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コンビニの「マイクロ店舗」続々、狙いはオフィス等の極小商圏

森山真二
2016年12月21日
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コンビニエンスストアの次の“大市場”になるか――。現在、コンビニ業界ではマイクロマーケット(極小商圏)と呼ばれる“小さな巨大市場”が脚光を浴びている。全国に5万4000店超と一大店舗網が築かれたコンビニ市場。しかし、もはや1店あたりが対象とする人口、距離(商圏)は狭まるばかり。ならば極小商圏でも成立するコンビニを出店してしまえとオフィス、病院など閉鎖された立地には、自販機コンビニが入り始めている。さらに人手をかけない仕組みができれば、あなたのマンションにも“コンビニ”が来るかも――。(流通ジャーナリスト 森山真二)

オフィスにファミマ!?
品目多彩なコンビニ自販機

 「最近、うちのオフィスにファミマができたたのよ」。東京・丸の内に勤めるあるOLはこう話す。「オフィスの中にコンビニは珍しくないぜ」と答える同僚のビジネスマン。「違うのよ。ファミマの自販機よ」。

オフィスで増えているファミマの自販機。品目が多彩 Photo:FamilyMart

 このところ、オフィスにファミマの自販機が入り込んでいる。

 すでに関東や関西で2000台近くが設置されているため、見かけた読者も少なくないだろう。販売品目はサンドイッチ、おにぎり、カップ麺、スイーツ、飲料、さらにストッキングまである。商品数は50~60品目、まさにファミマのミニ版だ。

 企業などに自販機を設置している業者と組んで、1日1回を基本に商品の補充をしており、消費期限が過ぎている場合は販売をしないように対応している。

 ポプラも10月からファミマと同じような自動販売機を展開。オフィスはもとより、病院、さらに工場内など、まさに「マイクロマーケット」を狙った販売装置だ。

 コンビニはすでに国内の出店数が5万4000店。セブン-イレブンはここ数年、毎年のように1500~1800店の出店を続けたが、来年度の出店は立地などを見極めて出店する「慎重な出店」方針に転換しており、来年度は2016年2月期よりも出店を抑えてくる可能性が高い。

 店舗数で2位に浮上したユニー・ファミリーマートホールディングスもサークルKサンクスのファミリーマートへの看板替えが忙しく、出店は未知数だ。

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