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転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

40代の転職、優秀でも「使いにくい人」は敬遠される

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第49回】 2016年11月14日
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どんなに優秀であっても
「使いにくい人」は敬遠される

面接時に自分にできる強みをアピールできますか?

 本連載第47回において40代の転職が増加していると指摘しましたが、もちろんどんな40代でも引く手あまた、というわけではありません。転職市場で売れる40代、売れない40代の違いは一体どこにあるのでしょうか。

 一つ目の違いは「プロフェッショナリティ」です。わかりやすく言えば、プロフェッショナリティとは「この人は何ができるのか?」という話です。我々とクライアント企業の間ではプロフェッショナル・チェックトークが日々繰り広げられています。

 このトークは、つまり、現場力に裏打ちされた、それぞれの分野におけるプロフェッショナリティがあるかどうかです。感覚的には35歳を過ぎたあたりから、この点が非常に厳しく見られるようになっていきます。

 二つ目の違いは「使いやすさ」です。ベンチャー企業や中小企業への転職ではこの点がとくに重要です。

 「この人が優秀なのはわかるけど、使いにくそうだよね……」
 「勝手にやってもらうような仕事ならいいんだろうけれど、社長の言うことをちゃんと聞いてくれるかな……」

 いくら優秀な人材であっても、このように使いにくい感じがある人は敬遠されてしまうのです。

社長の突拍子もないプランに
ついていけるか?

 先ほど述べた「使いにくい人」はどんな人でしょうか。それは動かすのに手間がかかる人のことです。事細かに説明し、完全に納得しないと動かない。こういうタイプの人は世の中に少なくないのではないかと思います。

 しかしベンチャー企業や中小企業では、あまりそんな丁寧な会話はなく、社長から「こう決めたからやっておいて!」と言われることが日常茶飯事です。そのときに「わかりました!」と言えるかどうかにあります。

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丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

35歳以上の転職がもはや当たり前の時代になり、これからはより多くの人が転職を意識することになる。しかしそのときに「転職の作法」を全く知らないがために、失敗し続けてしまっては本末転倒だ。この連載では、失敗した人を具体的な事例として出しながら、何が悪かったのか2万人を見てきた転職コンサルタント丸山貴宏の視点で一刀両断。成功へと導く手助けをします。

「転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏」

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