ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
インキュベーションの虚と実

明確な意図の下に集いゆるやかに連携する
コミュニティを進化させろ!
女性起業家グループ「SPARK!」

本荘修二 [新事業コンサルタント]
【第14回】 2012年11月12日
著者・コラム紹介バックナンバー
previous page
6
nextpage

第三期は新米ママ
のパワーに期待

 第三期は心機一転、初心に立ち返って、世の中を変えるべく発信をしていくつもりだ。引き続き、一人ひとりの女性起業家という“点”を、“面”にできるようにチャレンジしていく。

 その第三期メンバーは、現時点では以下のメンバーだ。

遠藤貴子 株式会社つ・い・つ・い 代表取締役
小笹文 イベントレジスト株式会社 COO
菊永英里 株式会社Chrysmela 代表取締役
西條美穂 Kids Inspire 代表取締役
佐々木裕子 ChangeWAVE CEO & Founder
白木夏子 エシカルジュエリーHASUNA 代表取締役
松村映子 heyday, Inc. 代表

 初期から継続しているのは菊永氏、第二期からは松村氏のみだ。この7名をみると、社会起業的な事業を手がけるメンバーも含まれており、活動内容は多様だ。これでグループの知識や経験値などの幅が広がるだろう。

 ちなみに菊永氏と白木氏が9月、佐々木氏が10月に出産を経験し、新米ママが三名いる。筆者はママによるスタートアップは、社会により良い未来をもたらそうというパワーが、強いと感じている。その意味で、第3期の活動はどのようなイノベーションが起こすか楽しみだ。

メンバーの構成には、これまでもだが、あらためて起業家精神と次の3つを重視したという。

(1)自らの意思を言葉にでき、自分の夢を語れる人
(2)自分の事業・サービス・プロジェクトなどを通して社会を変えたい人
(3)情報を惜しみなく共有し、つながり、さらに拡大できる人

単なる“群れ”にせず
意図を持って集うべし

 ここまで、SPARK!の魅力と存在意義などを述べてきた。ここまで読んで、同じようなグループを立ち上げようと思った読者の方もいるかもしれない。実際に、奥田氏や東氏、そして筆者は「私たちもSPARK!のようなグループをつくりたい」という相談を受ける。

previous page
6
nextpage
IT&ビジネス
クチコミ・コメント

facebookもチェック

本荘修二

新事業を中心に、日米の大企業・ベンチャー・投資家等のアドバイザーを務める。多摩大学(MBA)客員教授。Net Service Ventures、500 Startups、Founder Institute、始動Next Innovator、福岡県他の起業家メンター。BCG東京、米CSC、CSK/セガ・グループ大川会長付、投資育成会社General Atlantic日本代表などを経て、現在に至る。「エコシステム・マーケティング」など著書多数。訳書に『ザッポス伝説』(ダイヤモンド社))、連載に「インキュベーションの虚と実」「垣根を超える力」などがある。


インキュベーションの虚と実

今、アメリカでは“スタートアップ”と呼ばれる、ベンチャー企業が次々と生まれている。なぜなら、そうした勢いある起業家たちを育てる土壌が整っており、インキュベーターも多く、なにより、チャレンジを支援する仕組みが存在するからだ。一方の日本はどうなのだろうか。日米のベンチャー界の環境の変化や最新のトレンドについて、25年にわたってベンチャー界に身を置いてきた本荘修二氏が解説する。また日本でベンチャーが育ちにくいと言われる背景を明らかにし、改善するための処方箋も提示する。

「インキュベーションの虚と実」

⇒バックナンバー一覧