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低位株待ち伏せ投資
【第6回】 2017年1月5日
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吉川英一 [個人投資家]

なぜ株を売ったあと
大きく上昇してしまうのか?

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たいていの人は、保有株を売ったあと、株価が上昇するのを見てガッカリするもの。「あのとき売らなければよかった……」と後悔しないために、投資家は何をすべきか――。

株価は大衆心理で動いている

 株式投資をやっている人であれば誰でも、自分が売ると、なぜかそのあと大きく上昇して、悔しい思いをしたことがあるでしょう。

 これは、いつも損ばかりしている経験から、少しでも利益があるうちに売ってしまわないと、利益どころか、また損失に変わってしまうと思っているからです。とくに、日々相場を見ている投資家は、上昇してくると、利食いを我慢できなくなる傾向にあります

 株価は大衆心理で日々動いているわけで、多くの投資家が売りたいと思うポイントは同じです。売りたい投資家が売ってしまうと、あとは売りが少なくなるので、需給が一気に改善し、株価は上に向かうことになります。

 ほかにも、多くの投資家が売りたくなるタイミングがあります。例えば、横這いしていた株価が直近の高値を抜けてきたときや、いったん下落していた株価が買値付近まで戻ったときは、やれやれの売り(高値でつかんだ株がなかなか売れず、少し戻したところで売ってしまうこと)を出す投資家が増えます。

 やれやれの売りで、また下に押し戻されるケースもありますが、ここをいったん抜けてくると、空売りしている投資家はどこまで上昇するのだろうという恐怖心にさいなまれます。空売りしていた投資家が耐えきれなくなって一斉に買い戻すと、株価は一気に急騰しますので、それを見た素人投資家が最後に飛びつき買いし、買う人がいなくなると、ナイアガラ瀑布のように下げ足を速めていきます。

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    吉川英一 [個人投資家]

    "1957年生まれ。富山県在住の個人投資家。年収360万円から低位株投資で資金を貯めて、アパート経営を開始。株と不動産で増やした資産は約2億円超。マネー誌などで指南役として活躍中。著書に『年収360万円から資産1億3000万円を築く法』『低位株で株倍々!』『不動産投資で資産倍々!会社バイバイ♪』『低位株必勝ガイド』『億万長者より手取り1000万円が一番幸せ!!』『一生お金に困らない個人投資家という生き方』(以上、ダイヤモンド社)、『一生好きなことをして暮らすための 「不労所得」のつくり方』(光文社新書)などがある。


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