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楽天 VS アマゾン
日本で勝つのはどちらだ!?

週刊ダイヤモンド編集部
【12/12/15号】 2012年12月10日
著者・コラム紹介バックナンバー
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アマゾンも驚く人気ぶり
日本に上陸した「キンドル」

 「人気商品につき、ご注文いただいてから発送までにお時間をいただいております」

 今年10月下旬、米アマゾン・ドット・コムが電子書籍端末「キンドル」の日本投入を明らかにした。インターネットのサイト上で受付を始めると予約が殺到。ネット分の在庫はすぐに売り切れてしまった。11月中も状況は変わらず、予約しても年明けまで待つ格好になっている。

 実は、アマゾンにとってこうした事態は誤算だった。在庫切れを最も嫌がる企業体質であり、本来強みであるはずの需要予測が外れたというのはアマゾンにとっては決して誇れることでないのだ。

 裏を返せば、出荷台数は明らかではないものの、それだけ顧客の期待を集めている製品といえる。

 もともと、キンドルは米国で2007年に販売を開始した。毎年のように改良が加えられ、イー・インクを採用した白黒画面の電子書籍端末から、アンドロイドOS対応のタブレット端末へと進化している。

 特徴はその価格にある。「顧客に求めやすい価格を提供する」として、これまで原価すれすれの安値で販売してシェアを広げた。メーカーのように端末販売で稼ぐ気はなく、自社の電子書籍や商品の販売につなげるツールなのである。

 もちろんこの5年間、日本への上陸が今か今かと言われ続けてきた。今年6月にアマゾンのサイト上で「近日発売」と打たれると業界は浮足立ち、大手経済紙も発売予測記事を何度も掲載したが、すべて外れた。

 だが、この電子書籍市場に思わぬ伏兵が現れた。楽天が傘下に収めたカナダ・コボ社である。キンドルと似た電子書籍端末を開発、今年7月に日本では先行して販売を始めたのである。

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