いつまでも“少年少女”
「雷の三碧」の“純粋すぎる愛”

<<ベストQ3>>子どものような「無邪気な心」を持っていますか?

 まるで“少年少女”のような、無邪気な心。それを、大人になっても持ち合わせているのが「雷の三碧」のよさです。

 私が1万人をサンプリングしてきたうえで、面白いことがひとつわかりました。

 それは、多くの雷の三碧人は、年齢以上に若く見える人がとても多いということ。あくまで統計上の話ですが、他の『9code』の人と比較しても、明らかに年齢のわりに“若々しい人”が多いのです。

 この不思議な現象は、なぜ起きるのか?
『9code』の原典である『易経』の理論から読み解くと、「雷の三碧」は、「草木が芽を吹き、成長するように、活気にあふれ、活動的」なのです。

 これは、よくも悪くも、自分の気持ちをため込まずに積極的に発言する気質が「雷の三碧」にあるからこそ、悪いエネルギーが上手に発散できるということを意味しています。

 飲み会などで、周囲との会話が楽しく、スイッチが入ってしまうと、ふっきれたようにマシンガントークになりがちなのも、「雷の三碧」。
「あなたは、子どもですか!?」というぐらい、子どもじみた言動も目立つ傾向にありますが、これも少年少女のような“まっすぐな気持ち”があるからこそ。

 そうやって、外にエネルギーを発散できているからこそ、ストレスをため込まず、若々しいのです。
 大人になっても、少年少女の精神があるからこそ、未来志向でエネルギッシュな「雷の三碧」が生まれます。ぜひ、身につけてくださいね。

 また、雷のように鋭い三碧の言葉ですから、人への言葉もきつい面もあります。しかし、そこに悪気はありません。
 それはいわば、「雷の三碧」の彼らにとっての“純粋な愛”なのです。
 周囲の人は、そこを理解して、雷の三碧人の言葉を受け止めてあげてくださいね。

 いかがでしたか?
 以上が「雷の三碧」の「9の質問」のうち、特に押さえてほしいベスト3です。
 あなたはできていましたか?

 本書には、「強運への9の質問(ナインクエスチョン)」のすべてを詳しく解説しています。
 6つで合格点。4つで及第点。3つ以下で落第点です。
 同じ「雷の三碧」の同僚とも、この課題に対して努力しているかが、仕事のできる・できないはもちろん、人生の豊かさにも、大きな差が出てきます。

 イメージすべき、「雷の三碧」の大きなテーマは、「勇気を持って、夢への一歩を踏み出す」です。
 未来志向で、持ち前のインスピレーションを生かせれば、ずっと豊かな人生を歩めるのも「雷の三碧」です。
 ひとつひとつでよいのです。
 実行できるよう、頑張ってみてくださいね。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6か国20都市以上にあり、塾生は700名超。