【学習全般】教科書準拠問題集1日1ページでカラーテスト満点を
毎日の宿題のほかに、1〜3年生全学年に「教科書準拠問題集1日1ページ」を入れました。中学入試問題の内容は全て小学校の教科書の中から出題されます。学校での学びをしっかりと根付かせておくことは受験勉強の基盤となるだけでなく、学校のカラーテストで100点を取るという目的のためでもあります。
カラーテストで満点を取れないことが続くと、自己肯定感が下がった状態で受験勉強を始めることになります。「頑張ってもダメかもしれない」という思いがあると学習意欲は続きません。「自分は頑張ればできる子なんだ」という意識で受験勉強を始めることがとても重要になってきますので、教科書準拠問題集は学校の進度に合わせてしっかりと取り組みましょう。
勉強時間は表にも書き込んだように、算数・国語とも「学年数✕10分」が基本です。勉強量を増やしすぎないよう注意してください。
 
1・2年生は親子の会話の中に家庭学習を取り入れて
次に、親子で取り組める学年別の具体的な学習方法について解説します。
算数の補数や掛け算はクイズのように声掛けをすることで、毎日気軽に取り組むことができます。音読も「今日は何を読もうか」と誘ってみるなど、お子さんが楽しく取り組めるようサポートしてみてください
家庭の雰囲気を朗らかにしながら会話を楽しむことで、自然と国語力、読解力のアップにもつながります。
【算数1・2年】数のエキスパートを目指そう
1年生では「10の補数、100の補数」を言えるようになりましょう。例えば「3」と言ったら「7」(10の補数)、「45」と言ったら「55」(100の補数)という具合に、問いかけたら瞬時に数が出てくることが理想です。
2年生では「掛け算(九九)の熟練」を目指しましょう。「九九は大丈夫!」というお子さんは多いのですが、1の段から順番に覚えただけでは熟練したとは言えません。9の段まで順番に言えたら、9✕9=81から逆に1の段まで言えること。それができたら、例えば「24」になる掛け算を全て言えるようにする。そこまでできてはじめて「熟練」と言える状態です。
家庭の日常会話の中で、クイズのように取り組めますのでぜひやってみてください。
1年生ではまず「正しい鉛筆の持ち方」ができているかを注視してください。正しい持ち方をすることで、バランスの取れた文字が書けるようになります。全ての学びにつながる大切なスキルとなりますので、しっかりとサポートしてあげてください。

 
     
     
     
     
     
     
     
     
   
       
       
       
       
       
     
     
    