朝から長時間座りっぱなしのデスクワークで、夕方にはぐったりと疲れてしまっていませんか。原因は、人間の体の6割を占める水分にあります。このたび著書『「疲れリセット」即効マニュアル』を出版した「疲労」研究の第一人者である医学博士・梶本修身先生が解説します。
仕事中、疲れないためには
頻繁に水を飲みトイレに行く
オフィスで働いている人の多くは、一日中パソコンと向き合い、デスクワークをしている、ということが多いのではないでしょうか。
ずっとイスに座っていて、いつもと同じ仕事をこなしたけれど、夕方頃にはすっかり疲れてしまっている──。そんなことはないでしょうか。
しかし、1日同じデスクワークをしていても、そのように疲れ果ててしまって家に帰るのもしんどいという人と、さほど疲れた様子も見せずに颯爽と家路につく人がいます。
その違いは、どこにあるのでしょうか。
長時間デスクワークをしていても疲れないためには、頻繁に水を飲み、頻繁にトイレに行くことです。
理想は、30分に1回。
最低でも1時間の間にコップ1杯の水は飲み、かつ、トイレに行くのがいいでしょう。