名門会とは?

 家庭教師の名門会は、難関校をはじめとする志望校の合格に向けた、質の高い授業を提供する家庭教師だ。

 授業は、名門会に在籍するプロ社会人講師や現役の医学部生や一流大学の大学生・大学院生講師が担当し、講師と連携する教務担任が各生徒の学習進度や理解度の情報を共有するほか、保護者対応および進学相談からメンタルケアまできめ細かい対応を行っている。

 もともと名門会は、北海道から九州まで全国34カ所に教室を展開しており、教室や自宅訪問など対面による学習指導をしているが、それに加え、独自開発のオンラインシステムを活用したオンライン指導によって、難関校や医学部を目指す生徒を合格へ導いているのが名門会オンラインだ。

名門会オンラインの特徴

名門会オンラインの双方向オンラインシステム
名門会オンラインの双方向オンラインシステム 提供:名門会

 名門会オンラインは、対面と同じ品質の授業を受講できるオンライン家庭教師サービスだ。インターネット環境が整っていれば、日本国内に限らず海外からも受講できる。

 生徒には必ず教務担任がつき、最初のカウンセリングから最適な講師の選定、学習計画の相談をはじめ、生徒や保護者からの要望など細やかなニーズに対応してくれる。特に学習の定着度の確認や進路相談、志望校合格に向けた学習計画の調整など、常に生徒、保護者、講師と情報を共有する、万全の管理体制を構築しているのは名門会ならでの特徴だ。

 授業では名門会が独自に開発した双方向オンラインシステムを活用し、2台のウェブカメラを使い、1台は生徒の表情、もう1台は生徒の手元を映しながら講師が生徒のノートの記入状況を確認する方式をとっている。この手元カメラを活用することで効率的に授業を進め、生徒の理解度を高めているのが他社のオンライン家庭教師との大きな違いである。さらに教務担任はオンライン授業を巡回しており、授業の進捗具合や課題などを見つけて、よりよい学習環境の整備や生徒のサポートに取り組んでいる。

 講師陣には豊富な実績を持つプロ社会人講師のほか、医学部や一流大学の現役大学生・大学院生講師がそろい、安定した学習指導の品質を保ちながら高い合格実績を上げている。

名門会オンラインで必要なものは?

 名門オンラインを利用する際に必要なものは、インターネット環境とパソコンのみだ。特に専用のソフトをインストールする必要はなく、ソフト使用料などもかからない。例えばノートパソコンがあり、自宅でインターネット回線が利用できる環境であれば問題ない。

 ただし、講師が生徒の手元を見るために、市販されている手元カメラを追加で用意する必要がある。なお、インターネットの接続や手元カメラに関する設置に関しては、専門スタッフによるサポートがあるので安心だ。

名門会オンラインのメリット・デメリット

メリット

 メリットの1つ目は、インターネットを活用して受講できるので、居住地域に制限がないことだ。地方都市や海外からの受講も可能であり、また生徒は画面越しに講師と向き合うために、自宅でリラックスした状態で学習に取り組める。通塾する際の往復の時間が節約でき、保護者は送り迎えの負担もない。

 2つ目は、対面の授業と同じ品質の授業を受けられること。名門会オンラインでは、2台のウェブカメラを使った双方向オンライン指導システムによって「生徒の表情」と「生徒のノートの記入状況」が確認できる。これにより、対面と同じように生徒の理解度の確認やケレスミスの指摘ができ、正解へと導くポイントを効率よく指導し、理解度を深めることにつながっている。また、講師による板書をリアルタイムで見られるため、マウスを使用したり、キーボードでの入力をしたりせずに対面時と同じ品質の授業が受けられる。

 3つ目は、生徒一人ひとりに教務担任がつくことだろう。教務担任は最初のカウンセリングから最適な講師の選定、さらに学習計画の相談をはじめ、生徒や保護者からの要望など細やかなニーズに対応してくれる。常に生徒、保護者、講師と教務担任が情報を共有し、志望校の合格へ向けたメンタルケアなどのサポートも手厚い。

デメリット

 一方、デメリットは2つほど考えられる。まず対面と違い、オンラインの場合は授業前後の歓談といった授業外の時間が限られてしまうことだろう。講師とのちょっとした会話から、理解がいまひとつだった問題が氷解することや、学習意欲がより高まったりするなど、対面ならではのコミュニケーションが取りにくい場合がある。オンラインではブラウザ画面を閉じると授業が終了になるため、講師との雑談などの機会は対面に比べて少なくなる。

 もう1つはマンツーマンの個別指導になるため、集団授業の塾や予備校などと比べると、料金の割高感は否めない。料金の区分は、現役大学生・大学院生による「学生講師コース」と名門会家庭教師センターに在籍する「プロ社会人講師コース」に分かれており、それぞれで時間単位の料金が異なっている。

名門会オンラインの料金

 家庭教師はマンツーマン指導のため、時間当たりの費用は割高になる。ただし、生徒の理解度や習熟度に寄り添った効率的な学習指導を実現し、生徒の成績を伸ばし、志望校への合格に導く。名門会オンラインの料金は講師によって変わり、大きく2つのコースに分かれる。

コース

受講料

(1時間当たり、税込)

