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2012年こそ買い時か?
マンション市場は盛り上がり必至!

吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]
【第98回】 2012年1月16日
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 本年1回目の記事となる。今年も不動産・住宅関連のお役に立てる情報をお届けしたいと思う。

 今年の初めの記事は「2012年、マンションは買い時か?」を考える。

 本連載の第96回「2012年は住宅・不動産は買い時か!?」の内容から、マンションについて深堀りしてみたい。

 近々マンションを購入予定の人、これから購入を検討する人、いつかは考えている人、すべての方に読んで損はない情報をお届けしたい。

 本連載の第93回では、「値下がりしないマンションの見分け方」について述べた。その中で、「消費マンション」と「資産マンション」という考え方を提示した。

 どちらがいいという2分類ではなく、マンション物件をこのように分類することで、自己資金やローン返済などを勘案した購入可能金額物件の中で、最適な物件を見定めることができるという考え方だ。

 2012年のマンション市場を考える前に、まずは2011年を振り返ってみよう。

震災や景気減速があったが
それほど市場は落ち込まなかった

 2011年前半は、徐々に不動産市場は底を打って上昇局面に入ると思われていた。そんな矢先に東日本大震災が発生し、首都圏を含む東日本各地ではマンションの販売・契約が、数週間、事実上ストップしてしまった。

 その後は、首都圏においては正常どおりに戻ったが、各ディベロッパーは新規物件の販売について様子を見定め、販売開始を延期する物件も多く見られた。

 しかしながら、発表されるデータを見る限り、新築マンションの月の契約率(当月契約戸数÷当月販売戸数)は、瞬間的な落ち込みはあったものの、1年を通じて70%以上を維持していた。

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吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]


早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。立教大学博士前期課程修了。船井総合研究所上席コンサルタント・Real Estateビジネスチーム責任者を経て、現在、ディー・サイン不動産研究所所長に就任。不動産関連企業・ハウスメーカー・設備関連メーカーなどを中心にコンサルティングを行う傍ら、不動産エコノミストとしてデータ分析、一般・投資家・企業向けの講演を多数行う。著書に『2020年の住宅・不動産市場』(朝日新聞出版)『「消費マンション」を買う人 「資産マンション」を選べる人』(青春出版社)など9冊。連載はダイヤモンド・オンラインをはじめ、各種媒体に月間6本を担当。オフィシャルサイト&ブログ http://yoshizakiseiji.com/blog/

 


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不透明な経済状況が続き、半年先の景気を読むことさえ難しい日本経済。この連載では、様々な業界やテーマで活躍する船井総研の専門コンサルタントが、業界別に分析し、半年先の景況感を予測していきます。

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