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カードゲームをインフラ産業と捉え成長
海外開拓とソーシャルゲームで拡大狙う
ブシロード社長 木谷高明

週刊ダイヤモンド編集部
【第190回】 2012年5月25日
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 かつてコンテンツ系の会社を起こし、一世を風靡。株式上場も果たしたが、業績悪化となり会長を退任。その後、すぐさま新たな会社を設立し急成長させる。2012年には新日本プロレスを買収。キッダーニ男爵と名乗り、プロレスの試合に出たこともある──。

 この破天荒な経歴からは想像がつかないほど、木谷高明の外見は落ち着いている。劇的な人生を送ってきた経営者が醸し出しそうな、派手な印象をまったく与えないのだ。しかし、その目の奥には、すごみが漂い、話題がカードゲームのことになると、止まらなくなる。

 木谷は「カードゲームの可能性をまだまだ突き詰められると思ったことが、ブシロードを起業した理由」と熱を込める。

 小学生のころから社長になりたいと考えていた木谷は、1994年に山一證券を退社、ブロッコリーを設立する。

 キャラクターグッズの販売などで成長し、萌え系ビジネスの旗手として注目を集める。01年にジャスダックに株式を公開するところまではこぎ着けたが、赤字が続いてしまった。

大手が先行していたが
大会をきめ細かくサポートして拡大

 「当時のことはもう、いいじゃないですか。過去よりも未来のことを話しましょうよ」と、木谷は多くを語らないが、赤字の責任を取る形で、07年に会長職を退任しブロッコリーの経営から身を引く。

 しかし、カードゲーム格闘技好きが高じてついにはプロレス団体を買収するだけあって、へこたれなかった。

 キッダーニ男爵は不屈の精神で、再び立ち上がったのだ。同じ07年に早くもブシロードを設立した。

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