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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

アポ失念で逆ギレ!「もの忘れ上司」を手なずける方法

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第172回】 2016年10月3日
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あなたの上司がもの忘れの激しい人だったら、あなたはどう接しますか?

 上司が忘れっぽいタイプだとしたら、あなたはどうしますか?「忘れないでください」と文句を言いますか?それとも上司が忘れないように自ら工夫を凝らした行動を心がけますか?

 部下にとって忘れっぽい上司の存在はストレスが溜まる要因の1つでもありますが、そんな上司との巡り合わせをむしろ楽しんでいる人もいます。今回は、忘れっぽい上司とうまく付き合っている人と、そうではない人の違いをご紹介しましょう。

部下との取引先アポを失念!
なのに逆ギレする上司に唖然

 優柔不断、言うことがコロコロ変わるなど、困った上司のタイプはたくさんあれども、本当に困るのはどんな上司なのでしょうか?複数の20代若手社員に取材して出てきたのが「忘れっぽい上司」でした。

 製造業の営業部門に勤務している入社3年目のUさんは、「上司が本当に忘れっぽくて困ってしまう…」と悩みを語ってくれました。

 Uさんの上司はBさん(45歳)。部下が6名いますが、その部下に対して「この間言ったよね」「資料は渡したよね」と仕事についての確認を頻繁に入れます。それだけ仕事に対して几帳面な姿勢が目立つので、部外者からすれば、ミスなど起こすことがないように思えます。ところが実際は、Bさんが忘れることによる、仕事のミスが頻繁に起きています。

 先日もUさんが取引先への挨拶に伺うアポイントでBさんに同行を依頼したのですが、Bさんが約束の時間を忘れており、Uさんは一人で取引先にいく羽目になりました。当然ながら「君の上司はどうしたの?」と取引先に聞かれました。そこで「急な対応で、社を離れられなくなりました。申し訳ございません」とその場しのぎの言い訳をしたのですが、

 「君の会社は、取引先より社の都合を優先するのですね、わかりました」

 と予想に反して相手の気分を害してしまいました。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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