ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

「35歳で転職10回」でも企業が欲しがる人の職種と特徴

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第50回】 2016年11月28日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage
「転職は何回まで大丈夫ですか?」とよく聞かれますが、そんなことを心配していては活動がうまくいきません

転職回数の多さだけで
マイナス評価は下されない

 「転職は何回まで大丈夫ですか?」

 これは転職希望者の方からよく聞かれる質問です。一般的な答えとしては、「35歳くらいなら3社経験、つまり次が4社目だったらギリギリ気にしなくてよいです。ただし、企業や業界によって転職回数に対する見方はかなり異なる場合があります」となるでしょう。

 こうした質問が出てくる背景として、かつては「転職回数の多さ=悪」という認識が企業にありました。

 「仕事が続かないデキナイ人」

 転職回数が多いという一事だけで、そんな評価を下されていたのです。現在でも「転職は2回まで」と決めているような企業もあります。

 しかし、市場が分かっている人事であれば「業界や職種によりますね」といった反応をするようになってきています。私たちも企業の人事担当者が「この人、転職回数が多いですね……」と懸念を示せば、「いやいや、ウェブ業界ですから。優秀なエンジニアがどんどん転職していく世界なんですよ」と啓蒙してきました。

 その甲斐もあって、転職回数の多さに無反応ではないにしても、転職回数だけを理由にマイナス評価をするような人事担当者は少なくなってきました。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

35歳以上の転職がもはや当たり前の時代になり、これからはより多くの人が転職を意識することになる。しかしそのときに「転職の作法」を全く知らないがために、失敗し続けてしまっては本末転倒だ。この連載では、失敗した人を具体的な事例として出しながら、何が悪かったのか2万人を見てきた転職コンサルタント丸山貴宏の視点で一刀両断。成功へと導く手助けをします。

「転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏」

⇒バックナンバー一覧