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世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本
【第2回】 2012年12月11日
著者・コラム紹介バックナンバー
和田裕美 [営業コンサルタント]

初めて買ってくださったお客さんから教えられたこと

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ベスト&ロングセラー『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』の抜粋連載の第2回は、和田さんが営業成績を伸ばすきっかけになったお客さんとのエピソードをご紹介。

「きっかけ」になりたい!

 私が彼女、麻生さんに出会ったのは新宿の高層ビルの地下1階にある本屋さんでした。
 英会話スクールの紹介ということで置かれた小さいカウンターの前に立ち、アンケート用紙を「どうぞ」と言って差し出したときに、それを手に取ってくれたのが彼女でした。
 どきどきしながら私はトレーニングで習ったように話し始めました。

「今までに学校の勉強以外で英語の勉強をしたことがありますか?たとえばNHKとか……」
彼女「NHKの講座は何度か見ました」
「そうですか、なかなか続かないですよね……」
彼女「ええ、まぁ……」

 そのときに、私は彼女がすごく重そうな黒のボストンバッグを持っているのが気になったのです。「重いかばん持って立ってるのって、しんどいよな」と……。
 私はマニュアルどおりのセリフをすっかり忘れて、こう言いました。

「あの、かばん置いてください。すごく重そうなんだもの」
彼女「えっ?あ、はい、すいません」
私「ぜんぜん話は違うのですけど聞いてもいいですか?あの、そんなに大きいバッグ……何かスポーツされているんですか?」
彼女「はい、実はダンスやってるんです」
「えっ、すごーい、かっこいいですね」
彼女「いいえ、そんなことないですよ。まだまだ下っぱで……」
「えっ?じゃ、どっかで踊ったりしてるんですか?」
彼女「はい、ディズニーランドでピーターパンの行列のときに緑の妖精の格好で……」
「あっ、見たことある!かっこいいなぁ」
彼女「でも、誰かわかんないくらいメイクしてるしね(笑)」

 そうやってなんとなく話しやすい雰囲気になったときに、私はふと気がついたことがありました。「今日私は英語の話をしにここに来ていて、彼女と出会って、楽しく話せたってことはきっと意味があるんだろうなぁ」(心の声)

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和田裕美(わだ・ひろみ) [営業コンサルタント]

外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、プレゼンしたお客様の98%から契約をもらうという「ファン作り」営業スタイルを構築し、オリジナルの営業手法によって日本でトップ、世界142カ国中2位の成績を収めた女性営業のカリスマにして先駆者。 短期間に昇進を重ね、女性初、最年少で2万人に1人しかたどりつけないと言われる支社長となる。その後、企画室長、マーケティング部長、最後には最年少の営業部長となり、全国20支店、100名を統括する立場となる。当該企業の日本撤退に伴い独立。執筆活動の他、営業・コミュニケーション・モチベーションアップのための講演、セミナーを国内外で展開している。 著書は女性ビジネス本の先駆けとなった『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』はじめ、『幸せをつかむ! 時間の使い方』『人づきあいのレッスン』『「やる気」が出るコツ、続くコツ』(以上、ダイヤモンド社)、『和田裕美の人に好かれる話し方』(大和書房)、『失敗してよかった!』(ポプラ社)など多数。


世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本

これまで「デキル営業」と言われてきた人たちが必ずしも好成績を上げられなくなってきた。押しの強さや「数打ちゃあたる」という考え方が通用しなくなってきたからだ。自身、バブル崩壊後に営業の世界に入り、それまで常識とされてきたことの逆を行ってトップとなった著者が、「私がどうして成功したか」をもとに、数々の営業指導の実績をケーススタディとして披露する。いまひとつ伸び悩んでいる人、突然営業に配属されてしまった人に、勇気とヒントを与えるとともに、部下指導に悩む営業マネジャーにも良いガイドとなるだろう。

「世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本」

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