要の増加)一方で、PEPEの供給枚数が減少すれば、トークンの価値の向上が見込めるだろう。
そんなPEPEは2023年4月に登場したばかりの新しい仮想通貨で、現在、海外大手仮想通貨取引所のバイナンスなどに上場して注目を集めているが、国内の仮想通貨取引所には上場していない。
PEPEを取引するには、まず国内の取引所で仮想通貨を購入し、バイナンスなどの海外の仮想通貨取引所に送金する必要がある。
しかし、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けておらず、日本の取引所が守るべき規制を受けていないので注意が必要だ。
そのため、海外取引所を利用する際はその点を考慮して利用してほしい。
PEPEをきっかけに、様々な仮想通貨を取引してみたい方には、ビットコインをはじめ、数多くの暗号資産を取り扱うコインチェックから海外取引所へ送金して取得するとスムーズだ。
まだ口座をお持ちでないという方は、ぜひこの機会にコインチェックの公式サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。
仮想通貨PEPEの価格動向
まず、最近のPEPEの価格推移をPEPE/USDTのチャートで確認していこう。次のチャートは、2023年5月1日から2024年5月時点までの日足の値動きを示したものだ。
まず、上場した2023年5月1日の$0.0000005000から5月5日には$0.0000045000に急上昇しているのが確認できる。
ゴールデンウィークを中心に価格が急騰し、Twitterなどでも大きな話題となった。
その後は、高値から大きく下落してきて2024年まで推移していた。
一連の動きが仮想通貨市場全体での動きに連動した形であり、PEPコインでの停滞が続いていた相場であったと言える。
2024年5月現在:ビットコイン連れ高やミームコインの高騰に連動
2023年後半からはビットコイン現物ETF承認による仮想通貨市場全体での上昇に連動している。
また、2024年2月からはソラナベースのミームコインに注目が集まった事で、2月までは最高値に挑戦する勢いで上昇していた。
そして、2024年5月現在はビットコインが1000万円台に突入するなど、仮想通貨市場全体での高騰に連動して高値を更新している。
また、同時期にはミームコイン全体での価格上昇が目立っている。上チャートは、PEPEとSHIB、DOGEの価格を比較したものだが、中でもPEPEコインは2月~3月まで500%もの高騰を見せている。
なお、3月以降はレンジ相場が形成されているが、まだ転換とはなっていないため、上昇過程での調整とも捉える事ができるだろう。
また、PEPEはまだ新興銘柄であるため、今後数ヶ月~数年スパンでどのように価格が変動していくのか目が離せない。
仮想通貨市場全体の価格変動は、時価総額1位であるビットコインの値動きに影響を受けることが多いので、ビットコインの今後も気になる方は下の記事も併せて確認してほしい。
仮想通貨PEPEの将来性
「ペペ・ザ・フロッグ」というインターネット上のミームキャラクターをモチーフにした仮想通貨PEPE。
2023年4月にローンチされたばかりの新しいプロジェクトだが、すでに多くのファンを獲得しているPEPEの将来性について見ていく。
現状のロードマップのフェーズ
公式サイトのロードマップによると、次のフェーズ1〜3までが示されている。
- フェーズ1:CoinMarketCapへのリスティング、Twitterでトレンド入り
- フェーズ2:中央集権型取引所(CEX)へのリスティング
- フェーズ3: Tier 1取引所へのリスティング、ミームの支配
フェーズ1のCoinMarketCapへのリスティングとは、PEPEがCoinMarketCapのサイトに掲載されることを意味している。
フェーズ2の中央集権型取引所(CEX)へのリスティングとは、PEPEがCEXで取り扱われ、売買できるようになることを意味している。
フェーズ3のTier 1取引所とは、取引量や信頼性が高い中央集権型取引所(CEX)のことであり、Binance(バイナンス)やCoinbase(コインベース)などが該当する。
フェーズ1〜3に到達することにより、PEPEの認知度や流動性の向上が図られていることが分かる。
実際、PEPEは順調にロードマップに沿って運営されており、大きな成功を収めているといえるだろう。
今後の展開
現状のPEPEの動向を見てみると、Tier 1取引所へのリスティングを終えているので、フェーズ3に到達していることが分かる。今後はミームの支配に向けた動きが予想される。
日本におけるPEPEの知名度は、ローンチされたばかりの仮想通貨ということもあり、まだそれほど高くないが、今後、国内、海外を含めPEPEがミームコインとしての地位を確立することができれば、PEPEのさらなる価値上昇につながるため、今後の動向に注目が集まる。
順調にフェーズを達成しているPEPEだが、PEPEの価格は市場の需給やセンチメントといった、様々な要因に影響を受けるため、投資を行う際は細心の注意が必要だ。
仮想通貨PEPEの購入方法
仮想通貨PEPEは国内の取引所では取り扱っていない。
そのため、コインチェックなどの国内仮想通貨取引所で元手となる仮想通貨を購入し、PEPEの取り扱いがある海外取引所に送金して購入する流れになる。
- 国内取引所の口座を開設する
- 元手となる仮想通貨を購入する
- PEPEの取り扱いがある海外取引所に送金する
国内取引所のコインチェックで口座開設をする
ますは、元手となる仮想通貨を購入するために国内取引所の口座を開設していこう。
ここでは、国内有名取引所のコインチェックの例を用いて解説していく。
コインチェックでの口座開設の大まかな流れは以下のとおりだ。
STEP1. メールアドレスを入力してアカウントを登録する
STEP2. 基本情報を入力する
