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連載経済小説 東京崩壊
【予告篇】 2012年3月5日
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高嶋哲夫 [作家]

東京崩壊【予告編】

『東京崩壊』連載にあたって。

 ――死者1万3000人、帰宅困難者650万人、避難所生活者460万人、経済被害112兆円。

 これは中央防災会議、首都直下地震対策専門調査会がまとめた、首都直下型地震の被害想定である。しかし、政府は東日本大震災の「想定外」の被害を考慮し、この被害想定をさらに上方修正しようとしている。

 首都直下型地震の30年以内の発生確率は、70%と言われている。

 だが、東日本大震災後、首都圏の地震活動が活発になり、マグニチュード7クラスの首都直下地震が、今後4年以内に50パーセント以下の確率で発生するという地震学者もいる。

 100兆円を超える経済損失が起こる可能性を秘めた巨大地震。そして首都機能喪失という事態。指令基地を亡くした日本の復旧、復興はさらに難しいことになる。

 また、世界経済に与える影響は計り切れず、日本発世界恐慌の可能性も秘めているのではないか……。

 この国に住み続ける限り、巨大地震は必ずくる。もう想定外などという言葉は通用しない。

 今後、日本が取るべき道は何か――。その答えを本連載では、私なりに探ってみたい。

※本連載は3月12日(月)からスタート。毎週(月)(水)(金)更新の予定です。お楽しみに!
 

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    高嶋哲夫 [作家]

    1949年、岡山県玉野市生まれ。1969年、慶應義塾大学工学部に入学。1973年、同大学院修士課程へ。在学中、通産省(当時)の電子技術総合研究所で核融合研究を行う。1975年、同大学院修了。日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)研究員。1977年、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)へ留学。1981年、帰国。
    1990年、『帰国』で第24回北日本文学賞、1994年、『メルトダウン』で第1回小説現代推理新人賞、1999年、『イントゥルーダー』で第16回サントリーミステリー大賞で大賞・読者賞など受賞多数。
    日本推理作家協会、日本文芸家協会、日本文芸家クラブ会員。全国学習塾協同組合理事。原子力研究開発機構では外部広報委員長を務める。


    連載経済小説 東京崩壊

    この国に住み続ける限り、巨大地震は必ずくる。もし巨大地震が東京を襲ったら、首都機能は完全に麻痺し、政治と経済がストップ。その損失額は110兆円にもおよび、日本発の世界恐慌にまで至るかもしれない――。今後、日本が取るべき道は何か。その答えを探る連載経済小説。

    「連載経済小説 東京崩壊」

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