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ワークス研究所の労働市場最前線

ノコギリ型成長曲線を歩むからこそ知っておきたい
21世紀型キャリアマネジメントの心得

豊田義博 [リクルート ワークス研究所 主幹研究員]
【第27回】 2012年2月9日
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あなたの仕事はどんな仕事?
自分の仕事を知ろう

 あなたが今、日々打ち込んでいる仕事――。それは、変化の激しい仕事だろうか?

 テクノロジーの進化によって、半年も経つと仕事の中身が変わってしまったり、顧客の要望が次々と増えたり、競合企業がどんどん新しいサービスを打ち出してくるために、それに対抗しなくてはならなくなったり、あるいは経営者や上層部の方針がころころ変わったり、というような仕事だろうか?

 または、変化の少ない仕事だろうか?

 資格を活用したり、過去に蓄積された膨大な情報や高度な知識を活用したり、完成まで5年や10年かかる息の長い仕事だったり、マニュアルがしっかりと定められており日々同じことを繰り返す、というような安定的な仕事だろうか?

 あなたが今担当している仕事は、高度な専門性を求められるだろうか?

 最先端の知識や技術を必要としたり、高度な専門知識が求められたり、特殊な技能を持っていないとやっていけなかったり、というような仕事だろうか?

 それとも、専門性というよりは、普遍的な能力を活用する仕事だろうか?

 コミュニケーション力が重要だったり、集団を統率することがカギだったり、自身の意欲や感情をコントロールすることが大切だったり、計画立案がポイントだったり、とにかくやりきることが肝要だったり、というような基礎力が中心になるような仕事だろうか?

 答えは人によってまちまちだろう。「変化は激しいし、専門性も大切」という人、「変化は激しいけど、専門性はあまり要らない」という人、「変化はあまりないけれど、専門性は求められる」という人、「変化はあまりなく、専門性もあまり求められない」という人。

 どの人が良くて、どの人はダメ、という話ではない。今、どのような仕事をしているかで、今後のあなたのキャリアはどう変化していくかが予測できるという話だ。

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豊田義博 [リクルート ワークス研究所 主幹研究員]

(とよだ よしひろ)1983年東京大学卒業後、リクルート入社。新卒採用広報の制作ディレクター、就職ジャーナル・リクルートブックなどの編集長を経て現職。主な著書に『就活エリートの迷走』(ちくま新書)、『新卒無業。』(共著/東洋経済新報社)、『「上司」不要論』(東洋経済新報社)などがある。
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超就職氷河期、非正規社員の比率の高まり、社内教育制度の限界など日本の労働市場は、大きな転換期にある。労働市場の研究所として名高いリクルート社のワークス研究所の研究員が、就職、転職、キャリアパス、制度問題など、労働市場を360度の視点から縦横に分析する。

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