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連載経済小説 東京崩壊

この国に住み続ける限り、巨大地震は必ずくる。もし巨大地震が東京を襲ったら、首都機能は完全に麻痺し、政治と経済がストップ。その損失額は110兆円にもおよび、日本発の世界恐慌にまで至るかもしれない――。今後、日本が取るべき道は何か。その答えを探る連載経済小説。

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「連載経済小説 東京崩壊」の全記事一覧
  • 最終回 バタフライ効果 

    [2012年08月31日]
    首都移転計画は国会審議も終わり正式に認められた。森嶋と村津は移転先の吉備高原を視察する。すべてが順調過ぎる――。森嶋はここ数ヵ月抱いていた疑問を口にするが、村津は答えない。そのとき森嶋の携帯電話が鳴った。ロバートからだった。

  • 第69回 首都移転プログラム 

    [2012年08月29日]
    首都移転チームの全員が全国を飛び回り、首都移転説明会が開かれた。ひと月もしない間に、吉備高原が新首都予定地として定着していった。同時に道州制の議論も活発化した。国民の新しい日本を求める気運は止めることが出来なかった――。

  • 第68回 ダラスの発表 

    [2012年08月27日]
    翌日、首都移転チームは移転先候補の話題で持ちきりだった。その日の午後、インターナショナル・リンクの新しい発表が予定されていた。全員の目がテレビモニターに釘づけになっている。CEOのビクター・ダラスはゆっくりと話し始めた。

  • 第67回 移転先の候補地 

    [2012年08月24日]
    森嶋、村津、優美子、ロバートの4人は、ダラスの部屋を訪ねた。ダラスは森嶋たちをスタッフが働く隣室に案内する。村津は彼らに首都移転の詳細を説明する。その後、村津は殿塚とともに総理と面談する。話は移転先の候補地に及ぶ――。

  • 第66回 財務大臣からの依頼 

    [2012年08月22日]
    地震を境に、世論の流れは大きく変わった。早く移転すべきだという賛成派が著しく増えたのだ。地震から数日後、森嶋は優美子から話があると外へ連れ出される。向かったのは財務省。部屋に入ると財務大臣と事務次官が待っていた――。

  • 第65回 首都移転反対のデモ 

    [2012年08月20日]
    総理の発表会見から1週間がすぎた。首都移転反対のデモは激しさを増していた。昼休み、森嶋と優美子は官邸を取り巻くデモを見に行った。マイクを持った若者が絶叫し、デモ隊が官邸に向かって動き始めた。そのとき大きな地震が起こった――。

  • 第64回 新しい日本の未来 

    [2012年08月17日]
    総理の発表演説とマスコミとの会見により、日本の首都移転計画はその日のうちに日本はもとより、世界中に広まった。村津は午後には国交省に帰ってきた。村津は首都移転チームの若手官僚たち全員を会議室に集めた――。

  • 第63回 総理の緊急放送 

    [2012年08月10日]
    総理は朝5時前に起こされ、渡された新聞を見て凍りついた。〈政府、首都移転を計画〉という見出しとともに新首都模型の写真が載っていたのだ。朝のワイドショーもその話で持ちきりだった。総理は直ちに首都移転計画発表の場を設けるよう指示を出した。

  • 第62回 戦闘開始3分前 

    [2012年08月08日]
    森嶋が7時すぎに国交省に行くと、すでに半数以上の者が集まっていた。問い合わせの電話が次々とかかってくる。優美子は森嶋がスクープ記事と何らかの関係があると疑っている。そこへ村津と遠山が事務次官室から戻って来た――。

  • 第61回 スクープ 

    [2012年08月06日]
    高脇の電話は途中で切れた。森嶋が自宅に帰ろうとすると今度は理沙から電話が。15分以内に行くという。理沙はタクシーでやって来た。理沙は「日本が沈没しかけているのに誰も有効な手立てを取ろうとしない」と憤る――。

  • 第60回 総理の視察 

    [2012年08月03日]
    総理と官房長官、村津らは車で六本木に向かった。新首都の模型を総理に見てもらうためだ。長谷川は総理に会議室に入るよう促す。中央には白い紙で造られた模型が置いてある。総理は無言でテーブルの上の模型を見つめた――。

  • 第59回 パニック 

    [2012年08月01日]
    〈5年以内の発生率は92パーセント以上〉――。京コンピュータが弾き出したシミュレーション結果の会見をテレビで見た総理は、首都移転の時期を大幅に前倒ししないととあせる。一方、東京の各地では金融機関に大量の人が詰めかけていた――。

  • 第58回 シンプルで平凡な都市 

    [2012年07月30日]
    長谷川は首都移転グループ全員に対して、この都市模型は一つの案であることを強調した。2時間ほど話して長谷川たちは帰った。説明が終わり、森嶋と優美子が話していると森嶋の携帯電話が震え始めた。高脇からだ――。

  • 第57回 新首都の全容 

    [2012年07月27日]
    村津は新首都の全容について、グループ全員に公表するという。森嶋は国交省への模型の搬入を手伝う。会議室には首都移転グループ全員が集まっていた。早苗たちの手によって箱のカバーが取られた。全員の目が中央に置かれた都市模型に注がれた――。

  • 第56回 サイバー部隊 

    [2012年07月25日]
    殿塚、村津、森嶋の3人はユニバ研究所をあとにした。殿塚と別れた後、村津は迷いのない口調で森嶋に言った。「首都移転は政治家に任せておけない。発注先を決め、十分な話し合いをしておく。それしか日本が生き残る道はない」――。

  • 第55回 電子議会システム 

    [2012年07月23日]
    目的地は株式会社ユニバの中央研究所だった。車が止まると、ユニバの玉井社長が出てきた。その隣には見覚えのある男が2人。1人はNTCの船山社長。もう1人はヤマトの鳥井社長だ。日本を代表するICT企業の3人の社長が並んでいた。

  • 第54回 危険水域 

    [2012年07月20日]
    メガバンクの頭取たちは、それぞれ言いたいことを言って帰った。総理はぐったりと椅子に座りこんだ。日本破綻を避けるためには、何か具体的な指示を出さなければいけない。しかし、総理は経済をまったくと言っていいほど理解できていなかった――。

  • 第53回 4人の頭取 

    [2012年07月18日]
    翌朝、森嶋が起きるとテレビのワイドショーはインターネットに流れた地震と富士山噴火の話題で持ちきりだった。一方、能田総理はサイバーテロ対策に追われ、眠れない夜を過ごした。すると秘書がやってきて京菱銀行の頭取が飛び込みで訪ねて来たと告げる。

  • 第52回 嵐の前の静けさ 

    [2012年07月13日]
    村津と殿塚が長谷川の事務所にやってきた。ダラスは殿塚のことを野党の重鎮として知っているようだった。村津はダラスに流暢な英語で首都移転について話し始めた。頷きながら聞いているダラス。しかしその顔は半信半疑だった――。

  • 第51回 新首都の模型 

    [2012年07月11日]
    森嶋はダラスと理沙をタクシーに乗せ長谷川の事務所に向かった。新首都の模型をダラスに見せるためだ。ロビーでは長谷川と早苗が待っていた。すると、ダラスは信じられないという顔で長谷川のことを見つめた。ダラスは長谷川に近づいて握手を求めた――。

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