文武両道を実現する
効果的な学習サポート
生徒の進学先の希望をかなえるには、基礎学力を高いレベルで維持することが肝心だ。
「本校は強豪として名をはせる部活が多く、練習で多忙な生徒も多い。それでも学力を身に付けさせる仕組みは整っています」と原田教頭は語る。毎日、朝10分で主要5科目の授業内容を確認する小テスト「MAP」を実施し、生徒の理解度を確認。各教科担当は必要なフォローアップの講義を毎月動画で配信するほか、「スタディサプリ」の導入などICT教育による自習の効率化にも積極的だ。また、定期テストの結果により、補習指導にも対応する。
「教員の編集による『Compass』という進路情報新聞を15年にわたって毎月発行しています。部活などで忙しい生徒にも漏れなく伝わるよう進路情報の要点をまとめてあるほか、日大進学に関連するテスト対策のアドバイスなど、学びの意識付けを熱心に行っています」と梅田教頭は解説する。ほかにも他大学へ進学した先輩たちの合格体験記では、どうやって受験勉強を進め、不安を乗り越えたかなどをリアルに伝えている。教員は生徒にとっての文字通り羅針盤(コンパス)として方向を示し、伴走するのだ。
「自分の関心に正直で真っすぐで、気持ちのいい生徒が多いのが豊山です」「教員一同、彼らが6年間で大きく成長できる、より良いサポートをしていきたい」と両教頭。その言葉からは、生徒への愛情と未来への期待があふれている。
日本大学豊山中学校高等学校
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