自分で「〇△✕」を判断…塾での学びの精度を上げるカギは?
大手の集団塾では、一人ひとりの理解度に合わせた指導を求めても、難しいのが現状です。そこで個々のレベルに合わせ、難易度が上がっても塾の学習にしっかりとついていけるよう考えたのが「◯△✕学習法」です。
できる問題なのか、できない問題なのかを自分に問いかけていく手法を習得するまでには、少し時間がかかるかもしれません。その精度を上げていくカギは、やはり家庭での親子の会話と授業の振り返りです。1日10分でもいいので、
親「今日の塾の算数は何をやったの?」
子「割合の計算だよ。食塩水の濃さをやった」
親「食塩水の濃さってどうやって計算するんだっけ?」
といったような会話から始まって、
親「今日の授業の中でわからない問題ってどれくらいあった?」
子「3問くらいかな」
親「わかったのは?」
子「5問くらいかな」
親「頑張って授業聞いてきたね」
といったふうに、労いの言葉もかけながら塾のテキストを出してもらい、わかった問題、自信のない問題を教えてもらうところから始めてみましょう。
自然な流れの中でこうした会話を続けていれば、自分で「◯△✕」を付けられるようになり、精度も上がっていきます。
塾の宿題に取り組む前に「◯△✕」を付ける習慣が身につけば、効率的に学習に取り組めるのでお子さんの気持ちも前向きになります。
「◯△✕」を付けたら、「△」の付いた問題を1問でも2問でも一緒にやってみてください。ただし先生役はお子さんです。親が先生役になると大抵うまくいかないことは、多くの親御さんがご存じでしょう。
親は問題がわからない子の役を演じ、「先生なんでそうなるの?」と質問をして、お子さんに問題の解説をしてもらってください。「△」を付けた問題は、「なんとなくわかったけど自信がない」ものです。自分で説明をしながらわかっていない部分を自覚し、質問を受けることで「この部分がわかってなかったんだ」と気づくことができます。そんなふうに親が関わっていくことで、お子さんはたくさんのことを考え、理解し、力をつけていきます。