STEP3. 本人確認をおこなう
上記、3ステップを踏めばコインチェックの口座開設が完了する。
コインチェックについては下記記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひチェックしてほしい。
元手となる仮想通貨を購入する
コインチェックでの口座開設が完了したら、PEPEを購入するために必要な仮想通貨を購入する。
今回は、もっともメジャーな仮想通貨ビットコイン(BTC)の買い方を例に解説する。
コインチェックでビットコイン(BTC)を購入する手順は以下のとおりだ。
STEP1. コインチェックに日本円を入金する
STEP2. コインチェックのアプリを立ち上げる
STEP3. 画面からビットコイン(BTC)をタップする
STEP4. 購入する数量、価格を入力し、購入する
以上の4ステップでビットコイン(BTC)の購入が完了する。
PEPEの取り扱いがある海外取引所に送金する
コインチェックで元手となる仮想通貨を購入したら、PEPEを取り扱っている海外の取引所に送金してPEPEを購入する。
PEPEを取り扱っている海外仮想通貨取引所はいくつかあるので、ぜひご自身にあった取引所でPEPEの購入を試みてほしい。
ただ、海外の仮想通貨取引所は日本の金融庁の認可を受けていないことが多く、リスクがつきものなので利用には十分注意してほしい。
「いきなり海外取引所を利用するのは怖い…!」という方は、まずは国内の仮想通貨取引所で仮想通貨取引を行うところから始めてみよう。
まだ口座を持ってないという方は、ぜひこの機会にコインチェックの公式サイトをチェックしてみてほしい。
仮想通貨PEPEの注意点・リスク
PEPEはインターネット上のミームキャラクター「Pepe the Frog」をモチーフにした仮想通貨で、ミーム愛好家やコレクターに人気がある一方、仮想通貨としての価値や安全性は不透明な部分が多い。
ここからは、PEPEの注意点やリスクについて、上記の点を踏まえた上で掘り下げていく。
運営者の所在が不明
PEPEの公式サイトには、次の記述がある。
$PEPE is a meme coin with no intrinsic value or expectation of financial return. There is no formal team or roadmap. the coin is completely useless and for entertainment purposes only.
(PEPEは、本質的な価値や金銭的なリターンを期待することのできないミームコインである。正式なチームもロードマップもない。このコインは全く役に立たず、娯楽目的のみである。)
PEPE公式サイト
このように、公式サイトには、「正式なチームもロードマップもない。」と明記している。
また、運営者にコンタクトする手段は現在、twitter、Telegram、Discordに限られており、その信頼性や安全性には疑問が残る。
コインの長期的な存続性の保証がない
PEPEの価格は市場の需給やセンチメント、競合他社の動向など、多くの要因に影響される。
特にローンチされて間もないPEPEは、長期的な存続性に関して注意する必要がある。投資する際には十分なリサーチを行うことが重要である。
また、PEPEは「本質的な価値やリターンを期待することのできないミームコインである」と公式が発表されており、特にトークンに対してユーティリティなどが付けられていないことがわかる。
そのような状況の中、今後PEPEがどのように変遷していくのか注意が必要だろう。
仮想通貨PEPEに関してよくある質問
- 仮想通貨PEPE(ぺぺコイン)の購入方法を教えてください
-
2024年5月現在、PEPEは国内取引所での取り扱いがない。
そのため、一般的にPEPEを購入するためには、まず国内取引所でビットコインやイーサリアムを購入し、その後、購入した仮想通貨を海外の取引所に送金して、PEPEコインと交換する手順を取る。
- ぺぺコインは何倍になりましたか?
-
Arkham Intelligence(ブロックチェーンの調査企業)の調べでは、約500万倍の利益を達成した人もいるとのことだ。
PEPEと同じミームコインに分類される「柴犬コイン(SHIB)」は2021年に約50万倍もの上昇を記録し大きな話題になった。
その柴犬コインと比べても、PEPEの価格上昇の凄まじさがわかるだろう。
仮想通貨PEPEのまとめ
PEPEは2023年4月にローンチされたばかりの新しいプロジェクトで、プレセールを行わず、税金ゼロを掲げ、すべての投資家に公正なチャンスを与える環境を作っている。
また、トークンのごく一部を燃やすことで、一定期間内に総供給量が減少するデフレメカニズムによりコインの価値を高め、投資家にとって魅力的な投資環境を構築している。
注意点として、正式なチームやロードマップがなく、運営者にコンタクトする手段が限られているため、投資によって大きな損失を被る可能性があることが挙げられる。
- PEPEは、2023年4月に登場した新しい仮想通貨で、国内取引所には上場していない
- デフレメカニズムによりコインの価値を高めている
- コイン発売から注目を集め、海外取引所上場後価格が急騰
- 2024年2月~3月まで500%以上の急騰
- 正式なチームやロードマップがないため、投資を行う際は十分に注意する必要がある
さて、変化の激しい仮想通貨市場で、チャンスを逃すことなく取引するには、安全性に優れたプラットフォームで、ユーザーにとって使いやすい操作性が求められる。
国内有名取引所のコインチェックなら、高度なセキュリティシステムを持ち、アプリダウンロード数No.1も誇るので安心して取引することができるだろう。
まだ口座をお持ちでないという方は、ぜひこの機会にコインチェックの公式サイトをチェックしてみてほしい。