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加藤嘉一の「だったら、お前がやれ!Ⅱ」思考停止のニッポンをぶった切る

初公開!2012年の通信簿
自らを追い込み成長へつなげる5軸・8項目の自己採点

加藤嘉一
【第14回】 2012年12月25日
著者・コラム紹介バックナンバー
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チームプレーのDOY

 師走も大詰めとなった今日、ルーティーンの業務以外に、年末特有の各種事務手続きや忘年会などで、読者の皆さんはお忙しくされていることと察する。ぜひ、心身共に充実した日々を送られ、ご自愛いただければとボストンから願っている。

 本連載「だったら、お前がやれ!」(DOY)もI、II含め、皆様のご支援とご指導があったおかげで、筆を進めることができた。20歳からさまざまなメディアで原稿を書き始めて早8年、常に心に留めてきたことがある。

 「読者の存在無しにして、作者の存在価値はゼロ」

 読者がいるから、著者は頑張れる。気持ちが折れそうになっても、己を奮い立たせようと歯を食いしばることができる。そこから生まれる刺激と幸福感に、私は生かされている。

 この場をお借りして、読者の皆様に衷心より感謝の意を申し上げたい。いつも、ありがとうございます。

 読者と著者の橋渡しをしてくれるのが編集者である。著者は往々にして、とにかく自分の言いたいことを、わがままに言おうとする自分勝手な存在だ。読者の皆様も、同じ人間であり、往々にしてさまざまな欠点を抱える著者に多くを求める。

 両者は自然体で付き合えば必ず喧嘩のようになり、建設的なコミュニケーションは生まれなくなってしまう。互いの齟齬を緩和し、有機的な関係を構築するために不可欠な役割を果たしているのが編集者だ。

 私はいつも口酸っぱく言ってきた。

 駅伝も、サッカーの試合も、政治も、世論も、教育も本質は一緒。流れを変えるのは“個”、創るのは“チーム”、だと。

 DOYにも、キャプテンを務める編集者と、両脇を固めてくれる二人のチームメイトがいる。3人とも私と同世代だ。

 DOYはチームとしてこれまで闘ってきた。そのことを読者の皆さんにお伝えしておきたい。3人の同志がいるから、私は思い切って書けるのだ。

 1年の最後に、私を含めたDOYチームで一貫して伝えてきた、我々のモットーでもある当事者意識=オーナーシップを、もう一度共有したい。

 無責任な批評はするな。

 批評するなら代案を出せ。

 自分にできないのに、やろうともしないのに、とやかく言うな。

 だったら、お前がやれ!!

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「われ日本海の橋とならん」(ダイヤモンド社)

人の波がぶつかりあい、時代のエネルギーが炸裂する。アジアでいちばん激しく、生命力があふれた国、中国。その中国で「もっとも有名な日本人」となった著者が、内側から見た人にしかわからないリアルタイムの中国を語ります。そこから見えてくるのは、中国、日本、世界の現在。日本は、そして日本人は、これからいったいどこへ向かえばいいのか。私たちの課題もみえてきます。

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加藤嘉一 

1984年生まれ。静岡県函南町出身。山梨学院大学附属高等学校卒業後、2003年、北京大学へ留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。北京大学研究員、復旦大学新聞学院講座学者、慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)を経て、2012年8月に渡米。ハーバード大学フェロー(2012~2014年)、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院客員研究員(2014〜2015年)を務めたのち、現在は北京を拠点に研究・発信を続ける。米『ニューヨーク・タイムズ』中国語版コラムニスト。日本語での単著に、『中国民主化研究』『われ日本海の橋とならん』(以上、ダイヤモンド社)、『たった独りの外交録』(晶文社)、『脱・中国論』(日経BP社)などがある。

 


加藤嘉一の「だったら、お前がやれ!Ⅱ」思考停止のニッポンをぶった切る

「だったら、お前がやれ!」

 この言葉が意味すること、それは「対案の無い無責任な批判はするな」ということだ。「自分はどう考えるのか」、そして「自分は具体的にどのような行動をとるのか――」。何かに意見するとき、加藤氏は必ず自らに問いかける。加藤氏の行動規範としているものだ。
日本社会に蔓延る無責任な論評を、加藤氏の視点で切り込み、加藤氏なりの対案や考え方を示してきた本連載のシリーズ第2弾。2012年8月に加藤氏が拠点を中国北京から、米ハーバード大学ケネディースクールへ移し、新たなチャレンジをスタートさせる。2012年4月から8月までの第1弾とはひと味違う、加藤氏の言葉をお届けする。

「加藤嘉一の「だったら、お前がやれ!Ⅱ」思考停止のニッポンをぶった切る」

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