■自分のデスクにいるとき……
・パソコンとスマホで同期できるメインのメモ帳アプリをひとつ選ぶ(ひとつに絞ることが大事。どこにメモしたか迷わないために)
・補助として、右利きなら机の右側に左利きなら左側に必ずA4の裏紙とペンをワンセットで置いておく
・メモ帳アプリに直接書き込むときの基準は「翌日以降、使う情報か否か」。当日しか使わない情報は裏紙に書き、退社時に捨てる
■席を立っているとき……
・スマホの音声入力を使ってメモ帳アプリにメモする(正確性にはこだわらない)
・A4の裏紙を四つ折りにして、ゴルフで使われるクリップ付きの鉛筆と一緒にシャツやズボンのポケットに入れておく(クリップ付きの鉛筆は100円均一のお店でも買えます。本を読むときもしおり代わりになるので便利です)。デスクに戻ったら「翌日以降、使う情報か否か」を基準にしてメモ帳アプリに書き写す
・スマホも裏紙も反射的に出せるように入れるポケットの場所だけは決めておく
■会議のとき……
・始めからノートパソコンを持参し、メモ帳アプリに直接書き込む(会議が始まったらマナーとしてキーボードを打ち込む音は普段よりソフトにする)
・日付と出席者を真っ先に書く
たったこれだけであれば、おそらく誰でも続けられると思います。
まずは、がんばって記憶しておこうという努力が、実はワーキングメモリという限られた資源を圧迫している事実を自覚すること。そうなれば、これまでよりもメモをする意識は高まるでしょう。
そしてメモをとることの意味が本当に腹落ちすれば、形にこだわるよりもいかに続けられるかが重要であることもわかり、習慣として続けられるようになるのです。