便秘になると気分も沈み、集中力も発揮しづらくなる。ストレスなどで便秘気味になったら、食事量が減っていないか、水分が不足していないかも見直そう。
「朝食はきちんと食べて、学校でも水分をしっかり取っているか確認してください。1日に計1.5リットルの水分摂取が、便秘予防の目安です」

管理栄養士、食生活コンサルタント、エビータ代表取締役。病院勤務時代から専門としていた糖尿病をテーマに、1万8000人以上の栄養相談を実施。2008年にエビータ設立。行動変容を実現する栄養カウンセリング、食育活動、料理・商品開発やコンサルティング、イベントなど多方面で活躍している。
コンビニおやつを賢くフル活用する方法
じっと座って作業していると口寂しくなり、スナック菓子や甘いものなどのお菓子を食べたくなるのは、大人だけでなく子どもも同じ。
「どうせ食べるなら、タンパク質や食物繊維など、栄養素を補うことができるもの、よくかむことで脳が活性化するものを選びましょう」
浅野氏に、コンビニで買えるものを3つのキーワードと共に挙げてもらった。選ぶ際の目安にしてほしい。
まずは、何か食べたい!が収まる「タンパク質系」。各社から出ている「豆腐バー」や「ナッツバー」は、スティックタイプで、勉強しながらでも食べやすい。チョコレート味、プロテイン強化商品などもある。
「ドライ納豆」はかみ応えがあり、空腹が紛れる。
腹持ちが良く便秘解消にもいい「食物繊維系」も活用したい。おなじみの「乾燥昆布」「干し梅」などに加え、「しいたけスナック」や「乾燥大根」など変わりダネも出ている。