進学校として
次のステージへ
04年に女子校からの共学化、14年に全国に先駆けてICT環境を整えタブレットを全生徒に導入、21年に4コース制を始動した桜丘。先駆的な取り組みで知られるが、根底にあるのはやはり“教員力”。教員は一人一人の生徒の特性に合わせて、声掛けの内容をきめ細かく変えて伴走する。教員が提供する心理的安全性の中で、生徒たちは自由に活動する。穏やかな生徒が多いが、個性を発揮し挑戦する気風もある。
「桜丘は今、進学実績が年々向上し、確かな学力向上を目指せる進学校として、次のステージに向かおうとしています。生徒たちによく言うことは、これ“で”いい、ではなく、これ“が”いい、という考え方をしてほしいということ。社会に出てからも自分の人生を主体的に選び、社会で活躍する有為な人材になってほしいと考えています」(内田教頭)