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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

転職3回以上でも人事が欲しがる人、敬遠する人

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第154回】 2016年1月25日
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活況の転職市場では、誰もが引く手あまたというわけではないようです

 転職市場が人材不足で「売り手市場」になっていると言われて久しくなりました。ただ、誰もが“売り手”として恵まれた状況であるわけではありません。転職回数が一定数以下でなければ、なかなか採用をしてくれない企業も少なくないからです。例えば、3年で3回転職をしている人はどうかというと、採用をためらう人事部が多数を占めるのではないでしょうか。

 では、転職回数が「既に」3回以上の人はもう転職できないのかというと、決して諦める必要はありません。これまでの経験を活かして、転職回数をプラスに転換させる余地は残っています。今回は、その方法を皆さんと考えてみたいと思います。

転職3回以上の希望者との面談は
「意欲が下がる」

 あなたは転職したことがありますか。あるならば、何回ありますか。そして、その転職回数は勲章でしょうか。それとも、向こう傷でしょうか。

 「転職=悪」というイメージが当たり前だった時代がありました。そんなイメージを払拭したものの1つが、筆者が勤務していたリクルートでした。

 「ヤリガイ様~私にヤリガイをお与えください」

 1985年、転職を明るく前向きに表現した「ヤリガイ様」のCMで注目を集めた就職情報誌『週刊就職情報』をリリース。タレントにとんねるずを起用し、その年の流行語にもなりました。余談ですが、その年に起きたのは、「日航ジャンボ機墜落事故」「青函トンネル貫通」「新幹線上野駅開業」で、「日本電信電話」が「NTT」、「日本専売」が「日本たばこ」になる大事件がたくさんあった年でした。

 あれから30年。現在は転職をネガティブに捉える人は激減しました(まだ転職=ネガティブに捉える人はいるとは思いますが)。ただ、転職回数が多い人は採用をする側からはあまりいい印象を与えていない、それを象徴するようなシーンに遭遇したことがあります。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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