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イマドキ職場のギャップ解消法
【第11回】 2010年1月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

部下の仕事に手を出しすぎて降格…
優秀な人ほど上司になると陥りやすい罠

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 あなたは職場の上司と年が幾つ離れていますか? 5歳くらい、それとも10歳以上ですか?年齢の違いでお互いの距離が近く感じたり、逆に遠く感じたりするかもしれませんね。ところが実際、上司と部下の距離は年齢で決まるものではありません。お互いの役割が大きく違えば、距離が遠くなるものです。

 ところが、顔見知りの先輩が上司になったりすると、「上司と部下になっても関係は一緒・・・」と勘違いしてしまう人もいるのが事実です。ただ、そのような意識では、逆にお互いの距離を遠くしてしまうことにもなりかねません。では、上司と部下に存在するギャップとはどれほど大きいものなのでしょうか?

上司と部下は役割が全く違う

 上司と部下の間には厳然とした役割の違いがあります。

 例えば不況下では、上司がリストラの矢面に立って損な役割を演じるケースも少なくありません。それにも関わらず、若いビジネスパーソンの中には、上司が単に損な役割をさせられているだけと知らず、「上司が邪魔」とさえ思っている人がいる、という話をよく耳にします。

 先日、あるゲーム会社の若手社員に「あなたの上司の印象は?」と訊ねてみました。すると、
「会社の方針を忠実に実効する人」
「失敗を減点して冷たく評価する人」
と上司からすると悲しくなる回答が返ってきました。部下からすれば自分の足を引っ張る「邪魔」な存在なのでしょうか?

 ただ、あなたが社長か役員にならない限り、職場に「上司」が存在するものです。仮に一般社員から管理職(例えば課長)になっても部長という上司が、もれなく付いてきます。

 そして上司は、あなたの仕事ぶりを管理監督します。また、部下に目標を示して、その目標を達成するために指導し、また目標を示す・・・を繰り返すのが仕事です。更に言えば、同じ職場の部下の中で誰が一番活躍したか、あるいは仕事の役割を全うしたかを評価する仕事もしなければなりません。ですから、公平かつ、冷静に評価するために、部下と距離をおく上司は少なくありません。

 「上司になってから特定の社員とばかり飲みに行かないように心掛けています。行くなら全員を誘って行きます」
と答えるのは、ある家電販社の営業所長です。部下からは所長になって「変わった」「距離を感じる」など指摘されるようですが、役割上仕方ない・・・と割り切っていました。

 皆さんの中には身近な存在の上司もいるかもしれませんが、基本的には役割が全く違うのですから、仕事上でギャップを感じることがあっても当たり前なのです。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年東京生まれ。同志社大学文学部卒業後リクルート入社。営業現場では常にトップセールスマンに。96年独立・起業情報誌「アントレ」を創刊。事業部長・編集長を歴任。2004年に自ら独立をし、株式会社セレブレインを設立。経営・人事戦略コンサルティングを手がける。『営業マンは心理学者』(PHP研究所)など、著書多数。
株式会社セレブレインホームページ
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グローバル化や女性の社会進出、上司や部下とのジェネレーションギャップなど、もはや同じ価値観を持った人とだけ仕事をすることは不可能です。そんなギャップのある人たちとの上手な付き合い方・対処法を紹介します。

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