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ワークス研究所の労働市場最前線

「自己チュー」「人を育てない」バブル世代ミドル
自己信頼に注目して再活性化の実現を(上)

五嶋正風 [ワークス研究所『Works』編集部員]
【第28回】 2012年2月23日
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 今回は35歳から49歳までのミドル層、なかでも今や40代となったバブル世代ミドルたちについて論じたい。

 「自己中心的だ」「下を育てない」「過去の成功にこだわり行動を変えられない」など、上下の世代から冷たい視線を送られているこの世代を再活性化させるため、ワークス研究所が提唱する「自己信頼」への注目をお勧めしたい。

 通常、会社組織におけるミドル層は、あらゆる職場で重要な役割を果たさなければならない存在だ。管理職に就いているいないにかかわらず、現場の仕事を進めるリーダーであると同時に、上と下の世代のつなぎ役であり、下の世代の指導者であるべきだろう。

 ところが現実のバブル世代ミドルは、冒頭に触れたように、「自己中心的だ」「下を育てない」「過去の成功にこだわり、行動を変えられない」と、上下の世代から厳しい指摘を受けている。「大量採用世代で数ばかりは多いのに……」という人事の嘆きも、一度ならず聞いたことがある。

「成果・アイデア泥棒」と
「クラッシャー」が多い

 このように組織の期待に応え切れていないバブル世代ミドルには、どのようなタイプが多いのだろうか。

 『フリーライダー』(渡部幹氏との共著)著者の河合太介氏は、「ただのり社員=フリーライダー」を、以下の4タイプに分類している。

 1、「成果・アイデア泥棒型」
  人から聞いたアイデアをいつのまにか自分のものにし、後でフォローや感謝もない

 2、「クラッシャー型」
  自分の仕事の客観評価ができず、批判する人に攻撃的になる

 3、「アガリ型」
  自ら仕事を探さず、評論だけで動かない

 4、「暗黒フォース型」
  やる気削ぎの達人で、ネガティブオーラ全開上司

 このうちバブル世代ミドルに多いのは、「成果・アイデア泥棒型」と「クラッシャー型」だという。

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五嶋正風 [ワークス研究所『Works』編集部員]

(ごとうまさかぜ)慶應義塾大学法学部政治学科卒、2000年リクルート入社。就職情報サイト「リクナビ」の企画・編集を担当後、03年4月から現職。「対話=ダイアログで紡ぐ人と組織の未来」「働く人の心を守れ」「イタリア企業のネットワーク」などを担当。


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