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原英次郎の「強い中堅企業はここが違う!」 トップに聞く逆境の経営道

30人中3人が障がいのある従業員
たった1坪、2品で、年商3億!
3ヵ月間意識不明からの生還
125歳まで生涯現役宣言!
吉祥寺「小ざさ」伝統と人づくり【後編】

原 英次郎 [週刊ダイヤモンド論説委員]
【第24回】 2010年12月14日
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 店舗面積はわずか1坪、売っている商品は羊羹ともなかの2品だけで、年商3億円をあげる和菓子店・小(お)ざさ。40年以上、1日限定150本の“幻の羊羹”を求めて、40年以上行列がとぎれない。

1969年からこの風景が続いているというから驚き

 12月3日に、78歳の稲垣篤子社長の処女作、『1坪の奇跡―40年以上行列がとぎれない 吉祥寺「小ざさ」味と仕事―』(ダイヤモンド社刊)が発売された。12月7日にアップされた前篇は非常に多くのアクセスがあったが、そこではなぜ2品だけに絞るのか、どうして売上拡大を追わないのか、経営に対する考え方を中心に聞いた。

 今回は、経営として変えてはいけないもの、変えてもいいもの、つまり不易と流行をどう考えているのか。そして、小ざさには、30人の従業員のうち3人の知的障がいのある従業員がいるが、その裏にはどんなエピソードがあったのか。小ざさ流の人づくりにもフォーカスしてみた。

稲垣社長:変えてはいけないものは、この小ざさの味です、絶対に。よりいいものを求めて、より深くやっていきます。

 変えてもいいものは、包装紙とか、売り方ですね。ただ、最近は変化が速いからといって、次々と切り替えるのではなくて、ずーっと待っていて、ここぞというときに切り替えます。変化に目を奪われて、そのつど、そのつど変えると、自分たちがどこにいるのか、わからなくなってしまいますから。

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原 英次郎 [週刊ダイヤモンド論説委員]

1956年生まれ、佐賀県出身。慶應義塾大学経済学部卒。
1981年東洋経済新報社に入社。金融、証券、エレクトロニクスなどを担当。
1995年『月刊金融ビジネス』、2003年4月『東洋経済オンライン』、
2004年4月『会社四季報』、2005年4月『週刊東洋経済』の各編集長などを経て、2006年同社を退社。
2010年3月ダイヤモンド・オンライン客員論説委員、2011年10月編集長、2015年1月より現職。
主な著書に『銀行が変わる?!』(こう書房)、『素人のための決算書読解術』(東洋経済新報社)。

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