この連載では、「Facebookをいかに集客に使うか」がテーマ。しかし、実はFacebookのビジネス活用は集客だけでなく、もう一つの重要な側面がある。「コミュニケーション」だ。今回は、話題の新しい機能「ビデオ電話」を中心に、ビジネスにおける連絡ツールとしてのFacebookについて解説をしたい。

連絡ツールとしてのFacebook

 Facebookのコアユーザーになればなるほど、Facebookを連絡ツールとして使う傾向がある。

 前回ご紹介した大分の機械加工「エイチ・エス・ケー」も、顧客との連絡にチャットとメッセージを使っている。これによって一般のメールよりもはるかにスピーディに連絡ができるのだ。

 私自身も仕事の連絡にFacebookのチャット機能を活用している。たとえば、アポイントを決める時など、メールだと日時を決めるのに数回やりとりしなければいけないが、チャットだとその場で済んでしまう。メールでのやりとりと比べてかかる時間は半分以下だ。

 このように、仕事仲間や顧客、つまり名刺交換した人とFacebookでつながっておけば、ムダなメールを減らし、連絡にかかる時間コストを抑えることができる。