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女子社員マネジメントの教科書
【第2回】 2012年8月28日
著者・コラム紹介バックナンバー
田島弓子 [ブラマンテ株式会社代表取締役]

第2回
後輩ばかりひいきしている。
私なんかいないほうがいいんだ……
「女子」が陥りやすい3つの被害妄想

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第1回では男性上司の悩みを元に、女性の特性や資質について説明しました。一見、理解不能に思える女性たちの言動は、男性とは異なる女性生来の気質によるものも少なくありません。つまり、仕事において男女は差別してはいけないが、適切に区別はしたほうがいいということです。とはいえ、女性の資質が間違った方向に働いてしまったら、それは改めなければなりません。
そこで今回は「女性が陥りがちな意識」をピックアップし、仕事に対する意識を改善してもらうための具体策について説明します。

入社3年目ぐらいに訪れる
「1人でできるもん」現象

 とある入社3年目女子のお話です。ひととおり仕事を覚え、1人立ちしたばかり。後輩女子が同じ部に配属されたこともあり、やる気と焦りが交錯。仕事に精を出すのはいいけれど、複数の仕事を抱えてアップアップの様子。なのに誰にも相談せずに、1人黙って残業する日々です。

 そんな彼女の状況に、
「○○さん、取引先にまだ連絡していないみたいなんですけど……」
「明後日のプレゼン資料、どこまでできたか見せてと言っても『今やってます』の一点張り。本当に間に合うのか心配です」
  チームのメンバーも困り果てている様子なので、3年目女子に上司は声をかけました。

 「○○さん、取引先に連絡をした?」
「……今やろうと思っています」
「ってことは、まだやっていないんだよね」
たたみかけると、彼女はへの字口で
「このあとやりますけど」

 心配になってきた上司はさらにたたみかけます。
「あと明後日のプレゼンの資料はどうなってる?」
「……今やってるところです」
「どんな感じかちょっと見せてくれないか?」
すると彼女、キレ気味に一言
「課長はそんなに私のことが信用できないんですかっ?」

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    田島弓子 [ブラマンテ株式会社代表取締役]

    成蹊大学文学部卒。日本人材マネジメント協会会員。IT業界専門の展示会主催会社などにてマーケティングマネジャーを務めた後、1999年にマイクロソフト日本法人に転職。約8年間の在籍中、Windows 2000、Windows XP、Windows VistaなどWindowsの営業およびマーケティングに一貫して従事。当時、営業・マーケティング部門では数少ない女性の営業部長を務める。在籍中、個人および自身が部長を務めた営業グループでプレジデント・アワードを2回受賞。 2007年キャリアおよびコミュニケーション支援に関する事業を行うブラマンテ株式会社を設立。キャリアアドバイザーとして「若年層向け働き方論」「中間管理職向けビジネス・コミュニケーション」「女性活躍支援」の3テーマに特化し、社員研修、講演、公開セミナー、大学講義、執筆などの活動を行っている。日本生産性本部内「ワーキングウーマンパワーアップ会議」が主催する「エンパワーメント大賞(現 女性活躍パワーアップ大賞)」の立ち上げ時、推進委員を務めた。 著書に『プレイングマネジャーの教科書』『女子社員マネジメントの教科書』(ダイヤモンド社)、『ワークライフ“アン”バランスの仕事力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『働く女性 28歳からの仕事のルール』(すばる舎)、『「頑張ってるのに報われない」と思ったら読む本』(WAVE出版)がある。


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    女性社員は男性上司にとって「よくわからない」部下。どう扱ったらいいのかとお悩みの人も多いでしょう。しかし、働く女性が会社員の40%を超えた今、女性を「わからない」から放っておくのは贅沢の極みです。「今いるメンバーで成果を最大化する」ためには、女性活用が最大のカギを握るのです。女性や若者をプロのビジネスパーソンとして成長させるために必要な上司のマネジメント術、その具体策をお教えします。

    「女子社員マネジメントの教科書」

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