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山崎元のマネー経済の歩き方

インデックスファンドの具体的な選択肢

山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]
【第211回】 2012年1月30日
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 個人投資家が特に株式でおカネを運用する場合、国内株ならTOPIX(東証1部の株価指数)、外国株ならMSCI-KOKUSAI(日本を除く先進23ヵ国の株式で算出される指数)などの株価指数(インデックス)と同じリターンの実現を目指すインデックスファンドに投資するのが、無難で合理的だ。特に、外国株はインデックスファンド以外にない(手数料の差が大き過ぎるから)。

 だが、ひと口にインデックスファンドといっても商品が豊富だ。大別すると、通常のリテール向け国内公募の投資信託、国内上場のETF(上場型投信)、海外市場に上場されているETFの3種類ある。

 国内株に投資する場合は、投資金額と買い付けの頻度の二つで考える。毎月の積み立て投資など、1回の買い付け額が少額の場合は、リテール向けの普通の投信がいい。いずれも信託銀行系の運用会社が運用する、STAM(住友系)、eMAXIS(三菱系)、CMAM(中央三井系)のシリーズでTOPIXに連動する商品をネット証券で買うといい。ノーロード(購入時手数料ゼロ)で買え、ネット証券では1000円単位で積み立て投資ができる。

 一方、数十万円以上のまとまった資金を用意しているなら、国内のTOPIX連動型ETFで、残高が十分あり信託報酬が安いものを(1回で)買うといい。積み立て投資で金額が貯まったら通常の投信からETFに資産を移す「リレー投資」といわれる方法もある。

 なお、売り買いが容易なETFだからといって頻繁に売り買いをするのは愚かだ。「売り」は換金するときと、投資配分計画を変更したときだけでいい。

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山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]

58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、現在、楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表取締役。


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12社を渡り歩いた資産運用の現場に一貫して携わってきた視点から、「資産運用」の方法をどう考えるべきか懇切丁寧に説く。投資家にもわかりやすい投資の考え方を伝授。

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