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三谷流構造的やわらか発想法

「超」日常からの発想
~ペットボトルのカタチのヒミツ
「地球人」を育てるためにコンビニへ行こう(後編)

三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]
【第38講】 2012年7月10日
著者・コラム紹介バックナンバー
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小学3年生のペットボトル身体測定

 先々週の「前編」では、新渡戸文化アフタースクールの子どもたちは、ペットボトルのナゾを求めて、コンビニエンスストア探検をし、その情報を整理し、炭酸のペットボトルが円柱であることに気づき、その理由を考えました。「カンガエル」だけでなく、そのナゾを解くために、また調べました。重曹とクエン酸を使った圧力実験です。見事、四角柱のペットボトルは円柱と化し、円柱ペットボトルはそのままでした。「シラベル」と「カンガエル」で円柱ペットボトルのナゾが解けました。

 次は、四角柱ペットボトルのナゾです。整理した大きな表を見てみると、今度は四角柱ペットボトルが意外と多いことがわかります。なぜでしょう? 円柱のほうが持ちやすいし、圧力にも耐えられるのに……。

 みなにいろいろ考えてもらったあと、「シラベル」のスタートです。やることは、「ペットボトルの身体測定」! ハカるのはペットボトルの、身長、体重、ウエスト、幅、です。

 おっとまった。ちゃんとなにかと比べないと、ハカったことになりません。2人1チームにして、四角柱ペットボトルと円柱ペットボトルを1本ずつ手渡しました。

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三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]

1964年大阪生まれ、福井育ち。小1のとき読書と読みかじりを人に教える快感に目覚め、駿台予備校では教えることの技術に衝撃を受ける。東京大学 理学部物理学科卒業後19年半、BCG、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2003年から06年までアクセンチュア 戦略グループ統括。途中、INSEADでMBA修了。
2006年から教育の世界に転じ、社会人教育と同時に、子どもたち・親たち・教員向けの授業や講演に全国を飛び回る。「決める力」「発想力」と「生きる力」をテーマに毎年8000人以上と接している。現在K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 主任教授(MBAプログラム)の他に、早稲田大学ビジネススクール、グロービス経営大学院、女子栄養大学で客員教授、放課後NPO アフタースクール及びNPO法人 3keys 理事を務める。永平寺ふるさと大使。
著書多数。『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)は啓文堂書店2012ビジネス書大賞、『経営戦略全史』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はダイヤモンドHBRベスト経営書2013第1位、ビジネス書大賞2014大賞、『ビジネスモデル全史』(同)はHBRベスト経営書2014第1位となった。
HPは www.mitani3.com

 

 


三谷流構造的やわらか発想法

発想法ってなんのために存在するのでしょう? ヒトと違うアイデアや答えを出すためです。統計的に有意な戦略なんて、定義により無価値ですし、統計的に正しい発想法なんてあるわけがありません。発想に「普遍性」や「高確率」を求めるなんてそもそも矛盾しているのです。発想法も、然り。これまでと違うものを生み出すには、新しい発想法がいま求められているのです。

「三谷流構造的やわらか発想法」

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