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マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー

“感動を呼ぶつくり話”も飛び交かう
ソーシャルメディアは小説よりも奇なのか!?

期待される情報精査の手法「統合知」の役割

藤田康人 [インテグレート代表取締役CEO]
【第8回】 2012年3月5日
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Facebookで共感を呼んだ
感動のエピソード

 2011年3月11日の東日本大震災からもうすぐ1年が経とうとしていますが、震災を機にマーケティングやコミュニケーションのあり方にもいくつかの変化がありました。

 その一つがソーシャルメディアユーザーの拡大と活用の幅の広がりです。震災後、多くの人がソーシャルメディアを生活の中に取り入れ始めました。特に実名登録制のFacebookユーザーは1000万人を超え、今や社会インフラともいうべき勢いで普及が進んでいます。

 ソーシャルメディアの普及により、親しい人びととコミュニケーションが取りやすくなった反面、ただでさえ情報過多といわれる現代において、情報の流通量がさらに増加していく傾向が強まっています。

 そんな世の中にあふれる膨大な情報のなかで、消費者は今、情報の量を追い求めるのではなく、情報の質を求めるようになってきています。少し前に世間を騒がせた「食べログ」のステルスマーケティング問題に象徴されるように、ネット上には雑多な情報が流通していて、そのクオリティーも玉石混合です。

 プロの記者、編集者がしっかりと取材を重ねて発信した精度の高い情報もあれば、情報ソースが不確かな間違った情報もあり、後者が多くの人にシェアされ、すごいスピードで広まってしまうことも少なくありません。

 最近、「実際にあった話」としてこんなエピソードがFacebookで拡散しました。

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藤田康人 [インテグレート代表取締役CEO]

慶應義塾大学を卒業後、味の素株式会社を経て、92年、フィンランド人の社長と二人でザイロフィン ファーイースト社(現ダニスコジャパン)を設立。素材メーカーの立場から キシリトール・ブームを仕掛け、キシリトール製品市場はゼロから2000億円規模へと成長。07年、株式会社インテグレートを設立し、代表取締役CEOに就任。著書に『どう伝わったら、買いたくなるか』『99.9%成功するしかけ』 『漂流する広告・メディア』講演活動も行っている。integrateGroupウェブサイト:http://www.itgr.co.jp/

 


マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー

インターネットなど双方向メディアの普及に伴い、従来の広告メッセージが届きにくい時代になったと言われます。どんな方法なら消費者とのコミュニケーションが成立するのか。「次世代IMC」を掲げる注目のマーケティング企業CEOがその極意を伝授します。

「マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー」

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