講師
学生講師コース 4,400円~

医学部医学科、東大、京大、早慶などの

現役大学生・大学院生

プロ社会人講師コース 6,600円~

名門会家庭教師センターに在籍し、

指導実績が豊富な対面での指導経験を有する

名門会オンラインに向いている人の特徴

 難関の中学・高校受験や一流大学、医学部を志望する生徒をはじめ、対面による学習指導が受けにくい地方や離島、海外などに在住している生徒。さらに集団授業の塾や予備校で成果が上がらない、もしくは教科別に集中的に学習成果を上げたい生徒にも向いている。

 名門会では、講師とは別に生徒一人ひとりに教務担任がつく。学習状況の確認やカリキュラムの見直し、進路相談からメンタルケアまで、常に講師と連携して万全の管理体制を築いているため、きめ細かいサポートを希望する生徒や保護者におすすめだ。

名門会オンラインをおすすめできない人の特徴

 講師陣の実績に惹かれて申し込みをするケースも考えられるが、生徒自身と相性が合わなければ、優秀な講師が奮闘しても学習成果が実らないこともある。だたし、名門会オンラインの受講をきっかけに学習習慣を身につけ、学力を高める意識がつけば、最も効率的な学習方法で生徒の学力が伸びると期待できる。もしもの時は講師の変更を希望することも可能だ。

名門会オンラインの合格実績

 名門会オンラインの2025年度入試の合格実績は以下の通りだ。

大学入試合格実績
分類 学校名
国公立大学

東京大学(理科二類)、京都大学(工学部)、

筑波大学(医学群)、九州大学(芸術工学部)、

東北大学(工学部)、名古屋工業大学、

埼玉大学(工学部)

私立大学

(医学部系)

東京科学大学、東邦大学、

国際医療福祉大学、金沢医科大学、

獨協医科大学

私立大学

(その他)

慶應義塾大学(文学部)、早稲田大学(文化構想学部)

国際基督教大学(教養学部)、東京理科大学(創域理工学部)

明治大学(文学部・理工学部)、立教大学(文学部・現代心理学部)

法政大学(経営学部・情報科学部)、中央大学(国際経営学部)

立命館大学(情報理工学部)

立命館アジア太平洋大学(国際経営学部

・アジア太平洋学部・サステイナビリティ観光学部)

日本大学(経済学部・商学部・歯学部)、駒澤大学(経済学部)

武蔵大学(国際教養学部)、明治学院大学(文学部)

京都産業大学(法学部)、聖心女子大学(現代教養学部)

芝浦工業大学(工学部)、千葉商科大学(商経学部)、

産業能率大学(情報マネジメント学部)、千葉工業大学(創造工学部)

日本獣医生命科学大学(獣医学部)、獨協医科大学(看護学部)

横浜薬科大学(歯学部)、昭和薬科大学(薬学部)

帝京大学(薬学部)、武蔵野大学(薬学部)

明治薬科大学(薬学部)

高校入試合格実績

 

 

学校名
公立高校

千葉高等学校、千葉市立千葉高等学校、

君津高等学校、昭和学院秀英高等学校

私立高校

作新学院高等学校、淑徳与野高等学校、

國學院大學栃木高等学校、千里高等学校、

追手門学院高等学校、埼玉栄高等学校、

川崎医科大学附属高等学校、志学館高等部、

興國高等学校、木更津総合高等学校、

小松大谷高等学校

中学入試合格実績
  学校名
関東

洗足学園中学校、浅野中学校

栄東中学校、サレジオ学院中学校

浦和明の星女子中学校、頌栄女子学院中学校

逗子開成中学校、恵泉女学園中学校

普連土学園中学校、光塩女子学院中学校

東京純心女子中学校、獨協埼玉中学校

秀明中学校、埼玉栄中学校

國學院大學栃木中学校、順天中学校

土浦日本大学中等教育学校

関西

洛南高等学校附属中学校、須磨学園中学校

神戸大学附属中等教育学校、帝塚山学院泉ヶ丘中学校

同志社女子中学校、近畿大学附属東広島中学校

岡山学芸館清秀中学校、大阪立命館中学校(初芝立命館)

須磨学園夙川中学校

甲信越 佐久長聖中学校

中国

・四国

AICJ中学校、修道中学校

広島城北中学校、広島学院中学校

広島大学附属福山中学校

九州

青雲中学校、長崎県立諫早高校附属中学校

長崎日本大学中学校

北海道 北嶺中学校

名門会オンラインのまとめ

 名門会オンラインは、全国・海外どこからでも、対面と同じレベルで名門会の授業を受けられる。

 開成、灘、桜蔭などの難関中学受験から高校受験、東大や京大などの一流大学や医学部受験に強く、難関校を目指す人はぜひ検討したい家庭教師の一つだ。

 学習塾選びは、対面やオンラインを含め選択肢が広がっている。集団授業の塾や予備校、個別指導塾、家庭教師など、さまざまな教育サービスを組み合わせて利用することもできる。得意教科を伸ばしたい、苦手教科を克服したいなど、目的に応じてそれらを使い分けることが、第一志望校への合格の近道になる。ぜひ、オンライン家庭教師選びの参考にしてほしい。