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孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA
【第24回】 2017年6月8日
著者・コラム紹介バックナンバー
三木雄信

ソフトバンク元社長室長が
実践する「メモ術」とは?

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わずか三十数年で8兆円企業へと成長したソフトバンク。多くの企業が日本経済の停滞に苦しむなか、圧倒的な拡大を続けることができたのは、「仕組み」を持っていたからだ。
ソフトバンクでは今も、6万人超の社員がこの「仕組み」を使っている。この手法があるからこそ、孫社長の思いもよらない奇策も実現できるのだ。
 9年にわたり孫社長の右腕として活躍した元ソフトバンク社長室長・三木雄信氏の6万部突破のベストセラー『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA』から一部抜粋して紹介する。

ソフトバンクでは「今日勝つ方法」だけを考える

 実行のための方法が出揃ったら、今度はそれを実行していく段階です。

 第19回で登場した山田君がどのように仕事を進めていったのかを辿りながら、実行していく方法を説明していきます。

 「1日に3人と10分以上話す」という目標を決めた山田君に、私は毎日の記録を表でつけるように言いました。そこには次の三つの項目を設けてもらいました。

(1)毎日の目標
(2)毎日の結果
(3)勝ち負け

 一番上の段に目標の「3人」と記入。その下に毎日の結果を「1人」「2人」と書き込みます。一番下の段には、勝ったのか負けたのかを示す「○×」の欄を設けました。

 そして私は、「毎日、なぜ勝ったのか、負けたのかを必ず分析しなさい」と言いました。

 そのための方法として、自分が電話したすべての人の通話時間や相手の属性、かけた時間帯などを細かく記録して、毎日の自分の行動を振り返ることをすすめました。

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    三木雄信

    1972年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。ソフトバンク社長室長に就任。孫正義氏のもとで、マイクロソフトとのジョイントベンチャーや、ナスダック・ジャパン、日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収、およびソフトバンクの通信事業参入のベースとなった、ブロードバンド事業のプロジェクトマネージャーとして活躍。また、一連の事業を通して「高速PDCA」の土台を構築する。
    2006年に独立後、ラーニング・テクノロジー企業「トライオン株式会社」を設立。1年で使える英語をマスターするOne Year English プログラム〈TORAIZ〉を運営し、高い注目を集めている。
    自社経営のかたわら、東証一部やマザーズ公開企業のほか、未公開企業の社外取締役・監査役などを多数兼任。プロジェクト・マネジメントや資料作成や、英語活用など、ビジネス・コミュニケーション力向上を通して、企業の成長を支援している。
    多数のプロジェクトを同時に手がけながらも、ソフトバンク時代に培った「高速PDCA」を駆使し、現在は社員とともに、ほぼ毎日「残業ゼロ」。高い生産性と圧倒的なスピードで仕事をこなし、ビジネスとプライベートの両方を充実させることに成功している。
     


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