男子受験生に人気上昇の共学校
1月の埼玉では、志望者数が多い15日の開智(先端2回)は予想倍率が3倍を超えそうで、唯一の大学系列校である10日の青山学院大学系属浦和ルーテル学院(1回)も2倍を上回る状況にある。埼玉栄は10日の1回進学が4割増で2倍のせ、11日の3回難関・医学が2割強増で1倍台後半に。西武文理は10日の1回が2割半増でも1倍台前半にとどまり、12日の2回は4割増で2倍に迫っている。18日の栄東(東大2回)は2倍を超えそうだ。
千葉では、20日の光英VERITAS(1回)が1倍台後半に、午後の昭和学院(算数)が4倍台後半に、22日の光英VERITAS(特待)が4倍のせ、23日の昭和学院(アドバンストチャレンジ)が5倍超え、日出学園(II期)は3倍に迫り、27日の芝浦工業大学柏(2回)が4倍台後半と予想されている。
2月1日は芝浦工業大学附属(1回)が1割増やして4倍台後半へ、渋谷教育学園渋谷(1回)が2割増やして3倍超え、日本大学第一(4科1回)は5割増で3倍台半ばと、初回入試にしてはいずれも厳しい競争状況になりそうだ。神奈川では同水準の志望者数だが、東海大学相模(A)が3割増で1倍台後半に、森村学園(1回)は3倍強に、横浜創英(1回・適性)は5倍のせとなっている。
1日午後は、八王子市にある工学院大学附属(1回B特待)が3倍超え、日本工業大学駒場(2回)が6割半も増やして6倍のせ、聖徳学園(特別奨学生)が3割強増で2倍超え、桜丘(2回)は9倍のせ、目黒日本大学(2回)は5倍台半ば、志望者数倍増の武蔵野大学(2回)は3倍に迫る状況で、併願先として合格を得るにはけっこうハードルが高い。神奈川では、横浜創英(2回)が4割半も増やして10倍台後半という大変な状況だが、鶴見大学附属(難関1回)は1倍台半ばと極めて受けやすい。