今回調査したのは、16都府県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、愛知県、岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県)の主要な国立・公立・私立中学校。中学受験カウンセラーの石田達人の協力で作成した。

駒場東邦中学校について

駒場東邦中学校・高等学校
駒場東邦中学校・高等学校 出典: PIXTA

 駒場東邦中学校は、学校法人東邦大学が設置した男子校。理数系に強い生徒が多く集まる学校で、数学や理科の実験では分割授業を取り入れるなど理数教育に力を入れている。約8万冊の蔵書がある図書室や9室ある理科室など設備も充実。週6日制で授業時間が確保されており、進学校としての実績もある。また、一定の基準を満たせば学校長による東邦大学への推薦入学制度がある。

 住所は、東京都世田谷区池尻4-5-1で、アクセスは、
・駒場東大前駅下車西口出口より徒歩10分
・東急田園都市線池尻大橋駅 下車北口出口より徒歩10分
・渋谷駅南改札口西口ターミナル 渋51系統 若林折返所(淡島)、渋54系統 経堂駅(梅ヶ丘駅)「駒場」下車徒歩5分
・渋21系統 上町駅、渋24系統 成城学園前駅 他「大橋」下車 徒歩7分
だ。

 偏差値は、以下となっている。

【四谷大塚】駒場東邦66

【首都圏模試センター】駒場東邦 男子74

※四谷大塚は2026年度用合不合判定テスト(第2回)Aライン80偏差値、参照:四谷大塚
首都圏模試センターは中学入試予想偏差値(合格率80%、2025月年1月版)、参照:首都圏模試センター

駒場東邦中学校の合格者が一番多い塾は?主要塾を過去5年のデータで徹底比較!

 ランキング3位は、四谷大塚で、合格者は57人(2025年)。

 四谷大塚は老舗の中学受験塾。受験生の多くが使用しているテキスト「予習シリーズ」を制作している塾だ。予習→授業→復習という流れで勉強を進めるため深い理解を得られる半面、家庭学習が必須である程度の家庭でのサポートが必要。模試は日本最大級の受験者数を誇る。

 ランキング2位は、早稲田アカデミーで、合格者は66人(2025年)。

 早稲田アカデミーは、学力別少人数制クラス(平均15名程度)。成績掲示や定期的なクラス替えがあり、厳しい指導で有名。中学受験は、「予習シリーズ」を使用して難関校対策ができる塾でありながら、徹底した面倒見の良さも評価されている。志望校別対策コースは情報量が豊富で、他の塾生も多く通っている。

 ランキング1位は、SAPIX(サピックス)小学部で、合格者は149人(2025年)。

 SAPIXは、トップ校を目指す受験生が集結する塾だ。授業で使用するテキストは授業当日に配布するスタイルで、事前に予習ができない分、初見での対応力が求められる。また、宿題の量が多く、カリキュラムの進度も速い。難関校SS特訓(サンデー・サピックス)という志望校別講座が充実している。

 それ以外で4年前に比べて合格者数が増加している主な塾としては、日能研、グノーブル、進学個別指導塾TOMAS(トーマス)、麻布個人指導会がある。

 進学個別指導塾TOMAS(トーマス)は合格者数が、12人(2021年)から22人(2025年)に増加。「完全1対1」の個別指導を追求しており、個別指導ながら進学塾であることを標ぼうしている。一人ひとり異なるカリキュラムを実行することで、多数の難関校合格者を輩出している。講師は、社会人プロ講師/有名大学・院生が担当しており、各教科・各校の入試に精通した人材を好待遇で採用している。

 なお、塾の公表している合格者数を合計すると、学校が発表している合格者数を超えているケースが多い。この現象は、複数の塾に通っている生徒がダブルカウントされているのが主な要因だ。

 今回は上位の塾のみを取り上げたが、完全版では主要約100塾の過去5年分の合格者数を紹介しているので、そちらも確認してみてほしい。