今回調査したのは、16都府県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、愛知県、岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県)の主要な国立・公立・私立中学校。中学受験カウンセラーの石田達人の協力で作成した。

聖光学院中学校について

 聖光学院中学校は、キリスト教のミッションスクールで、神奈川県の中高一貫男子校。進学実績が高く、2024年には東大合格者が100名に達した。カトリック的世界観から、「人格の尊厳と愛」の理念を掲げ、学業だけでなく学校行事や部活動にも力を入れている。体験型の講座「聖光塾」では、最新の研究や自然体験などを学べる。「教育は親の責任」との理念から、保護者のための聖書研究会や聖光会というPTA活動も盛んである。

 住所は、神奈川県横浜市中区滝之上100で、最寄り駅は、
・JR根岸線山手駅徒歩8分
だ。

 偏差値は、以下となっている。

【四谷大塚】聖光学院70 聖光学院(2回)70 聖光学院(帰国)67

【首都圏模試センター】聖光学院 男子78

※四谷大塚は2026年度用合不合判定テスト(第2回)Aライン80偏差値、参照:四谷大塚
首都圏模試センターは中学入試予想偏差値(合格率80%、2025月年1月版)、参照:首都圏模試センター

聖光学院中学校の合格者が一番多い塾は?主要塾を過去5年のデータで徹底比較!

 ランキング3位は、四谷大塚で、合格者は69人(2025年)。

 四谷大塚は老舗の中学受験塾。受験生の多くが使用しているテキスト「予習シリーズ」を制作している塾だ。予習→授業→復習という流れで勉強を進めるため深い理解を得られる半面、家庭学習が必須である程度の家庭でのサポートが必要。模試は日本最大級の受験者数を誇る。

 ランキング2位は、早稲田アカデミーで、合格者は89人(2025年)。

 早稲田アカデミーは、学力別少人数制クラス(平均15名程度)。成績掲示や定期的なクラス替えがあり、厳しい指導で有名。中学受験は、「予習シリーズ」を使用して難関校対策ができる塾でありながら、徹底した面倒見の良さも評価されている。志望校別対策コースは情報量が豊富で、他の塾生も多く通っている。

 ランキング1位は、SAPIX(サピックス)小学部で、合格者は241人(2025年)。

 SAPIXは、トップ校を目指す受験生が集結する塾だ。授業で使用するテキストは授業当日に配布するスタイルで、事前に予習ができない分、初見での対応力が求められる。また、宿題の量が多く、カリキュラムの進度も速い。難関校SS特訓(サンデー・サピックス)という志望校別講座が充実している。

 それ以外で4年前に比べて合格者数が増加している主な塾としては、日能研、進学個別指導塾TOMAS(トーマス)、浜学園、駿台・浜学園、エルカミノがある。

 浜学園は合格者数が、12人(2021年)から18人(2025年)に増加。関西を中心に展開しており、灘中学をはじめとする難関中学対策を得意とする進学塾だ。近年は関東にも進出しており合格実績を伸ばしている。学習計画に沿って達成すべき内容が具体的に明示されているため、今何をすべきかが明確。また、毎授業で前回の内容の復習テストを行うことで、理解を促進させている。

 進学個別指導塾TOMAS(トーマス)は合格者数が、6人(2021年)から21人(2025年)に増加。「完全1対1」の個別指導を追求しており、個別指導ながら進学塾であることを標ぼうしている。一人ひとり異なるカリキュラムを実行することで、多数の難関校合格者を輩出している。講師は、社会人プロ講師/有名大学・院生が担当しており、各教科・各校の入試に精通した人材を好待遇で採用している。

 なお、塾の公表している合格者数を合計すると、学校が発表している合格者数を超えているケースが多い。この現象は、複数の塾に通っている生徒がダブルカウントされているのが主な要因だ。

 今回は上位の塾のみを取り上げたが、完全版では主要約100塾の過去5年分の合格者数を紹介しているので、そちらも確認してみてほしい。