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就活前に知っておきたかった「内定の常識」
【最終回】 2011年12月19日
著者・コラム紹介バックナンバー
田口久人 [ヤングキャリアコンサルタント]

就活中こそ、親子で話そう!
説教よりも「質問」が子どもを伸ばす

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この連載も最終回となりました。最後は、お子さんの「考える力」を伸ばす質問方法をご紹介します。親とよく話す子は、大人との会話に慣れている場合が多いもの。「忙しそうだから」と遠慮せず、質問を投げかけてみてください。
※本連載は、『内定の常識~就職活動前に知っておきたかった52のこと』の内容を親が実践しやすいように「就活力を上げる言葉がけ」にアレンジし紹介しています。

「忙しそうだから」と遠慮しない

 これまで就活力を上げるための質問をいくつか紹介してきました。

 質問の良いところは「考えるきっかけ」を作れることです。質問を上手に使うことができれば、「考える習慣」を子どもに身につけさせることができます。

 就職活動が始まると、慌ただしい日々が始まります。その中で、立ち止まって、自分自身の行動を振り返る時間を持つことは、なかなか難しいもの。

 ただやみくもに突き進んでも内定をもらえるわけではありません。就職活動中の失敗や困難を乗り越えることで、学生も成長するのです。

 たとえば、12月になると思い出す学生(S君)がいます。私が初めてS君に会ったときのこと。「遅刻する」「相手について調べてこない」など、これまでの連載で紹介してきたことがまったくできていませんでした。

 ところが、数か月後。S君はなんと5社から内定をいただくことができました。

 彼が内定できたのは、自分のダメな行動を振り返り、社会人として当たり前の行動を学ぶことができたからです。

採用担当者が欲しがる学生 

 会社の規模、業界や業種が違ったとしても、採用担当者が口をそろえて欲しがる学生のタイプは「自分で考えることができる人」です。だからこそ、家族のコミュニケーションを通して、考える機会を増やすような質問をしてあげて欲しいのです。

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田口久人 [ヤングキャリアコンサルタント]

新卒専門のキャリアコンサルタント。東京都出身。慶応義塾大学を卒業後、広告代理店を経て「ヤングキャリア・コンサルタント」として独立。
人気ブログランキングでは就職活動部門1位を獲得。
米国NLP(TM)協会認定マスタープラクティショナー、JIPCC認定キャリア・コンサルタント、プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー。

http://www.geocities.jp/shukatunosusume/

 


就活前に知っておきたかった「内定の常識」

いよいよ12月から本格的な就職活動が始まります。今は、子どもの就職活動に両親が首を突っ込む時代。「親が関与することではない」といった批判もありますが、実は、内定が出る子の共通点は、家族で育めるような「当たり前のこと」なのです。本連載では、親が使える「就活力を上げる言葉がけ」を5回に渡りご紹介します。これをきっかけに、親子で就職活動について話し合う機会が生まれると幸いです。

「就活前に知っておきたかった「内定の常識」」

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