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「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?

苦労して手に入れた幸せをなぜリスクに晒すのか?
探偵バーの代表が警鐘を鳴らす現在の“浮気” 事情

宮崎智之 [フリーライター]
【第4回】 2011年4月4日
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 あなたは「絶対に浮気しない」と言い切れるだろうか?

 「結婚受難の時代」と言われる昨今、社会状況の変化などから結婚をすることが以前よりも難しくなり、まるで限られた席を争うかのように「結婚」を求めて婚活する人々が急増している。その結果、うつ病にまでかかってしまうケースもあることは、前回までに指摘してきた通りだ。

 しかし、そんな大変な思いまでして結婚に辿り着いたにもかかわらず、「浮気」という誘惑に負けて、せっかく得た平穏な生活を不意にしてしまうケースが後を絶たない。

家庭崩壊のリスクを高めるのは必至
浮気に走る「ロス婚」たちの群像

 実際、メディアの匿名調査などによると、本来は仕事や子育てに専念し、家庭を守らなければならない立場にもかかわらず、「配偶者や子どもに縛られずに、一生恋愛気分を楽しんでいたい」という気持ちから、未婚者や別の既婚者と浮気を繰り返す人は多いという。

 一方で、未婚者の側についても、「結婚で縛られるよりも恋愛を楽しみたい」「自分と同世代の未婚異性には魅力的な人がいない」といった動機で、あえて既婚者を選んで付き合う人が想像以上に多いと言われる。こういった人々の価値観により、世の中の浮気ニーズが増加してしまっているという見方もある。

 それはそれで「現代的な結婚観・恋愛観」と言えるかも知れないし、そもそも既婚者が浮気をするのは今に始まったことではない。しかし、浮気が家庭崩壊のリスクを高め、社会的には非婚化や少子化を加速させる一因となる可能性も否定できない。

 世の中に「ロス婚」状態の人々が増えるなか、浮気についてはどのようなトレンドの変化が見られるだろうか? 数々のメディアに登場し、相談客が後を絶たないという六本木の「探偵Bar Answer」を訪れ、代表を務める長坂健太氏に「最新の浮気事情」について聞いてみた。

 長年、浮気調査を続けてきたプロの目から見た「浮気に走る既婚者の素顔」とは、いかなるものだろうか?

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宮崎智之 [フリーライター]

フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。
ツイッターは@miyazakid
 

 


「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?

日本は「結婚受難」の時代に突入した。街やオフィスには、「出会いがない」と焦る独身者や「結婚に疲れ果てた」と嘆く既婚者が溢れている。一昔前の日本人なら誰しも得られた「結婚」という当たり前の幸せを、得ることができない。夢や希望を失った「ロス婚」(ロスコン)な人々が増殖する背景には、いったい何があるのか? 婚活や結婚生活に悩みを抱える人々の姿を通じて、「日本人の結婚」をいま一度問い直してみよう。

「「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?」

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