ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
35歳からの「転職のススメ」

会社のPC・メアドを使って懲戒免職に!?
仕事をしながらの転職活動に潜む危険な罠

高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]
【第11回】 2012年10月9日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 現職の仕事を続けながら転職活動をするのは、非常に大きな負担を強いられます。また、「大丈夫だろう…」という気の緩みから来た行動で、転職に失敗したり、今までに築き上げた周囲との関係にヒビが入ってしまう場合もあります。では、どのような点に注意しながら転職活動をすればよいのでしょうか?今回は、実際に転職活動を進めていくうえでの重要な注意点をご紹介していきましょう。

エージェントを活用する

 まず、時間がないなかで効率的に情報収集するには、エージェントの活用が必要です。彼らは明確な情報をたくさん持っています。現在は、大手の人材エージェントと専門型、ブティック型といわれる業界や職種特化型のエージェントを使う人が多いようです。やはり餅は餅屋。業界を詳しく知っている彼らと接触することで、効率的に転職活動を行うことができます。

 転職した元同僚に、良かったエージェントを紹介してもらうことも1つの良い方法でしょう。キャバクラではいつも指名するのに、エージェント選びは適当という不思議な方がたくさんいます。自分のキャリア、人生は大切にしたいものです。

退職願いは内定が出てから行う

 評価ミーティングのときや上司に叱られたときに、勢い余って「辞めます」と言ってしまう方がおられます。実は…私もその1人です。経験からすると、良いことではありません(笑)。

 次の転職先が決まっていないのに現職を辞めてしまえば、企業から足元を見られてしまう可能性が高いですしょう。ですから、内定が出る前に現職を辞めることは控えたほうが良いでしょう。

内定しても次の会社名は言わない

 ついつい内定先を現職の会社に言ってしまう方がいます。これも、ほぼ良いことはありません。現職の会社からみて、面白いことはないですし、悪口を言われたり、そこから説得工作が始まることもあります。また、ひどい話だと相手の社長に電話をする人や怪文書をまわすなんて人もいます。世の中いろいろな方がいるものです。

 ですから、たとえ内定先を聞かれたとしても、自分自身の仕事の情報ですので、むやみに現職の会社に言う必要はないでしょう。もちろん次の職場に変わったら、お世話になった方にはきちんとご報告、ご挨拶をすれば良いと思います。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]

宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業後、人材総合サービス・株式会社インテリジェンスに入社。同社にて人材紹介事業の立ち上げに参画し、営業、企画、カウンセリングを行う。その後、キャリアコンサルタントチームの運営と教育を任され、人事部採用担当として、数百人の学生、社会人と面談。キャリアカウンセリングによって適職へと導いた人材は3500名超、キャリア講演回数は100回以上に達する。インテリジェンス退社後、2005年1月、個人と企業をマッチングする人材サービス・株式会社キープレイヤーズを設立。著書に『絶対に後悔しない転職先の選び方』などがある。


35歳からの「転職のススメ」

現在、2人に1人が転職する「大転職時代」が到来しているにも関わらず、30代後半以上のビジネスパーソンの多くは「自分は転職なんて無理」と思っていないだろうか。しかし、実際は35歳以上でも十分転職できるとしたら…?本連載では、35歳以上のビジネスパーソンに対して、35歳からの転職の現状と、転職によって自分のキャリアや能力を見つめ直す重要性を説いていく。

「35歳からの「転職のススメ」」

⇒バックナンバー一覧