2月2日以降で人気の女子校

　2日午前で1割以上増やした女子校は3校ある。3割台半ば増やしている実践女子学園（3回）は23年の実倍率3.2倍から4倍超えになるかもしれない。人気の三輪田学園（2回午前・英検利用）も4倍に迫りそうだ。その点、大妻（2回）は増やしても2倍強で、まだ受けやすいだろう。

　2日午後は女子校が多く顔を見せている。志望者を女子校として最も多く集めた東京女学館（3回）は2倍超え、6割半も増やした大妻多摩（3回）は3倍超え、カリタス女子（3回）は4倍に迫る。志望者数ではカリタス女子に次ぐ桐朋女子（B）はそれでも1倍台半ばとかなり受けやすい。

　3日午前は、三輪田学園（3回）の5倍台半ば、東洋英和女学院（B）の7倍弱とかなり狭き門であり、午後も聖セシリア女子（A3）と玉川聖学院が2倍台半ばに迫っている。

　4日午前は、田園調布学園（3回）が圧倒的な志望者を集めているが、実愛率3.9倍を大きく上回る5倍台後半になりそうな勢いとなっている。次いで品川女子学院（3回）はなんと9倍予想である。浦和明の星女子（2回）も5倍で、4日目ともなるとどこも大変だ。

　5日は大妻（4回）が4倍台半ば、午後は5割弱増やした中村（3回午後）が2倍台後半に、日本大学豊山女子（2科3回）は2倍強で、まだまだ受けやすいだろう。6日午前の麹町学園女子（4回）は2割増やしても1倍台後半で、最後の望みを託す先となりそうだ。