お子さんの特性に合わせたタイプ別学習法で効果を倍増させる

 下の図をご覧ください。横軸に「聴覚優位タイプ(左)」と「視覚優位タイプ(右)」、縦軸に「テキパキさん(上)」と「じっくりさん(下)」にタイプ分けをしていますが、わが子がだいたいどの位置に該当するのかを知っておくと、効果的な勉強方法が見えてきます。

タイプ別学習法
中学受験の家庭教師「名門指導会」より西村則康作成

 先ほどの「親の表情や動作に敏感」というお子さんは「視覚優位タイプ」が当てはまります。目で見た情報が頭に入りやすいのでイラストや漫画が好きだったり、フラッシュカードが得意だったりする特徴があります。勉強をする際もイラストの多い問題集が効果的で、逆に文字数の多い解説文などは親子で一緒に読むのがおすすめです。

 一方「聴覚優位タイプ」は耳からの情報が入りやすく、大人との会話で知識を吸収することが非常に得意なタイプです。コマーシャルソングなどはすぐに覚えて歌えたりしますので、勉強では問題集の解説を読んで聞かせてあげることが有効です。

 縦軸の「テキパキさん」は、例えば音読なら早く読む速音読が向いています。問題集はどんどんページが進むタイプを選んであげると、気分良く勉強を進めることができます。1ページの中にたくさんの問題があって、なかなか終わらないものは向きません。

「じっくりさん」の場合、音読はゆっくりと感情を込めて読む。問題集は解説が詳しく書かれているものがおすすめです。

 横軸と縦軸の要素を組み合わせて、お子さんがA〜Dのどのエリアに当てはまるのかを考えてみてください。例えば「視覚優位タイプ」の「テキパキさん」(Bエリア)は、たくさんのことをやらせるよりも、一つひとつに丁寧に取り組むことを意識すると効果的です。

「聴覚優位タイプ」の「テキパキさん」(Aエリア)の場合、漢字練習を子ども任せにしてはいけません。つい雑に書いてしまい、1本線が足りなかったりするタイプです。