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ビジネスモデルの破壊者たち
【第404回】 2016年9月5日
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瀧口範子 [ジャーナリスト]

グーグルがIoTプラットフォーム構築へ
デジタルホームで先行するアマゾンを追う

「エコー」で先行するアマゾンを追う

グーグルが買収した「ネスト」のエンジニアの一部がグーグルへ移籍。IoTの再編に向けた動きと見られる

 グーグルが、本格的なIoTプラットフォームを整理するために動いている模様だ。

 これは、先だってアルファベット傘下のネストのエンジニアの一部が、同じくアルファベット傘下のグーグルへ移籍したことで明らかになったもの。これまでネストやグーグル内でバラバラに進んでいたIoTやスマートホームのための事業を一本化することも考えられる。

 ネストのエンジニアらが移籍した先は、グーグル・ホームのグループ。グーグル・ホームは、今夏グーグルが発表した家庭用デバイスで、音声入力によってインターネットから調べ物をしてもらったり、インターネットに接続された家庭内の機器の操作を委ねたりできる製品だ。

 同様の製品ではアマゾンが先行しており、同社のエコーは大人気製品となったばかりでなく、各社と連携しテレビ、電球、サーモスタット、ガレージのドアなど、さまざまな家庭内の機器と連動するようになっている。ソフトウェア面でも、オンラインのストリーミング音楽を聞くこともできる。

 年内の発売が予定されるグーグル・ホームの発売は、ちょっと大きめのマグほどのサイズで、機能はエコーに似たものになると思われる。グーグルもこのグーグル・ホームをハブにして、さまざまなデバイスを操作できるようにし、今後ハードウェア、ソフトウェア会社と提携を結ぶことが予想されるだろう。

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瀧口範子 [ジャーナリスト]

シリコンバレー在住。著書に『行動主義: レム・コールハース ドキュメント』『にほんの建築家: 伊東豊雄観察記』(共にTOTO出版)。7月に『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?世界一IQが高い町の「壁なし」思考習慣』(プレジデント)を刊行。


ビジネスモデルの破壊者たち

シュンペーターの創造的破壊を地で行く世界の革新企業の最新動向と未来戦略を、シリコンバレー在住のジャーナリストがつぶさに分析します。

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