ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
inside Enterprise

TwitterやFacebook、LINEに
おされたミクシィがゲーム事業でDeNAと提携
強まる経営統合説

週刊ダイヤモンド編集部
2012年12月3日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage
DeNAとの提携を発表したミクシィの笠原健治社長(左)

 かつては日本最大のSNS(ソーシャルネットワークサービス)だったmixiを展開するミクシィに、経営統合説が噂される。相手はソーシャルゲーム「Mobage(モバゲー)」を展開するDeNA。

 今年2月にショッピングサイトのmixiモールで提携したのに続いて、11月22日にmixiゲームでの提携を発表した。来春までに、Mobageとmixiのスマートフォン(スマホ)でのゲーム開発基盤を共通化し、Mobageのゲームをmixiに配信することが可能になる。

 ミクシィの笠原健治社長は、「mixiのユーザーにとっては、新たなゲームが増え、楽しみが広がる」と、あくまでユーザー目線を強調。「サンシャイン牧場」などのように、マイミク(mixi上の友達)との交流や協力がメインの、これまでのソーシャルゲームも、「一定期間、継続する」と話す。

 それでも、ミクシィとDeNAの経営統合の可能性が噂されるのは、ミクシィに収益の柱が見えないためだ。

 ミクシィは、月に1度以上ログインするアクティブ会員を1400万人もつが、ピーク時に比べて100万人以上、減少。TwitterやFacebook、LINEの後塵を拝し、SNSによる広告収入がピーク時にくらべて半減している。

 この減少を、ゲームの課金収入が補ってきた。2012年に入ってからはゲーム収入が広告収入を抜いた。

 だが、笠原社長は「ソーシャルゲームの会社になるつもりはない。ゲームで得た収益は、SNSの機能向上などに投じる」と言う。とはいえ、収益モデルと機能向上の連動については手探りの状態だ。

 ゲーム関係者の間では、「今回の提携はDeNA側にメリットが大きい」という見方が強い。提携によって、DeNAは、利益率の高い自社開発のソーシャルゲームの新たな配信先を獲得できるからだ。しかも、mixiは20代、30代の女性ユーザーが多く、DeNAにとっては新たなユーザー獲得につながりやすい。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2017年3月4日号 定価710円(税込)

特集 文系こそ学べ 勝つための絶対スキル データ分析

統計分析 Excel入門 データに強くなる

【特集2】
コーヒービジネス大活況
サードウェーブの次に来る波

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


inside Enterprise

日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。

「inside Enterprise」

⇒バックナンバー一覧